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カートップ・ボート(カヤック)の検討と準備(キャリア編)

2021-02-15 | ハンターカヤック2HP

カートップ・ボート(カヤック)を購入するために、まずは何をしなければならないか考えた。

通販で買うにしろ、ヤフオクなどの個人売買にしろ、カヤックを置いてある所から自宅に持ち帰ることが必要である。通販の場合、営業所留めが一般的のようで、自宅まで配達はしてくれない。お金を出せばしてくれるのかもしれないが、運送料の方が高くなるだろう。

カーキャリアを検討することからはじめた。

まず真っ先に考えたのが有名メーカー、INNO、THULEである。オンラインカタログを見るが、種類も多く、オプションを増やすと価格も高い。そして重たいボートやカヤックを載せるには華奢なイメージもある(そんなことはないのは実績が物語っているが)。

カヤックを載せずに遊びに行くときは、荷物も載せたい。それも手軽に、面倒くさくないのがよい。つまりルーフボックスやルーフラックを外したり着けたりするのは避けたい。それらを外しているときに場所を取るのも嫌だ。そんなことを考えながら、愛車エブリィを見てふと考えたのが、業務車両によくついているプロフェショナル用。脚立や長尺の道具や材料を載せている場面をよくみる。業務用ルーフキャリアで考えることにした。

安くて強度もあり、組み立てが簡単なものをgoogleで検索すると、まずヒットしたのは精興工業株式会社さんのTUFREQ。エブリィに合うものは2万円台後半で買える。よし、これにしようと、精興工業株式会社さんにメールで内寸をお尋ねしたらすぐに返事がかえってきた。メールにはボートを載せるので、内寸が知りたいとお尋ねしたが、内寸の回答に合わせてボートを載せるのは絶対にお止めくださいと書いてあった。ボートを載せる設計になっていないとのことだ。しかし荷重は50Kgまでだし、仕様に合えば問題ないだろう、自己責任でと考えTUFREQにすることに決めた。

TUFREQをアマゾンに発注し、到着。一人でマニュアルを見ながら組み立てたので、時間はかかった。概ね2時間程度。マニュアルは懇切丁寧に細かいところまで書いてあるし、寸法と手順さえ間違えなければ、本当に簡単だ。

近くにいた知らない人の手を借りながら(^^;、TUFREQをエブリィの天井にのせて、次はボート、カヤック用に一工夫。それなりに重量がある艇を選んだ場合、積み込み方法を考える必要がある。艇をキャリアに立てかけて、押してルーフの上に乗せるのが一般的で道具もいらず簡単な方法みたいだ。TUFREQの側面は荷物をはみ出させないために、立ち上がりのバーがついているが、思ったより強度がなさげ。後ろからカヤックを立てかけるには、バックドアに当たってしまう。収縮できるエクステンダーをイレクターで自作することにした。

イレクターは初めて使ったが、色々なパーツもあり、パイプの強度もそれなりにある。パイプの断面を見ると、皮膜も厚い。パイプカッターでパイプを切って作ったのが、以下の写真。

イレクターパイプの直径は28mm、TUFREQのバーが23mmなので、TUFREQ側にゴム板を巻き付けスペーサーとし金具をつけた。六角レンチで緩めれば、エクステンダーは伸び縮みする。

縮んだ状態。ゲートはギリギリ当たらない。

カヤックを載せる際に、カヤックに傷をつけたくないし、滑りが悪いと載せるのも大変だ。当初、ボートが当たるパイプに塩ビパイプを被せて、回るようにしつつ傷を防ごうと考えたが、ふと思いついたのが、散水用ホース。回りはイマイチだし、そんなに滑らないが、傷を防ぐ効果は高いし、走行中に音もしないだろう。

ボートがあたりそうなパイプには散水用ホースを被せてみた。

これで、たぶんカヤックやボートを載せることができるだろう。


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