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十字架を背負うか八つ場の(原・元)住民

2009年10月24日 12時10分09秒 | 映・文・経・社・放送
八ツ場は戦後日本秩序の永眠の地と米紙が――JAPANなニュース(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース

上手いことを言う記事だ。

ダムや河川工事、道路建設は今や不要不急だ。

セメントの原材料の生石灰を採るために山を崩し、

ダムや道路を作るために自然破壊してきたこの国。

もうしばらく静観して不要不急必殺事業仕分け人という

民主党政権にゆだねてみたい!

最後に”墓場”をいやうつくしい山河を守っていただくためにも

八ツ場の人々には適切な補償は必要だろう。

以下gooご提供ニュース引用提示
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八ツ場は戦後日本秩序の永眠の地と米紙が――JAPANなニュース
gooニュース・JAPANなニュース2009年10月21日(水)10:30
■本日の言葉「final resting place」(永眠の地)■

英語メディアが日本についてどう伝えているかご紹介するこの水曜コラム、今週は群馬県の八ツ場(やんば)ダムについてです。外国メディアはあまり大きく取り上げていないのですが、ニューヨーク・タイムズが先週、詳しい記事を掲載しました。前文からいきなり、「墓場と十字架」のイメージを喚起して。(gooニュース 加藤祐子)

○八ツ場は戦後日本秩序の墓場か

八ツ場(やんば)ダムに関するニューヨーク・タイムズ記事は15日付。マーティン・ファクラー特派員自ら、群馬県長野原町へ足を運んで取材している、詳細な記事です。

前文からいきなり、こう。「森深い山間には今でも、深い建設重機の金属音が響き渡る。ここでは固い作業帽をかぶった大勢の男たちが忙しそうにコンクリートを流し、斜面を切り開き、巨大な、そして未完成の橋を築き上げる。谷底にそびえ立つコンクリートの橋梁(きょうりょう)は、まるで巨大な墓場にいくつも立ち並ぶ十字架のようだ」と。

「巨大な墓場の十字架のよう」と描写するのは「ふさわしいたとえに思える(It seems an apt analogy)」とファクラー記者。というのも新政権は八ツ場ダム予定地のこの渓谷を、「莫大な公共投資に依存していた日本の戦後秩序にとって、実に象徴的な永眠の地にしたのだから(symbolic final resting place for the nation’s postwar order, which relied on colossal public works spending)」と。

記事は、人口6400人の町が、巨大な新政権に真っ向から反対していることをとらえて、「David and Goliath battle」と呼んでいます。旧約聖書で青年ダビデが巨人ゴリアテを打ち倒した旧約聖書の物語にちなんでの表現ですが、宗教的な意味はまるでなくても「大きなものに小さなものが立ち向かっていく」という比喩でよく使われます。

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