チェリスト 阪田宏彰のBlog

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7/4 ミューザ川崎公演

2022-07-02 | YAMATO String Quartet
昨年に引き続き、今年もミューザ川崎のステージに上がります。


石田泰尚の様々な顔を見られる5夜のコンサートシリーズ。第3夜をYSQが務めます。
昨年のミューザ初登場の際は、弦楽四重奏で2000席が埋まるという嬉しい体験が記憶に新しいです。

YAMATO String Quartet ミューザ川崎(10.16.2021)ノーカット版


7/4のアメリカ独立記念日にちなんで、あまりにも有名なドヴォルザークの「アメリカ」を。
現在のYSQとしては初めて?かもしれません。ロックで培ったリズムや、日本民謡で得た郷愁の表現を用いた独特な演奏になりそうです。

そして没後30年のピアソラのまさに命日でもあるこの日。
アメリカから父への想いを込めた「アディオス・ノニーノ」や、世界を変革するという気概に満ちた意欲作「革命家」をお届けします。

チェコの国民楽派の作曲家として、本国ではドヴォルザークを凌ぐほどの人気を誇ったスメタナの「我が生涯より」。
2楽章の艶やかなダンスのシーンでは、タンゴで手に入れた色気を存分に発揮します。
3楽章では、石田泰尚による「初恋のテーマ」が素晴らしい仕上がりになっています。
また、難聴という共通点を持つ伊福部昭の「ゴジラ」と並べて、二人の「耳鳴り」を聴き比べていただくのも面白いかもしれません。

昨年のミューザ川崎公演を含め、コロナ禍では多くの公演が動画で公開されてきましたが、今回からは違います。
会場でしか体験できない公演を、お楽しみいただけたら嬉しいです。
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