写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

立春

2014年02月04日 | 宇宙・科学

 

 

春寒の候. 立春とはいえ、まだまだ寒い日が続いて

おりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか・・・

 

時機を失した年賀状は「寒中見舞い」とされ、立春の

前日(2月3日)ごろまでに出すものとされるが、その

タイミングもはずしてしまったら―― 「余寒見舞い」。

 

その余寒見舞いの冒頭で、時候の挨拶として用いられる

定番の文言が、「春寒の候. 立春とはいえ・・・」

 

 

立春とかの二十四節気(にじゅうしせっき)には、いくつかの

定め方があるが、最も一般的なのは、太陽が1年間に回る

軌道の位置を、春分のときを基点として24等分に区切り、

360°/24 =15°ずつに、それぞれ季節を表す名称をつけた

ものである。

 

立春は、315°に位置する。

 

 

 

見方としては、

太陽が、たとえば冬至の位置にあるときに、

地球の軸が1回転すれば「1日」となる。これでは、北半球には

あまり陽があたらない、という感覚がつかめるだろうか?

 

逆に、夏至のころは、多く恩恵を被ることになる、という図である。

 

 

旧暦では、月の満ち欠けを主な基準にしていたため、暦と季節感覚に

ズレが生じることもあったが、二十四節気は 「太陽の位置」を

基準にしているので、農作業とかには非常に役立った。

 

・・・どうして太陽の位置を知ったのか、を書き出すと長くなるので

割愛させていただくこととして、夏至と冬至は「二至」、春分と秋分は

二分」と呼び、併せて「二至二分」と呼ばれた。

 

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」は「四立」、「二至二分」と「四立」を

あわせて「八節」とされていた。

 

 

その年によって多少の変動はあるが、太陽の見かけの位置と、

2014年の日付(日本時間)は、下記のとおり。  

小 寒

285 °

1月05日

大 寒

300 °

1月20日

立 春

315 °

2月04日

雨 水

330 °

2月19日

啓 蟄

345 °

3月06日

春 分

0 °

3月21日

清 明

15 °

4月05日

穀 雨

30 °

4月20日

立 夏

45 °

5月05日

小 満

60 °

5月21日

芒 種

75 °

6月06日

夏 至

90 °

6月21日

小 暑

105 °

7月07日

大 暑

120 °

7月23日

立 秋

135 °

8月07日

処 暑

150 °

8月23日

白 露

165 °

9月08日

秋 分

180 °

9月23日

寒 露

195 °

10月08日

霜 降

210 °

10月23日

立 冬

225 °

11月07日

小 雪

240 °

11月22日

大 雪

255 °

12月07日

冬 至

270 °

12月22日