虹パパの日記

40代介護福祉士です。日本を良い雰囲気にしたいです。

ざっくり自分史39〜社会人1年目「商品先物取引」営業職〜その9

2022-02-23 04:46:00 | 自分史
真夜中
異国の地・カンボジアで1人っぼっちになってしまった。
とりあえず宿へ戻る。

日本円で数百円の安宿
お湯の出ないシャワーを浴び
ベッドで横になる

なんか・・・・・・・・
視線を感じるぞ・・・・・・・

壁に数匹のヤモリがっ

あぁ〜ヤモリは縁起がいいっていうしね、大丈夫大丈夫、怖くない怖くない
自分に言い聞かせて目を閉じて、その日は眠りについた。

翌朝上司と待ち合わせた
プノンペンの船乗り場へ
アンコールワットのあるシェムリアップ行きの船に乗り込んだ

時間になっても上司は来ない・・・・
まじか〜
そうだよなぁ〜
金髪美人のヴィクトリアと私、どっちを取るか?っていったらそりゃぁヴィクトリアだよねぇ
と、残りの数日間カンボジア一人旅の覚悟を決めた。

船の出発の時間
やはり上司は来なかった。

確か5〜6時間くらいだったかな。
プノンペンからシェムリアップまで船に揺られ
のんびりとアンコールワットへ向かった。

シェムリアップの船着場へ到着すると
空港の時と同じように

「俺のタクシーに乗ってよ!」

ってカンボジア語やら英語やら日本語で大勢の現地の人が寄ってきた。
日本語の喋れるバイクタクシーと交渉して
1日バイクタクシーをチャーターすることに。

アンコールワットを目指した。

遺跡の周りには「地雷」により失ったと思われる
手足のない人たちがゴザのようなものに座って
托鉢僧のように金銭や食べ物を求めていた。

バイクタクシーの男性はキリがないから何もやるな、という。
たくさんの手足のない人の姿に衝撃を受けながら
その人たちを横目にアンコールワットへ向かった。

言わずと知れた世界遺産






色々な壁画もあり
異国文化の古代の不思議な雰囲気を味わうことができた。






今もう一度訪れたらまた全然感じ方が違うのだろう。

ひとりぼっちになってしまった不安や寂しさも忘れ
観光を楽しんでいた。

遺跡はアンコール「ワット」だけではなかった
アンコール「トム」もあると聞き、アンコールトムへ

アンコールワットとはまた違った雰囲気






象に乗る体験もできた。


同じシェムリアップにある
キリングフィールドにも立ち寄った
ここは衝撃だった





ポル・ポト政権下で行われた大量虐殺「クメールルージュ」
骸骨や亡くなった方達のパネルがあり、大変ショックを受けた。

私が営業で悩んでいたことなんて
大したことではない

私が「辞める」と言ったとき、
上司が「虹パパ、カンボジアに行くぞ!」
って言ったのはこういうことだったのかぁ、と納得。

1日シェムリアップの観光をして
夕食はちょっと高級そうなレストランへ

1人で食事をしていると
「おぉー虹パパ〜!何やってんだ??こんなところで」と
上司がヴィクトリアと一緒に現れた!

「こんなところで何やってんだ??」じゃないですよぉ〜

奇跡的な再会

上司はヴィクトリアとラブラブ

まぁ何はともあれ上司と再会できてホッとした。

つづく。


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