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チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

YAMATO S.Q.まさかの中止の中止。そして延期公演のお知らせ。

2020-04-23 | YAMATO String Quartet
前々回の記事「YAMATO S.Q.またもや中止のお知らせ」でお知らせした「YAMATO S.Q.ベートーヴェン中期後期全曲演奏会」第一回〜第三回公演の中止が撤回されました!



第一回公演 4/19(日) → 8/5(水)
第二回公演 5/17(日) → 8/12(水)
第三回公演 6/28(日) → 8/20(木)
にそれぞれ延期公演が組まれました。

第四回公演 9/6(日)は変更ありません。

詳しくは、下記主催者の発表をご覧ください。
神奈川芸術協会ニュース


4/15に、神奈川県による8月末まで県施設閉館の通達がありました。
主催の神奈川芸術協会が第一回〜第三回の中止を発表したのが4/16。
なんと翌4/17には、神奈川県の方針転換が通達され、延期公演が開催可能になったわけです。

神奈川県も未曾有の事態に直面して、朝令暮改の対応になってしまうのは致し方ないことでしょう。
拙速を認めて軌道修正できたのは、素晴らしいことだと思います。
とはいえ、主催の神奈川芸術協会は大損害です。
素直に延期公演を発表できていればまだ良かったのに、お客様の手元には払い戻しの書類が届いてしまっているのです。

拙速な中止は防げたものの、実際に8月に公演が開催できるのか、現時点では誰にも分かりません。
延期公演の本格的な告知は、しばらく様子を見てからになるでしょう。
「これは開催されたら行ってやらないといかん!」と思ってくださった皆様、このブログか、上記主催者ページを保存してください。
7月初旬には確定情報が出ていることと思います。


でもドタバタですっかり忘れがちですが、ベートーヴェンの中期後期全曲という企画はメチャクチャ大変です。
怠け者のYSQですら、昨年中から準備に取りかかるほど。
このシリーズの公演日を設定するにあたって、YSQから主催者にお願いしました。
「各公演間を最低一ヶ月はあけてください。」

さて、延期公演は無事9/6より前に配置されましたので、この企画の要諦である「作曲された時系列順」というポイントも無事復活です。
でも新しい4公演の日程を見ると、ほぼ一ヶ月で全曲演奏することになってしまいました。
このペースで聴けば、ベートーヴェンの変遷はより分かりやすいでしょうけれど・・・・。
でも毎週って・・・!

危うし! YAMATO S.Q.!
温かい応援を切望する今日このごろです。

YAMATO S.Q.またもや中止のお知らせ

2020-04-16 | YAMATO String Quartet
もう中止・延期のお知らせと、言い訳のように新しい動画のお知らせをするばかりになってしまった今日この頃。


4/19(今日ですね・・・)の第一回目公演が延期になったことは前にお伝えしました。
この公演の延期先は、8月に複数日程が用意されていました。第二回、第三回も延期になるかもしれなかい中で、9/6の最終公演の前に何とかして全公演やりきるつもりだったのです。
そのためであれば、1日で2公演開催も辞さないという態勢でした。

しかし、神奈川県から「8月末まで県施設閉鎖」という方針が出されました。
神奈川県立音楽堂が使えない!
第一回公演の延期開催日も含めて、第三回公演までの公演が開催不可能になってしまったのです。
チケットをお買い求めいただいていた皆様、申し訳ありません!


神奈川県の判断があまりにも長期的過ぎるように感じますが、後から考えたら「仕方なかったね」ということになる気もしますね。
900名ほどのお客様が4公演セット券でお買い求めくださっていたそうです。
このセット券のお客様は、第四回公演の会場でも3公演分の払い戻しが可能とのこと。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。

「YAMATO S.Q.ベートーヴェン中期後期全曲公演第一回~第三回中止のお知らせ」(神奈川芸術協会)


この企画のご依頼をいただいて、頭の中で構想を温め続けて2年。
YSQとしても半年前からリハーサルを開始して、30回を超えるリハーサル計画の半分ほどを済ませています。
結成25周年をまたいで準備を続けたこの企画。
このまま負けてなるものか。


