45歳で前立腺癌になってしまいました!

入院から退院まで、詳細を記載するつもりです

近況報告

2011-11-11 21:08:08 | 日記
お久しぶりです

職場に復帰してから、何となく更新しなくなってきました。
色々と職場には配慮して頂き、極端に忙しいという状況ではないんですが、やはり半年間のブランクは大きく、通勤の疲れで家に変えるとバタンキュー(死語?)状態です。

私のブログを読んで下さり、コメントも下さる「ふにゅりん」さんのコメントにも気付かないほどでした。ごめんなさい。

10月末の検査ではPSA値=ゼロでした。
現時点では手術が上手く行ったという状況かもしれません。
但し、いつもの事ですが、男性ホルモンが正常値まで戻っていませんので、本当に癌が無くなったのかは確実には言えないようです。

通勤という規則正しい(?)生活により、体調も少しずつ戻ってきています。
あんなに苦しんだ尿漏れも落ち着いてきていますが、時々少量ですが漏る時もありますね。
咳をしたり、満員電車で踏ん張った後など若干ですが、漏れが続きます。

尿が近いのも完全には治っていません。
特に夜間は1~2回トイレに行きたくなり起きてしまいます。若干寝不足です。

色々な状況に慣れていかなければいけませんし、体の状態と長く付き合っていかなければならないですよね。
「自分の体と会話する」という感覚を身に付けたようにも思えます。
とにかく、命が助かったこと。苦しかった時期を乗り越えたこと。今はそれに感謝です。

私と同じ前立腺癌になっている方、その疑いのある方。
皆様が適切な治療を受けられ、厳しい状況を乗り越えられることをお祈り致します。

精神的にも肉体的にも、言葉では言い尽くせない苦しい思いをされている事と思います。
「頑張ってください」とは言いません。頑張れるものではありませんから。
でも、必ず良い事があると信じて、少しでも希望を持って、検査や治療・手術、闘病に挑んでください。

経験者として何かお役に立てることは無いのか、思案している今日この頃です。

一応、職場復帰

2011-10-03 11:50:46 | 日記
今日から職場復帰しています

こんな時間にブログを記載していると怒られそうですが、早く伝えたくて投稿してしまいました。

当面、軽減勤務(4時間)を健康管理センタから言われまして、職場の皆様には非常に申し訳ない気持ちで、甘えさせて頂きます。

復帰まで、色々と手続きなどがあり、結構面倒でした。

通勤が一番辛いですね。
途中でトイレに行きたくなっても、個室の空きをを探すだけで苦労しそうです。
山手線も混雑だと厳しいですね。揺れる度に少し尿漏れが起こります。

糖尿の方もHgA1Cの値が二桁(10.4)になってしまいましたので、アマリール1.0mgを服用する事になってしまいました。元々薬そのものに敏感に反応する体質なものですから、低血糖との戦いが再び始まるのでしょうね。

今日は初日で気を張っているため今の所大丈夫ですが、職場が暑くて少々気持ちが悪くなってきました。

今週、きちんと毎日出社できるか不安がありますが、頑張るしかないでしょうね。

尿漏れが再発?

2011-09-18 05:50:56 | 日記
ここ2~3日、尿漏れが再発?してきました。

特に夜間です。

1時間に1回トイレに起きてしまい、無理に我慢をしてしまうと、気付かない内に尿漏れ状態になってしまいます。
結構、寝不足です。

水分の取りすぎでしょうか?
暑さが続いているため、どうしても水分を取る量が増えているようで、小さくなった膀胱の容量を越えてしまっているのでしょうか?

