CASA

高知県南国市のインテリアショップ、カーサ・シモダのブログです。

ギャッベ展4日目です。 

2012年03月27日 | スタッフ日記

今日は、暖かくていいお天気です

こんな日はギャッベもお日様の日差しを浴びてとってもキレイです

 

おとといですが、お客様に『ライオンギャッベ』を選んでいただきました。

一目惚れだそうです

ライオンは『王様の象徴』 

上下にあるのは 生命の木『健康、長寿の願い』

周りにあるのは 地母神(エリベリンデ)『女神像、豊穣への願い』

カラフルでインパクトのある とても美しい ライオンギャッベです。

 

ライオンギャッベといえば 私は今までオールドギャッベでしか見たことがなかったのですが

このギャッベは新しく織られた また珍しいものです。

世界的なギャッベブームの始まりは ライオンギャッベともいわれるほど。 

ライオンを見たことのない織り子たちによって自由に織りあげられるオリジナル性の高いギャッベは

非常にユニークで またアート性も高く 見る人を魅了します。

 

ライオンラグに魅了され、日本有数のライオンラグ コレクターでもある 玉木康雄さんは

「ライオンラグ~知られざるイラン遊牧民の手織絨毯」という本を出版しています。

 

その中にはこう書かれています。

『美しいと感じるライオンラグに出会ったということは

遠くイラン・ファースト州の織り手と鑑賞者の感性がシンクロしたということであり、

「ライオンラグ」を通じて名もないアーティストである彼女と

共感できるものがあったというその真実を私達が認識できれば素晴らしい』

 

この本を読んで、ライオンギャッベを選んでいただいたことを

改めて嬉しく思いました