616

なんでもありです。

常夏の楽園。

2005-03-24 15:14:53 | Australia
じんう・えん 【腎盂炎】
腎盂の炎症。種々の病原体、殊に大腸菌による。悪寒を伴って高熱を発し、疼痛がある。


ブルームは、オーストラリア大好きの私の、お気に入りの街のひとつ。
パースから長距離バスで33時間。
距離にして3000キロくらい?
人口8000人の小さな町です。

町には主に二つのビーチがあります。
ケーブルビーチは、サンセットで有名。
ここではらくだに乗れます。
その写真はいずれまた。

もう一つは、タウンビーチ。
ここでは「月の階段」なる自然現象が見れることで有名。
5月から10月くらいまでの月に3日だけ、満月が海から上がります。
夕日のようにオレンジ色の月は、とても幻想的~。
遠浅の海の干潟に月の光が映り、まるで月につながる階段のように見えるのであります。
はまって3回も行きました。

初めて行った時、まきんこが一緒でした。
それは私達の、オーストラリア半周の旅の始まりでもあったのです。
が、
ブルームに到着したその日。
まきんこが倒れました…。
「体調管理がなってねーんだよ!」

と、怒ってもしょうがない。
とりあえずその日の予定はキャンセルし、バッパーと呼ばれる安宿でおとなしくしていました。
ところが次の日。
まきんこの状態はさらに悪化…
つたない英語を駆使して、病院の予約。
だって、だって…
まきんこ完全に重病人なんだもん。
熱が上がったり下がったり、
食欲も無くて、何か食っても吐いちゃうし、
さすがに心配になって、夜中にスーパーにヨーグルトと果物買いに行きました。(危ない)
七不思議のひとつなんですが、ここにはパースにもない「24時間営業のスーパー」があるのです。

そして次の日、町で唯一の小さな病院へ。
もう、待合室で座ってもいられないまきんこ。
問診表は私が記入することに。
が、
答えられない質問が。

「彼女が最後に性行為を持ったのはいつですか?」

知るか!!!
ちなみにこの質問、後にお医者さんにも聞かれました。

もうまきんこの体力は限界だったので、
「彼女はもう、歩くことも、座っていることすらもできない。今すぐ診察してくれるか、寝る場所を用意するかしてくれ!」
とお願いしたところ、すぐ診察してくれることに。
私はすばやくまきんこに駆け寄り、
「歩けないって言っちゃったから、歩いちゃだめだよ!」
と耳打ち。
うなずく哀れなまきんこ。

結局まきんこは入院を余儀なくされました。
病名は、
「腎盂炎。」

数日の入院の間、私はまきんこのバックパックをしょって病院へ行き(推定20キロ)、毎日お見舞いに行き(暇なうえ、ここは重病人のご飯が厚切りベーコンだったりフィッシュアンドチップスだったりした。ので、私が変わりに食っていた。)、たまたまブルームに来ていた他の友達と、月の階段を見に行ったりしておりました。

容態からして、これ以上旅を続けるのは無理。
ドクターストップに加えて、まきんこの気力はゼロに。
そう、この時まきんこは、できたばっかりの彼氏とパースで涙の別れをしてきたところなのでした。
やむを得ず、全ての予定をキャンセルして、飛行機でパースに戻りました。

ひとつ笑い話。
いよいよパースに帰るその日、点滴が長引いて、飛行機に乗り遅れそうになりました。
そこで看護婦さんのとった行動は、

水道の蛇口のように点滴全開!

あまりの痛みにまきんこ悶絶。
日本だったらありえないよねぇ。

そしてもう一つ。
まきんこは、帰国までに計4回腎盂炎になりました…。

ではまた。










中国初上陸。

2005-03-24 13:19:52 | traveling
行ってきました。
中国広東省中山と香港。

中山は、だだっぴろい土地に、新しくてでっかい工場ががしがし建ってました。
貧富の差は激しくて、そういう街ならではの活気に満ちていて。
目つきがギラギラしてるかんじ。

ホテル以外ではほとんど全く英語は通じず…
まぁ、しゃべれないけどね~

向こうの従業員さんに連れられて、火鍋というものを食しました。
鍋が半分に分かれていて、半分は普通のスープ、もう半分は激辛スープ。
辛いもん好きの私は迷わず激辛。
魚や肉や野菜、肉団子とか入っててうまい!
辛いけど。

口の中がじんじんして、くちびるがたらこのように!


写真は香港。
一泊しかできなかったんだけど。
ビビリました。
空港からの景色!
どごーんどごーんと建つ細くて高いマンション(?)群。
上から挿した?もしかして?
てなかんじ。

地震のない国ってスゴイ。
地震大国日本の国民としては、もう、アンビリーバボー。
だってすげー高い上に細いんだもん。
それが5棟くらいかたまって建ってる。
やべー、このかたまりでうちの町の人口と同じくらい人住んでんだろうなー

一緒に行った妹に、私の新しい海面上昇説を説いたのですが、
一般的に、「地球の温暖化が海面上昇を引き起こしている」と言いますね。
でもね、みなさん。
香港では、地面が下がっているのです…
建物の重さで!キャー!!!(うそです)

そう確信してしまえるほど、建物も人も多い。
行った人、わかりますよね?
香港島の夜景見た時なんて、きれいっつーよりも、「沈む…」
剣山に、めいっぱい花さしてみました!って感じ。
私が田舎っぺなのも認めますけどもー

でっかい建物と人ごみが苦手で、名古屋すら行くのをためらう私にとってはくらくらするような街でした。

お気に入りの飲茶のレストランを見つけ、一泊二日の旅で二回もそこに。
あと、ブランドものにまったく興味の無い私達は、足ツボやらなんやら行きまくりました。

補足。
男子アイドルのファッションや髪型が素敵でした。