地図のない旅

地図を持たない行き当たりばったりの旅日記です。旅先で触れたこと、感じたことを写真を織り交ぜて綴っていきます。

本気のDIY 「ドアホン取替工事」

2016-02-06 22:26:52 | ☆本気のDIY
画像にあるように、モニターは真っ白。
しかも呼び出し音が全く鳴らない状態になりました
古い型式(Nationalとは懐かしい)ですし、モニターは白黒画面。録画機能もなし。
最近のものはカラーが当たり前ですし、静止画や動画まで撮れます。
まあ、この際買い換えるしかないでしょう。

ネットで何件かの業者をちょっと調べてみましたが、基本工事費が1万円前後、電源コンセント工事が5千円~。
既存の電源等の配線が利用できず新設した場合など、その他工事時に発生した経費は別途と言うのが何となく平均値でした。
もちろん、機械本体は別です。

機械本体は安いもので1万円前後。電話や火災報知機と連動したり、子機を増やしたりすると数万円~って感じです(まあそこまで必要ないですが...)
業者に機器も含めて工事一式で頼むとかなり割高になるんだろうなぁ...。

電源をコンセント式のものにすると工事費は抑えられるか、自分でもできそうです。
待てよ、今引いてある配線が使えるなら、機器の取替えだけで済むんじゃないか?

で、amazonで探して、Panasonic カラーテレビドアホン VL-SV36KL ¥8,980-(今日現在の価格は1万円を超えています)を購入しました。
単純に玄関子機が1台で、当然カラーモニター。
録画録音(動画)も撮れるし、不在時の来客も静止画が自動撮影できる代物です。
人気ランキングでも上位で、口コミも高評価。
もうこれしかないでしょう。



 ドアホン取替工事

さて、購入したドアホン本体も届き、いよいよ取替工事です。(宅急便で届いた時に、在宅していたのにドアホンが鳴らず、不在票が入れられ、再配達になったのは言うまでもありません
ニッパー、ラジペン、ドライバー各種は元々持っています。
モルタルの外壁に穴を開けるための電動ドリルなどあらかじめ借りてきたり、それ用のビスを購入したりして、ドアホン取替え工事の準備は整いました。





まずは玄関の子機から取り替えます。
子機から先に換えると、本体を換えなくても場合によって繋がるかも知れないからです。
繋がれば、少なくとも配線が断線したりの不具合がないことが確認できます。
そしてこのコードはそのまま新しい機器を繋ぎ直すだけで使用できます。
これで繋がらないとなると、コードを引き直す事になるため、少々大掛かりになります。

氷点下の屋外作業は厳しいものがあります。
工事の季節を誤ったかも知れません







開けてびっくり。
意外と劣化してます。






かなり汚れています。
永年の雨風、雪などの影響なのでしょう。





当時工事した人は、かなり雑にやったとみえます。
配線を繋いでいるビスが錆びているのは仕方ありません。
が、画像の手前のビス止めは良いですが、奥のビス止めは、被覆が剥けているところが長すぎます。
これではコードの内部まで劣化してしまいます。





壁面の汚れ、くもの巣、虫の死骸もすごいです。
壁の汚れを落とし、コードも綺麗に拭いて、コードの劣化した先の部分をニッパーで大き目に切り落とし、被覆も剥き直してひねっておきます。





台座を取り付けますが、前に空いていたビス穴がそのままピッタリ合ったので、ドリルの出番はありませんでした。
同じパナソニックの製品を選んで正解です。






子機にコードを取り付けます。
これは無極性なので、プラスもマイナスもなく、どっちをどっちに結線しても構いません。
ただ、機器によっては極性があるので注意が必要です。





子機取り付け完了です。
わかりづらいかも知れませんが、下部に赤いランプがついています。
親機は繋がっているので、これでコード、配線による故障ではなかったことがわかります。
コードはこのまま使えるということです。

ここまで所要時間は約10分。
氷点下の中、順調です。


続いて室内に戻り、親機の取替えです。
トップ画像の本体をはずすと何か妙です。
ちょっと大き過ぎる座金です。
ここからは、安全を考えてブレーカーを落としてからの作業です。





コードが2本出ています。
左側のグレーのは、玄関子機と繋がるチャイムコードです。
で、右側の黒っぽいのは電源コードと思われるのですが細すぎます。
AC100Vとは思えないし、ちょっと嫌な予感がします。

謎が解けました。
座金を外していくと、下部の壁の内側に何かネジ止めされているのに気が付きました。
いわゆる「アダプター」ってやつです。
壁内部の配線からAC100Vを取り、アダプターでDCに変換しいているわけです。
今回購入したものは、コンセントからでも直結でもコードを付け替えて両方使えるものですから、どの道アダプターは必要ありません。
壁の中に余計なものがあっても嫌なので、引っ張り出すことにします。





かなり大きなアダプターでした。
引っ張り出すのに苦労しました。ムダに大きな穴が壁に開けられていた理由も分かる気がします。

永年の使用で、アダプターの結線部分のコードにも劣化が見られたので、ニッパーで線を切ってアダプターをはずしました。






しかし、前に工事をした人は雑な仕事です。
見えないところだから良いですが、何度もビスを打ち直したり、壁が割れたりとひどい有様です。
これでは座金を取り付けても安定しません。
今までドアホンが落ちてこなかったのが不思議です。

実は、この日親機は仮止めにして、翌週末に木材やら石膏ボードの補修材やら壁紙の接着剤を購入して、壁を補強してから取り付けました。





完成です
まさか大工仕事までするとは思いませんでした。
壁補強については、色々と手が汚れていたり、片手で押さえながらビスを打ち込んだりだったので、画像を撮る余裕もありませんでした。



ここで、注意事項ですが、このようにコンセント式でなく電源直結で取り付けを行う場合は、「電気工事士」の資格が必要です。
良い子の皆さんは、資格がなければ真似をしてはいけません 


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2 コメント

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Unknown (グリーンサム)
2016-02-07 08:45:34
お久しぶりです。お元気そうで何よりです。

以心伝心でしょうか?礼次郎さんどうされているのかなぁと思っていた矢先の更新でうれしかったです。

また素敵な写真が見たいですよ~カメラがさび付いちゃいますよ。(笑
返信する
☆グリーンサムさん (礼次郎)
2016-02-08 21:10:29
お久しぶりです。

最近はなかなかおでかけする機会もなく、旅記事のUPができていませんが、かなり充電期間も長くなってきたので、ぼちぼちと再開する予定です。
気長にお待ちください
返信する

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