虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

感染症「予防」対策の参考にもなる「養生訓」65ー五官その17ー

2020-10-27 13:33:00 | 養生訓
・VR(ヴァーチャルリアリティー)
・eスポーツ

これの融合が起これば、実際にスポーツをしているのと同じような「健康効果」は得られるだろうなぁ〜

と、筑波大がeスポーツの心身への影響を研究している、という報道を見て思いました。

そこで思い出されるのが、私だ〜い好きな
・マトリックス
仮想現実で受けたダメージは本当の肉体に影響し、死んでしまう。。。。

これからVRがどんどん進化してリアリティーが増すと、
・ヴァーチャルの刺激が現実の肉体に及ぼす影響も増す
んだろうなぁ

VR +eスポーツ、なんかは実際に怪我をしたり・・・とか

すでに今のリアルと思っている世界が、ヴァーチャルだったりして。

さて、
のつづきです。

牙歯(がし)をみがき、目を洗ふ法、

朝ごとに、まづ熱湯にて目を洗ひあたため、

鼻中をきよめ、

次に温湯にて口をすゝぎ、昨日よりの牙歯(がし)の滞(とどこおり)を吐すて、

ほしてかは()ける塩を用ひて、上下の牙歯(がし)と、はぐきをすりみがき、

温湯をふくみ、口中をすゝぐ事ニ三十度、

其間に、まづ別の碗に、温湯を、あら布の小篩(こふるひ)を以(もって)こして入れ置、

次に手と面(かお)をあらひ、

おはりて、口にふくめる塩湯を、右のあら布の小ぶるひにはき出し、

こして碗に入、其塩湯を以(もって) 目を洗ふ事、左右各(おのおの)十五度(たび)

其後べちに入置きたる碗の湯にて、目を洗ひ、口をすすぐべし。

是にておはる。

毎朝かくのごとくにして、おこたりなければ、久しくして牙歯(がし)うごかず。

老てもおちず。虫くはず。

目あきらかにして、老にいたりても、目の病なく、夜、細字をよみ書く。

是目と歯とをたもつ良法なり。

こゝろみて、其しるしを得たる人多し。

予も亦(また)、此法によりて、久しく行なふゆへ、そのしるしに、今八十三歳にいたりて、猶(なお)夜、細字をかきよみ、牙歯(がし)固くして一もおちず。

目と歯に病なし。

毎朝かくのごとくすれば、久しくして後は、ならひてむづかしからず、牙杖(ようじ)にて、牙歯(がし)をみがく事を用ひず。


益軒さんはこの方法で、
・83歳にして
・夜に細かい字を読み書きできて、
歯も一本も抜けていない
というのはとても素晴らしいです。

が、私にはこの方法は真似できましぇーん。

・歯を磨き目を洗う方法は
・毎朝、まず温かいお湯で目を洗って温め、
・鼻の中をきれいにする。

ここまではなんとかできそうです。

・続いてぬるま湯で口をすすぎ、
・前日から歯に滞っていた汚れを吐き出す。

これもできる!っていうか、前日の汚れは寝る前にしっかり歯磨きで落としまっせぇ。
ただ、寝ている間口の中は細菌が繁殖するようなので、朝起きてすぐしっかり口をすすぐことは大切なようです。

・干した塩で上下の歯と歯茎を磨き、
・温かい湯でしっかりとすすぐ。

だんだん難しくなってきました。その気になれば、できないことはないかなぁ。

・その間別の容器に布でこしたぬるま湯を使って顔と手を洗う。

ただのぬるま湯でならできます。(冷たい水よりもぬるま湯がいいのね。)

・洗い終えたら、口に含んでいた塩湯をその布で濾過して目を洗う。

はい、む〜り〜。これは出来ません。

・これを毎朝実行すると、歯は丈夫で老年になっても抜けません。

83歳で一本も歯が抜けないっていうんだから、すごい。
最後の口に含んだ塩湯で目を洗う、っていうのは出来ないけれど、

・毎朝、
・ぬるま湯で口をすすぎ
・塩で歯と歯茎を磨き
・温かいお湯でしっかりと口をすすぐ

塩で磨くのは難しいかもしれないけれど、毎朝、湯で口をすすぐくらいはやってみよう。

・視力も衰えず、
・歳をとっても眼病にかからず、
・夜も小さな字を読み書きできる。
・実行して効果があったという人がたくさんいる。
・私もこの方法を長く続けてきたので、
・83歳の今日でも、
・夜に細かい字を読み書きできるし、
・歯も一本も抜けていない
・毎日こうしていると、習慣になって苦にならない。
・私は爪楊枝でシーハーシーハーはやらない。

益軒さんはこれを書いた翌年に亡くなっていますが、
亡くなる直前まで、
・細かい字が読めて
・歯も一本も抜けなかった。
・自分が実践してきた習慣に自信があった
のだろうと思います。

毎朝、
温かい湯で目と口を洗う
くらいは出来るかなぁ、と思うので実践してみようと思います。
現代はすぐにお湯が出ますしね。有り難い。
そして、何より大切だなぁ、と感じることは
・益軒さんはとても身体を大切に扱っていた
ということ。
天、そして父母から頂いた身体
という意識を強く持っていた。
細かなところまでは実践できなくても、
ここの根本は見習いたいと思います。

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