感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」49ー五官その1ー

涼しいを通り越して寒くなってきましたね。

さて、
感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」48ー慎色欲その5ー

のつづきです。

今日から、五官（耳・目・口・鼻・体）の項です。

心は人身の主君也。

故天君(てんくん)と云(いう)。

思ふ事をつかさどる。

耳目口鼻形此五は、きくと、見ると、かぐと、物いひ、物くふと、うごくと、各其事をつかさどる職分ある故に、五官と云。

心のつかひ物なり。

心は内にありて五官をつかさどる。

よく思ひて、五官の是非を正すべし。

天君を以て五官をつかふは明なり。

五官を以(もって)天君をつかふは逆なり。

心は身の主なれば、安楽ならしめて苦しむべからず。

五官は天君の命をうけ、各官職をよくつとめて、恣(ほしいまま)なるべからず。

・心は体の主君である

・だから天君という

・思うことを司どる

・耳、目、口、鼻、体の5つは、聞くと、見ると、嗅ぐと、言う、食べると、動くと、それぞれを司る役割があるから五官という

・心によって使われるものである

・心は内面にあって五官を司っている

・良心に従って、五官の良し悪しを正さないといけない

・心（良心）で五官を使うのは賢い

・五官から刺激で心をコントロールされてしまうことは愚かだ

・心は体の主人であるから、穏やかで楽しくして、悩みや心配で苦しめてはいけないよ

・五官は心（良心）に従って、聞く、見る、嗅ぐ、言う、食べる、動く、をしっかりとコントロールして、欲の刺激のままに反応してはいけないよ

五官のカンは「感」ではなく、「官」というところが面白いです

耳・目・口・鼻・体という器「官」であり、

聞く・見る・言う・食べる・嗅ぐ・動くという「感」覚を司る「官職」である、という表現をしています

そしてその「官職」の勤めは

「天君」（心・良心）の命に従いなさい、と

欲望の赴くまま（五感からの刺激のまま）ではいけないよ、と

かなりオリジナルな独特な訳をしてしまいましたが、

益軒さんの仰りたいことはこんなことだろう、と

参考にさせていただいてる本やHPよりもわかりやすいんじゃないかなぁ、自画自賛（笑）

ところで、

昨日チラッとご紹介した

・TVアニメ「ゴジラS.P（シンギュラポイント）」ですが、

・2021年4月から放送

・Netflixでも全世界配信

・シンギュラポイント（技術的特異点）

を調べてみると大変興味深いです

技術的特異点は、

ひとたび自律的に作動する優れた機械的知性が創造されると、再起的に機械的知性のバージョンアップが繰り返され、人間の想像力がおよばないほどに優秀な知性(スーパーインテリジェンス)が誕生するという仮説である（Wikipediaより）

・新型コロナウイルスですが、

・ワクチンにより（もしくは、渡航制限が緩められていく中での感染拡大により）

・自動学習機能のスピードが加速し、

・シン・ゴジラへと

進化する？

Netflixで夏に配信された

・日本沈没2020

これから配信される

・ゴジラS.P（シンギュラポイント）

・地震・噴火などの自然災害

・若者を中心に致死率が第1波の10倍とも言われる「本当の」新型コロナウイルス第2波

に備えておきたいと思います。

最後まで読んで頂いて有難うございます

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