日数が経つと膀胱の大きさも戻ってくるという説明を受けたのですが、未だに以前の大きさには戻っていないようです。
1回辺りの尿量も手術前よりは少ないですから、恐らく戻っていないのでしょう。

根性だけでは如何ともし難い事が、まだまだあるようです。

職場復帰後、常にトイレに行ってしまいそうで不安です。
夜間の頻尿や尿漏れが寝不足を引き起こして、昼間ボーっとしてしまいそうで、周囲に迷惑を掛けてしまうかもしれません。非常に申し訳ない気持ちで一杯です。

男性ホルモンが戻っていないことによる、更年期障害のような症状も未だに続いていますし、以前の状態で業務に当たれるかどうか自信がありません。

早く以前の状態に戻りたい。
でも、体が言うことを聞かない。

やはり焦ります。
職場の方々に迷惑を掛けてしまうのが、一番苦しいです。

気持ちよく出社できる日が来るのでしょうか?

近況報告

2011-09-10 21:53:42 | 日記
しばらく小康状態でしたので、ブログの更新もサボってしまいました。

直近の検査では、PSA値=0.0と再発を疑わせる兆候は出ていません。
しかし、男性ホルモン値が以前と変わらず増えていないですね。

それより、前立腺癌発見前に一度悪化した糖尿系の数値が異常に悪くなっています。
それに引きずられるように肝臓の数値も悪化しております。

まぁ、気温を理由に引きこもり状態ですから、仕方が無いのかもしれませんが・・・

劇的な改善は尿漏れです。
以前のように漏れることは少なくなり、尿漏れパッドもシミがついている程度にまで改善してきました。

それでも、腹圧が掛かるような時には漏れてしまいますけどね。
咳やくしゃみ、荷物を持ち上げる時や、立ったり座ったりのタイミングで若干漏れます。

後は、尿が近いのだけが治っていないですね。
少し我慢をすると、ギリギリでトイレに間に合ったという状態になってしまいます。

間もなく職場復帰する予定ですが、トイレが近い事と、尿漏れパッドの関係で個室を利用しなければいけない事と、少しでも漏った場合の匂いや衛生面の事で周囲の方へのご迷惑が一番気になります。

そう言えば、直近の診察で言われました。
「癌以外の病気で体調を壊さないように気をつけて下さい」

あっちが良くなれば、こっちが悪くなるという「もぐら叩き」状態はしばらく続きそうです。

やはり上手く行かない

2011-07-13 12:13:27 | 日記
尿を貯める努力をしています。
1時間に1回のトイレでは、長距離の移動が難しいですからね。

尿意を感じても少し我慢して、ぎりぎりの状態でトイレに行きます。
きちんと尿ができる状態まで我慢するのが理想なのですが、準備が完了するまで尿が持たない事があり、少々まき散らしてしまいます。

一時期の知らない間にパッドがびしょ濡れになっている状態は回避できているのですが、それでも多少漏っているのは治っていません。

尿を貯めること。きちんと準備ができるまで我慢できること。知らない間に漏っていることが無いようにすること。
全てが上手くいきません。
もう少しだとは思うのですが・・・

そう言えば、体重減も上手く行っていませんね。
増加することは食い止められたようですが、減少しません。
早く男性ホルモンが戻ってくれることを祈るしかありません。

暑さも結構辛いですね。
パッドが濡れているのは、尿なのか? 汗なのか? 区別がつかなくなってきました。
結構蒸れるんですよね、パッドが。

何かゴールが見えてきているのに、なかなか辿り着けないような状況です。
挫けそうになります。でも、頑張るしかないですね。

ゴールと言えば、学生時代やっていたサッカーの夏練習を思い出しています。
当時は水を飲むことが厳禁。とにかく決められた時間までは走りっぱなし。
ただ、あまりにも暑くて練習の効率が上がらず、技術も向上せず、結局バテるだけの練習。
そんな学生時代を思い出してしまいました。
それでもサッカーができることが非常に楽しかった。

サッカーと言えば、「なでしこジャパン」のワールドカップでの活躍は勇気をくれます。
上手くいかなくても、失敗しても、最後まで走りつづけたものが勝利を手にする。
自分達らしさを失わず、全員でカバーをし、ピンチの時に誰かが現れ、恐れずにボールや相手にチャレンジし続けた時だけ、勝利を手にできる。
きっと「サッカーの神様」が見てくれているのでしょう!
(イングランド戦も悪くはなかったと思います、評論家が言うほどは・・)