新型コロナウィルスの影響は、予想をはるかに超えて拡大し続けています。
今年では、再々延期になるおそれがあります。
来年です!
来2021年の秋以降、延期されたオリンピックの後に仕切り直すということになりました。
だいぶ先の話ですし、ベートーヴェンの生誕250年の記念年は終わってしまいますが、251歳のベートーヴェンにご期待ください。


ところで、今年の9月6日の第四回公演はまだ残っています。
演目は以下の通り。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番op.131
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番op.135
シューベルト:弦楽五重奏曲D.956(ゲストチェロ=小川和久)

ベートーヴェンの後期2曲も大変ですが、その後に1時間近い大作、シューベルトの「弦楽五重奏曲」!
二人の狂気が乗り移ったようなプログラムです。
死の床にあるベートーヴェンを見舞い、「この後に何を書けば良いのか」と嘆いたシューベルト。
ベートーヴェンの葬儀に参列し、その一年後に亡くなるまでの間に書き上げた遺作が「弦楽五重奏曲」です。
ベートーヴェンの狂気を受け継ぎ、昇華した作品としてシリーズを締めくくる予定です。


明るく平穏な日々が戻り、せめて第四回だけでも無事に開催されますように!!

FOCUSⅢ

2020-04-08 | YAMATO String Quartet
YOUTUBEを整理していたら、懐かしい動画が出てきました。

FOCUSⅢ :FOCUS / YAMATO String Quartet / Arr.近藤和明

世界ではかなりの人気がありますが、日本ではあまり知られていないFOCUSというバンド。
この曲は純粋に好きな曲ですが、このグループのぶっ飛んでいる様子をご覧になりたい方は次の動画をどうぞ!(かなり昔にも紹介した気がします)
1分過ぎまでは諦めずに聴いてくださいね!

Focus - Hocus Pocus

YSQ 4/19公演の延期が決定されました。

2020-04-07 | YAMATO String Quartet
また残念なお知らせをしなければなりません。

4月19日に予定されていた、YAMATO String Quartetのベートーヴェン中期後期全曲演奏会の第一回公演の延期が決定されました。
もちろん延期公演が準備されているのですが、めまぐるしく変わる諸般の事情に振り回されて二転三転しているようです。
詳細は、こちらをご覧ください。
YAMATO String Quartet ベートーヴェン中期後期全曲演奏会第一回公演延期のお知らせ

チケットをご購入いただいているお客様、本当に申し訳ありません。
延期公演日が発表される際に、延期公演にご来場いただけない方への払い戻しについても説明があるそうです。


本当に今更ですが、今までちゃんと告知をしていませんでした。
ベートーヴェン生誕250周年の今年、YAMATO String Quartet(以下YSQ)によるベートーヴェン中期後期全曲演奏会が予定されています。
『ベートーヴェン中期後期全曲演奏会』

4/19 第一回 op.59-1,op.59-2,op.59-3 (2時間半)
5/17 第二回 op.74,op.95,op.127 (2時間15分)
6/28 第三回 op.132,op.130,op,133大フーガ (2時間15分)
9/6 第四回 op.131,op,135,シューベルト弦楽五重奏guest小川和久 (2時間45分)

全て作曲された時系列順で、毎回2時間超えの4回公演で12曲をこなすという壮大な無茶ブリ!
最初にこのお話をいただいた時には、メンバー全員「無理じゃね?」という反応でした。
実際リハーサルを始めてみると、想像以上に大変!
メンバーからは悲鳴が聞こえてきました。

昨年秋の定期公演が終わるとすぐにベートーヴェンのリハーサルに取り掛かり、1/18に瑞穂町公演でop.74を、2/15に同じく瑞穂町でop.127を演奏しました。
(3/22に愛知県幸田町公演でop.59-3を演奏する予定だったのですが、この公演も11/23への延期が決定されています。)
本番前はごちゃごちゃ言ってても、お客様の存在で本気になるのがYSQの特徴です。
本番に乗せることで、ベートーヴェンの中にあるロック魂を抽出できた気がするのです。
op.59のラズモフスキー全曲は「ベートーヴェンの叛逆の狼煙」として方向性が固まり、ビビりつつも4/19を楽しみにしていました。

