45歳で前立腺癌になってしまいました!

入院から退院まで、詳細を記載するつもりです

愛犬が永眠しました

2011-04-24 14:53:55 | 日記
愛犬が昨日の朝7時ころ、永眠しました。
(悪性リンパ肉腫の全身転移)

最後の最後まで私のそばを離れず、寄り添ってくれていました。
1~2ヶ月と余命を宣告されてから3週間余り
あまりにも早すぎます。

大型犬が良く掛かる病気だとしても、10年の歳月は短すぎます。



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そして本日火葬し遺骨を引き取ってきました。

私と一緒に癌に対して向き合い、戦ってきた戦友を失いました。

きっと私の癌を持っていってくれたのだと思います。
飼い主思いの犬でしたから・・・

今までずっと一緒にいてくれてありがとう。
君のことは絶対に忘れない。
君の分まで癌と戦い続け生きていく。
本当にありがとう。


退院から1ヶ月

2011-04-14 09:31:36 | 日記
退院から1ヶ月を経過しました。

状況は、相変わらずです。
度々の痛みと尿漏れが続いています。

昨日は久しぶりにホットフラッシュがありました。
これは手術の後遺症ではなく抗がん剤の副作用なのですが、体内に埋め込んだものが残っているのは確かなようです。

一応腫瘍マーカー値が0になっていますので、最悪の事態は避けられたと思われ、その点は気持ちが少し楽です。

最近は余震が厳しいです。
住んでいる所が茨城県という事もあるのでしょうが、揺れが結構きます。
緊急地震速報が鳴ると、復活していない腹筋に力を入れて起き上がり、揺れに備える日々が続いています。
無理に力を入れるので、当然のように尿漏れが起こり、地震が止まるとトイレへ直行です。

福島第一原発がレベル7になりましたね。
東京電力の社長はコストカッターで有名な方でしたよね、確か。

企業ですから利益を優先するのは当然なのでしょうが、そのために現場が欲しがっているものを無駄として省いてきた結果、このような状況を招いていないと良いのですが・・・

いざという時、現場が危ないと感じた時、技術者が嫌な予感を感じたとき。
理論では無駄に思えることも、役に立つことがあるんですよね、私の経験からすると・・・

今回のトラブル対応には、リーダーが不在ですよね。
役人と経営者が陣頭指揮を取っているのでしょうが、現場の状況や本当に必要な技術を知っている人間がリーダーシップを取らないと、事態は悪化する一方でしょうね。

こんな時、「早くしろ」「何とかしろ」だけでは、課題は解決しませんよね。
何を一番に解決すべきか、そのためには何を捨てるのか、その決断は現場が一番分かっているはずです。
特に、現場の技術者へ直接「早くしろ」や「何とかしろ」は言ってはいけない事ですね。
大きな問題を根本解決しようとすると、どうしても時間は掛かるものです。
それを急いで行うと、違う問題が発生したりしますよね。

「現場を信じる(待ってあげる)」「責任だけは俺が取る」「メンバーがベストな状態で動けるようにする」。
そんなリーダー像が私の理想です。

話がずれてしまいました・・・

検査結果

2011-04-08 17:34:49 | 日記
術後初めての検査を行いました。

腫瘍マーカー値(PSA)は「0.00」にまで下がっていました。
要するに、全く前立腺がん及びそれに伴う転移が現時点では見当たらないとの事です。

但し、主治医曰く「ホルモン剤が、まだ効いているためこのようになっているかもしれない」

まぁ、完全に治ったとは言えないようです。

今日初めて自分の切除されたものを見ました。
前立腺の表面全体に癌が広がっており、原型を留めていませんでした。
こんなになっていたのかと思うと、ゾッとしました。

病理診断の結果、前立腺と接していた組織への転移は見当たらないようですが、ホルモン剤の効用でそのように見えているだけかもしれないとの説明でした。

ひとまずは安心です。

が、切除範囲が広いために起こっている尿漏れや手術跡の痛みが酷すぎるようです。
主治医は「あれだけ広く執ったら想定の範囲だけどね」と軽く言っていましたが、社会復帰は遠そうです。

主治医には尿漏れに効くかもしれない?薬を処方してもらいました。
「効く人もいれば効かない人もいる。それより副作用がでるけど、どうしますか?」との問いに、何にでも「すがりたい」私は試してみることを選びました。
「副作用が強すぎたり、効果が感じられなかったら、即中止するように」との指示を受け、薬を手に入れてきました。

会社には迷惑ばかり掛けており、本当に申し訳ないと思っています。
5月末までリハビリを行う予定ですが、早く回復するよう耐えて頑張るつもりです。
5月末までに回復しなかった場合、これ以上会社に迷惑を掛ける訳にもいきませんので、その後の事を覚悟しなければいけないかもしれません。

以上、良い報告と今後も続くリハビリの報告でした。



愛犬までも・・・

2011-04-04 06:10:18 | 日記
ショックです

愛犬(もうすぐ10歳の大型犬)が癌の疑いです。
最近調子が悪いようなので、昨日動物病院に行きました。

全身のリンパが腫れているとの事で、針生検を行い一時診断をしました。
癌の疑いが出ました。詳しくは病理診断へ出すとのことで、今週中には結果が分かります。

ただ、顕微鏡画像を見せてもらいましたが、私は分かってしまいました。


もっと、早く見付けてあげれば・・・
私が入院やその後の回復遅れがなければ、病院へ連れていけたのに。

何故?

私の身代わりになってしまったのでしょうか?
犬種の寿命は過ぎているとは言え、可哀想で、可哀想で

更に、私の祖母(97歳)も癌で闘病していたのですが、余命が短くなったとの連絡を受けました。

どうして、私の周りだけ
こんな事が立て続けに起きるんだろう?

虚しいです。
何もできない自分自身に怒りが沸いてきます。
こんな体ですから、祖母に会いにも行けません。
愛犬の看病も思うようにできません。ただ、一緒に寝ているだけです。

しばらくは何も考えられません。