城陽人のフォトアルバム

季節の移ろい、日々の情景、目に映る景色、町並みの風情や、カメラに映った画をそのままに貼り付けてゆきたいと思っております。

四国八十八ヶ所遍路旅<第4回>

2016年07月31日 | 四国八十八ヶ所遍路旅
 

2005年1月6日7日と1泊で第4回目四国八八ヶ所遍路旅に行ってきました。
正月早々のこともあってか霊場は人出は少なかったです。

第二十番鶴林寺・山門
那賀川上流の山間の山頂にあります。
 
   
 
寺名の通り一対の「鶴」が仁王像と一緒に山門に立っています。


鶴林寺本堂

 大師堂の前には雪が残っていました。

 

 鶴林寺3重塔と地蔵菩薩

この3重塔が第二十一番太龍寺から那賀川を隔てて一山向こうに見えます。

第十九番立江寺・山門



立江寺本堂

立江寺多宝塔と灯籠
灯籠に風鐸がぶら下がっています。チョット珍しいですね!

  

立江寺の本尊は地蔵菩薩です

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お大師さんの足元に注目! 暖かな分厚い脚絆を履いておられます。

第十八番恩山寺・山門はバスでは乗ったまま通り過ぎてしまいます。

本堂天井の千社札・本堂はこの写真の上でしょうか下でしょうか?
 その通り札の頭の向いている方が本堂です。でも反対のもありますね?

正月なので鐘楼にも注連飾りがありました。

  

このお寺はお大師様のお母さん(玉依御前)ゆかりのお寺です。

前の立江寺のお大師様と見比べて下さい。どこか違います。

そうですこちらのお大師様は背中に野宿の為のゴザを背負っていらしゃいます。

この粗末な荒れたお堂に下の仏様達が祀られていました。

 釈迦の十代弟子達

地蔵菩薩様達

駐車場にはまだ紅葉が色付いたままのっこていました。


第二十一番太龍寺



和歌山の高野山の伽藍配置に似ていることから「西の高野山」と呼ばれています。

 鐘楼

大師の御廟

 

大師堂・堂の周りには華麗な透かし模様が見事に彫られていました。
中国「司馬温公」の逸話「竹林の七聖人」の物語でした。

    

山中の修行中のお大師様の像です。本尊は虚空蔵菩薩様です。

 

太龍寺多宝塔と灯籠・鶴林寺も立派でしたがこちらも美術的に優れているのではないかと思われました。

天井一面に描かれたその名も「天井龍」

太龍寺前庭の飛び跳ねる蛙・何となく鳥羽僧正の鳥獣戯画の

 漫画チックなユーモラスな姿がいいですね!?

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第二十二番白水山平等寺

山門

 

平等寺本堂・水天の彫り物が極彩色で美しい。

  

  

  左上:大師堂屋根瓦が「白」の字になっています。白水山の山号の文字です。
左下:本堂の天井・これまた極彩色の見事な文様です。
右上:霊験あらたかなお香水・水天水神
右下:大師堂の軒瓦・象の鼻のようです。

閻魔大王

 

第二十三番薬王寺


  

左:遍路道昔からの石の道しるべ右:この薬王寺は八十八ヶ所にも数えられますが、四国では「厄除けのお寺」という方が名が通っているようです。

厄除けの方が石段に一円のお賽銭を一段ずつ厄除けの年の数だけおかれていきます。

大師堂


 

境内からは日和佐城が遠望できました。
正月なので「賀正」の文字も見えます。

今回は帰りの時間は早く瀬戸大橋もまだイルミネーションはありませんでした。


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