ベートーヴェンに触発されて「叛逆」気運が高まっているYSQとしては、世間の流れに叛逆して公演を決行したい衝動に駆られました。
でも、1000人超えの大ホールで満席をいただいている状況ではウィルス対策が不可能です。(第二回以降はまだ5%ほどの残席があるそうです。)
残念ですが、今は仕方ありません。

先行きが誰にも分からない事態の最中、5/17の第二回公演も延期になっても不思議ではありません。
実は第二回公演の5/17に、ダブルヘッダーで昼夜2公演やるという可能性も検討されていたのです。
ベートーヴェンを一日に6曲! 
本番5時間!
YSQとしてはこの案を受け入れる覚悟を決めていましたが、この案は流れたようです。
ほっ・・・。

今後の公演スケジュールについても上記サイトからの発表を見逃さないようお願い致します。
もちろん、このブログでも必ずお知らせしていきます。

4公演セット券をお買い求めくださったお客様が9割だそうです。
壮大な企画でYSQに火をつけたこと、弦楽四重奏としては異例の満席の反応を得たことは、主催の神奈川芸術協会の大手柄です。
どんな事態に見舞われ、延期が重なったとしても、必ず実現する強い意思を持った主催者です。
それだけに開催の可能性や、少しでもお客様にご迷惑のかからない延期日程をギリギリまで探すことになります。
発表が間際になってしまうことは、ご理解ください。
先が読めない状況の中で、中止という選択肢は一度も出てきません。
いつかは必ずやりますので、安心してお待ちください!

ユーチューバー阪田

2020-04-05 | YAMATO String Quartet
結構前からYAMATO String Quartetの動画を、YouTubeで公開しています。
数年は静かに公開しているだけだったのですが、ここ一年くらいで、急激に閲覧数を増やしている動画があります。

Led Zeppelin "Kashmir" YAMATO String Quartet

昨年秋くらいから急激に閲覧数が増え、今では94万回再生されているのです。
何でこうなったのか分かりませんが、世界の弦楽四重奏の動画で、これより見られている動画を僕はまだ知りません。
しかも閲覧者の97%は海外の方なのです。
弦楽四重奏としては異色の存在である僕たちが、、海外のの音楽ファンからこれだけ評価していただけたのは望外の喜びです。

新型コロナウィルスの混乱で、有閑おじさんとなった昨今。
今こそ、ご期待の応えるべく、次の動画の編集を進めなければ!

ということで、次回から新しい動画を紹介していきます。
と言っても、これまで公開を未見送っていた傷ありの動画です。
まだまだ勉強中の動画編集の技術は拙いものですし、演奏の傷も気になりますが、これがこもりっきりで溜まったストレスの解消に役立てば嬉しい限りです。

それではお楽しみに!





YAMATO S.Q.幸田町公演延期のお知らせ

2020-03-11 | YAMATO String Quartet
もうこの言葉を聞くのも飽き飽きしてきましたが、コロナウィルスの猛威はとうとうYAMATO S.Q.にもやってきました。

3/22、愛知県幸田町で予定されていたYAMATO String Quartetの公演、
「ベートーヴェンからロックへ〜叛逆のエネルギー」は、昨日政府から発表された指針により、延期が決定されました。
延期の詳細は下記の通りです。

◉振替日
 2020/11/23(月・祝) 開場14:30 開演15:00 幸田町民会館つばきホール
◉チケット
 現在お持ちのチケットは、座席番号も含め振替公演にてそのまま有効となります。
◉払い戻し期間(払い戻しをご希望の方)
 3/12(木)から8/16(日) ※チケットぴあの払い戻しは3/16(月)~