私も何度失敗しても諦めず、リハビリを続けていきます。
きっと良い事があると信じて・・・


「ふにゆりん」さんの結果が分かる日ですね

2011-07-05 08:09:45 | 日記
以前にコメントを下さった「ふにゆりん」さんの検査結果が分かる日ですね。
「不安」という一言では片付けられない状態だと思います。

私の時を振り返ると・・・

・病院に行くのが憂鬱でしたね。
・私の場合PSA値が110ありましたので、ほぼ癌が確定とは分かっていても
 心のどこかで「癌になっていない」事を願っていました。
・病院に着いてから診察待ちの時は、「恐怖」を感じていました。
 妻が一緒でしたので、なるべく平静を装ってはいましたが、本当は震えていました。

・診察室に入るとき・・・良く覚えていません

・「癌」が発見されたと伝えられた時・・・泣きそうでした。必死に堪えていた。
・グリソンスコアやステージなどの説明を受けたのですが、その時の話は覚えていません。
 後から何度か通院している間に、この時の情報を確認した位です。
・今後の検査予定や診察予定を聞いたのですが、書類を貰った記憶のみです。

・その後 骨シンチや詳細なCTスキャン、局部のレントゲン撮影などで通院
 この時は、「転移」や「湿潤」が起きていないことを祈るのみでした。
・診断の全てが確定した時・・・転移はないが、湿潤の可能性あり
 「うそでしょ!」という気持ちと、全てが嫌になりました。

この後は過去の記事に記載していますが、「自分は何なのだろう?」という訳の分からない精神状態だったことを覚えています。

そんな私ですが、周囲には非常に助けられました。
職場で様々なお心遣いを頂き、治療に専念することができました。
医療関係に勤めている妻に助けられ、子供たちは普段と同じように接してくれました。
当時は生きていた愛犬が慰めてもくれました。

少しは前向きになり、副作用がありつつもホルモン治療を8ヶ月続け、手術も決意し、今に至ります。

<<少し思い出してみました>>

家庭向け節電サイト|電力使用状況お知らせブログパーツ

暑さと節電 リハビリと尿漏れ

2011-07-04 10:29:58 | 日記
診察を受けるための通院は自家用車を利用していました。
尿漏れがあっても車の中ですから、匂いが周囲の方に迷惑を掛けることもありませんし、尿漏れのタイミングも車の乗り降り程度で済んでいます。
何よりも車のエアコンが心地よく、体調がすこぶる快調です。

普通に公共交通機関を利用すると、階段の上り下り、電車の乗り降り、ちょっとした揺れで尿漏れを誘発してしまいます。
特に、節電でエスカレータが止まっていた時などは悲しくなります。
一度最寄り駅に車を置いて電車に乗ろうとしたのですが、その時は暑さで気持ちが悪くなり、車まで戻り利用してしまいました。

それでも、運動はしなければいけないんですよね。
しかし、暑さで動けません。
エアコンを効かせて運動をすればよいのでしょうが、節電が気になり家族のいない間はエアコンを使っていません。
社会復帰ができていない私がエアコンを使うことに罪悪感さえあります。

ここ2~3日は最寄り駅まで掛かる時間分だけ、踏み台昇降にチャレンジしています。
家の中ですから尿漏れを気にせず、思う存分漏らしながら足踏みしています。
汗だく、尿だく?・・・状態ですが、少し頑張っています。

