南阿蘇へ３。

私
「この神社の狛犬って本物の犬さんなんですね？」
宝来宝来神社のホギくん
「ええ、ここでは私が狛犬ですたい。」



私
「普通狛犬って『阿』と『吽』の２体あるみたいですけどここはホギさんひとりですか？」
宝来宝来神社のホギくん
「・・・・・・・・・・。」



宝来宝来神社のホギくん
「阿！」



宝来宝来神社のホギくん
「吽！・・・。」



宝来宝来神社のホギくん
「一人二役ですたい・・・・・。」
私
「はあ・・・・・。ところで、ここには色々な神様がたくさんいらっしゃるようですが・・・。」



私
「どの神様にお願いするのが一番ご利益があるんですかね？」
宝来宝来神社のホギくん
「それは、ご神体の当銭岩ですたい。でもここだけの話それよりももっとご利益があるのは、」



私
「えっ？！ご神体の当銭岩よりもっとご利益のあるものがあるんですか？」
宝来宝来神社のホギくん
「はい、それは私にさっきのビストロゴン太をもうひとつ食べさせることですたい・・・・・。」



宝来宝来神社のホギくん
「そうすれば、そなたの願い事は必ずや叶うであろう、あ～ホギホギ・・・・・。」
私
「・・・・・・・・・・。」



宝来宝来神社のホギくん
「さっ、ビストロゴン太を・・・・・。」
私
「猫さんの小屋の横に置いておきましたから、あとでお父さんにもらってください・・・。」



宝来宝来神社のホギくん
「せっかく、最高のご利益がある方法を教えてあげたのに～！」
私
「・・・・・ただホギさんがご飯を食べたかっただけのことじゃないですか・・・・。」



宝来宝来神社のホギくん
「ケチ～～ぃ！」