詳しくは、幸田町民会館webサイトをご覧ください。

公演11日前の発表となってしまいました。
遠方から交通や宿泊のご予約をされていたお客様には、多大なご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。

遠方からの問い合わせも多く、かなり売れ行きも良かったそうで、この騒ぎの中にあってもキャンセルが出なかったとのこと。
主催者様は、YSQメンバーと同じかそれ以上に悔しい思いをされていることと思います。

しかしお客様の安全には変えられませんし、コロナウィルスの蔓延を防ぐためであれば致し方ありません。
ここまで民草を苦しめるからには、漫然とした対応ではなく、本当に効果のある対策を実行していただきたいものですね。


仮の仮で情報を並べたところでコロナに負けてしまった、幻の公演パンフレット。


ブラームスの二重協奏曲

2019-11-20 | YAMATO String Quartet
12月15日。
僕にとって、今年のメインイベントです。
これが終わったら、心安らかに年が越せるはず!


新日本交響楽団という、某プロオーケストラと間違われそうな名前のアマチュアオーケストラの公演で「ブラームスのドッペルコンチェルト」を演奏する機会をいただきました。

長い歴史を誇るこのオーケストラとは、僕自身ももう20年くらいトレーナーとして関わっているのです。
そして共演するヴァイオリニストは、石田泰尚!


25年間、修羅場を共にくぐり抜けてきた石田泰尚との共演を、古い友人がそこここに見えるオーケストラが支えてくれます。
これ以上やりやすい環境は無いでしょう。
それがまたプレッシャーなんだなぁ・・・。

指揮の橘氏とは初顔合わせですが、オーケストラとの息もぴったりで、とても良い時間になりそうです。
この公演についてのお問い合わせは・・・チラシに掲載されているお問い合わせ先かな?


ところで。
先日のこがねいガラオーケストラで急遽代役に立った若き指揮者、平林遼さんは、新日本交響楽団のトレーナーとしてこの二重協奏曲も稽古をつけてくださっていたそうです。
世間は狭い!


YAMATO S.Q.25周年 東京公演

2019-11-20 | YAMATO String Quartet
息つく暇もなく。
11月25日は、渋谷さくらホールにて「YAMATO String Quartet25周年記念公演」です。


9月の横浜公演では、ベートーヴェンのop.18-1と、それを模倣しつつ日本における西洋音楽のアイデンティティを模索した山田耕筰の弦楽四重奏曲第1番を前半に。
そして近藤和明氏のアレンジ作品の集大成としてピアソラの「天使の組曲」を演奏しました。
横浜公演の記事
来年から作編曲を担当してくださる大島ミチルさんのピース「朝寝坊」もアンコールで演奏しましたね。

今回の東京公演、まずは山田耕筰の弦楽四重奏曲第3番。
やはりベートーヴェンのop.18-4の模倣と日本的再構築の様子をご覧いただきます。
間髪入れずに、ベートーヴェンの弦楽四重奏の中でも極めて人気の高いop.18-4を。
忘れないうちに聴き比べていただけます。

後半は、キング・クリムゾンの伝説的アルバム「クリムゾンキングの宮殿」全曲演奏!
数年前に初めて演奏した時は、それぞれの曲を独立した状態で聴いていただきました。
実はコンセプトアルバムそのまま再現できるよう、全ての曲を繋げるバージョンも書かれていたのです。
冒頭のテープノイズ30秒はもちろん、曲中のインプロヴィゼイション部分までノーカット。
YSQにとっても痺れる挑戦ですが、近藤さんの音楽愛が溢れる様子を是非ご覧ください。

しかし、濃い内容とは裏腹に演奏時間が意外に短い・・・。
横浜公演では4曲ものアンコールを演奏し「第3部」と言われましたが、今回はどうなるでしょう?
ピアソラは一曲も無いのか?
大島作品は?

SS席、S席は既にほとんど無いようですが、A席はまだあるとのこと。
お誘い合せの上、是非ご来場くださいませ!

YAMATO String Quartet 25周年!