15%節電の達成と共に体重も15%減できたら良いのでしょうが・・・



心温まるコメントをありがとうございます

2011-06-24 16:23:48 | 日記
私のブログに対して、心温まるコメントをいつも頂きましてありがとうございます。

職場で御世話になっている皆様やOBの方からは、本当にいつも励まされており感謝しております。

今日は、とにかく暑いです。
ただでさえ昨日は色々と考えなければいけないことが数多く生じて、少々参っていた所へこの猛暑ですから、体調不良の条件が揃い過ぎています。

気温の影響で体が火照るのか、ホルモンの影響で体が火照るのか、区別がつかない日でした。
こうなると食欲も無く吐き気や眩暈が多くなり、朝から水のみになってしまいます。
それでも痩せないのですから、人間のホルモンバランスというのは、恐ろしいほど精密にできているんですね。

熱中症だけは避けなければならないのですが、水分を取ると失禁が多くなるため、何となく水分補給も少なくなってしまいます。
それほど動いていないので、恐らく熱中症になることは無いと思いますが・・・

もう少し涼しい時間になってきたら、散歩でもしてみようかな?
本当は暑い時に動けるのが理想なのですが、それを実施すると自分に負けてしまいそうです。

一日1個でも頑張ることを増やしていこうと考えています。
皆様の暖かいお心遣いやコメントに応えるためにも。

診察結果

2011-06-23 09:56:22 | 日記
昨日、診察を受けました。
ブログの更新が今日になってしまうほど、通院だけで疲れてしまいました。
つくづく情けない限りです。


結果ですが
「回復が遅れているね。でも、それだけ酷い状態で普通の人より多く切り取ったのだから・・・」と言われました。

改めて、病巣が大きかったこと、周囲への癒着があったこと、転移直前だったこと、骨盤内リンパ節郭清を実施したことを思い知らされました。
結構な大手術だったんですよね。

当然、前立腺の周囲にある神経は全て切除もしくは切断されたのですし、筋肉や膀胱の一部を切除してしまったのですから、以前の状態には完璧に戻ることはできないのは覚悟していました。
でも、実際にその状況になってみると、何と苦しいことか・・・
できていた事ができなくなった辛さです。

リハビリは継続です。
尿失禁改善の投薬は中止になりました。あまりにも副作用が強すぎたためです。
(私は薬が良く効くが、その分副作用が強く出るタイプのようです)

会社には本当に申し訳ないのですが、病気休暇を延長させて頂き、出社トレーニングも含めて復帰を目指していこうと思い、昨日その旨連絡させて頂きました。
結構長引いていますので、呆れられているかもしれませんが、自分でも上手くコントロールできず、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

ちなみに昨日の検査結果で異常が出た数値ですが・・・
◆白血球数:10.2(H)→通常4.0~9.0
◆GOT:49(H)→通常10~30
◆GPT:133(H)→通常5~35
◆血糖:198(H)→通常70~105
◆テストステロン:0.26(L)→通常2.07~7.61:一般的に言われる男性ホルモン値です

まあ、血糖や肝臓の数値(GOTやGPT)は、尿失禁を恐れる余り、動かないでいるために体重増加が招いた結果です。一部肝臓の数値はホルモン剤の影響があったかもしれませんが、非ステロイド系だったため、疑問です。
白血球数は主治医も首を傾げていました。どこか炎症し続けているのでしょうか?
テストステロンの減少は抗がん剤の影響が残っているとの事で、更年期障害の症状や体重増加に悪影響を及ぼしているとの事でした。

結局悪循環です。
男性ホルモンが戻らない→体重が増える→腹圧が上がる→尿失禁が多くなる→失禁を恐れて運動をしない→体重が増える→・・・・・・・・

先ずは、男性ホルモンが戻ってくれることが第一
それに伴って体調不良が改善されること
体重を減らして腹圧を下げること
血糖値の改善と肝臓機能の回復
通勤できる体力作り
の順番で徐々にやっていくしかないのかもしれません。

今までは少し焦っていた自分がいました。
若干無理して、尿失禁を以前より酷くしてしまった時もありましたので・・・
(まだ、腹筋や階段昇降の運動は早すぎたようで、反省しています)

そういえば、尿失禁改善体操も腹筋を使わないで実施してくださいと、看護師に指導されたことを思い出しました。