以前、「発電方法」のところで、「宇宙太陽光発電(SSPS)」を
図示して紹介していたが、簡単に紹介すると、
地上36,000km上空に太陽光発電衛星を打ち上げ、
約2km四方の太陽光パネルで集光して、地上へ
マイクロ波として送信し、地上で電気に変換するもの
である。( http://p.tl/6cL0 )
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によれば、まだ基礎研究段階
というものの、天候や季節、昼夜にほとんど左右されることもなく、
天然ガスや石油などと違って枯渇する可能性もないことから、
2030年代の実用化を目標として、鋭意、研究が重ねられている、
というのが報告されていたが、最近になって、USAの海軍調査
研究所(NRL)や、SolarEn社などが、2016年にも発電を開始する
計画だとの情報が掲載された。
(2014.3.19 http://wired.jp/2014/03/19/space-solar/)
威勢はいいのだが、スペースシャトルが博物館送りになった今、
ISS(国際宇宙ステーション~船長:若田光一さん)と行き来が
できるロケットはソユーズ(ロシア)だけであり、後先考えずに
「宇宙協力停止(ISS除き)だ!」との声明を出してはみたものの
(http://p.tl/nYwc)、ロシアが対抗措置として、USAにソユーズを
提供しない、なんて発表でもしたら・・・・まぁ、オバカの負けだな、今回も。
また脱線してもうた・・・
発電だが、
宇宙太陽光発電も含め、ここ に一覧が載っているが、
身近なところでは「カミナリ雲」が、電気をいっぱい持っている
訳であり、これを何とか地上に持ってきて、貯めておくシステムを、
金沢工大の饗庭教授が考案している。
その他にも、清水建設が、月に太陽光発電所を建設して
地球に送電するという「月太陽発電」システムの構想を掲げている。
発電衛星を打ち上げるより大きな構想だが、こういう壮大な構想は
応援していきたいなあ。
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スマホにインストールしてみたが、まぁ、新規文書の作成や編集も
可能なことは可能だが・・・・、スマホだからいいようなものの、
PCならカナヅチを振り下ろしてたな・・・・。