2019-09-12 | YAMATO String Quartet
YAMATO String Quartetを結成した時、まさか四半世紀も続けることになるとは思いもしませんでした。
思い出してみれば、食べていくのは不可能と言われる室内楽の世界で、継続可能な弦楽四重奏の形を求めてを活動を始めたのでした。
継続できたということは、一応目指した方向には進んでいるのだな・・・。

さて、25周年記念公演です。



フライヤーや事前告知では載せていなかったプログラムが固まりましたのでご報告しましょう。

コンサート前半は、25年の歴史の冒頭と未来を繋げる企画です。

まずは、YSQ草創期に収録したCD「山田耕筰室内楽全集」から、弦楽四重奏曲第一番の第1楽章のみ。
そしてすぐにベートーヴェンの弦楽四重奏曲第一番を全曲演奏します。

20数年前、山田耕筰の弦楽四重奏曲が発見されました。
その作品を蘇らせ、CDとして世に出すこという重責を任されたのが、結成間もないYAMATO String Quartetでした。
若かりしYSQメンバーは、発掘されたその楽譜を見て目が点になったのを覚えています。
ベートーヴェンの第一番そっくり!
というかベートーヴェンの譜面を元に、よりシンプルにしただけ、というものだったのです。
(山田耕筰先生の名誉のために言い訳しておくと、勉強のための習作を完成もさせず引き出しに仕舞っておいたものが世に出てしまったのです。)
経験も理解力も不足した若者4人は、これを世に出して良いものか、懊悩しながら収録の日を迎えました。

25年の経験を得たYSQの目には、違う景色が見えてきました。
山田耕筰先生は、日本における西洋音楽の黎明期に活躍した作曲家です。
「西洋音楽を日本人が作る」ということ、日本人作曲家の存在意義を探していたのだと思います。
改めてこの作品を見直してみると、ベートーヴェンを題材に、西洋の言語形態で成り立っている西洋音楽を、どうにかして日本語にするという勉強をしていたのだということがよく分かります。
彼自身が文部省唱歌でやっていたような、日本語のイントネーションを旋律に採用する作業のみならず、動詞と目的語の順が逆になる言語に合わせて配置の入れ替えにも挑戦しています。

結果としてシュニッツェルをだし汁に沈めたような不思議なものになったわけですが、そこには全く前例が無い世界を切り開くフロンティア・スピリッツが強く感じられます。
後に続くベートーヴェンと比較することで、このだし汁から香り立つ明治の空気を楽しんでいただけるのではないか、と目論んでおります。

そしてベートーヴェンの第1番は、ただ山田耕筰作品との比較のために引っ張り出されたわけではありません。
YSQが25年間封印してきたベートーヴェンを、来年のベートーベン生誕250年に合わせて解禁するのです。
おいおい告知しますが、ベートーヴェンの中期・後期弦楽四重奏曲全曲演奏会に挑戦することが決まっています。
今回はそれに先駆けて、初期弦楽四重奏曲から第一番を横浜で(9/18)、第4番を東京で(11/25)に演奏します。
YSQならではの武骨なベートーヴェンになることでしょう。

東京公演(11/25)で演奏される山田耕筰の弦楽四重奏曲第3番は、ベートーヴェンの第4番をだし汁にダンクしたものです。
こちらの比較もお楽しみに!



コンサート後半は、近年のYSQのレパートリー開拓の立役者、近藤和明氏の集大成です。

フライヤーには載っていなかった2曲、
ジミ・ヘンドリクスの「リトル ウィング」
ピンク・フロイドの「虚空のスキャット」

そしてピアソラの「天使の組曲」全曲
という「天使」をテーマにしたプログラムになります。

後半については、余計な解説が無い方が素直に楽しんでいただけると思います。
決して書くのが面倒になったわけではありません。
当日のパンフレットには多少書きましたし・・・。


余談ですが、近藤さんのご紹介で、超大物作曲家が来年からYSQに楽曲を提供してくださることになりました。
大島ミチルさんを紹介する曲も演奏されるかも・・・?

お楽しみに!