社員逮捕のTBS 「誰がいつ逮捕されてもおかしくない現場だった」は本当か
産経新聞 2009.11.13 12:07
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091113/crm0911131208018-n1.htm
英国人女性、リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=死体遺棄事件で逮捕された市橋達也容疑者(30)の送検中に警察官を突き飛ばし、けがをさせたとして、TBS社員(30)が公務執行妨害の現行犯で逮捕された事件で、TBS広報部は13日、「取材中に起きたことで、今は事実関係を調査中」とした上で、「混乱した中で、報道陣の誰がいつ逮捕されてもおかしくない現場だった」と釈明した。
だが、現場の本紙記者やカメラマンによると、送検現場は警察、報道陣双方とも冷静で、突撃取材をしなければならないような状況ではなかったという。
市橋容疑者は12日午前11時ごろ、千葉県警行徳署裏門に姿を見せた。送検される市橋容疑者は逮捕時と違い、ヨットパーカーのフードをかぶっているものの、ゆっくりワゴン車まで歩き、顔は表情まではっきり確認できた。報道各社は混乱もなく、整然と撮影や取材を続けた。
ところが、市橋容疑者の車が裏門を出て曲がろうとした瞬間、逮捕された社員が車に向かって突進。県警の警察官に取り押さえられると、さらにこれを振り切り、車に向かおうとしたため、現場は混乱を極めた。決して「誰が逮捕されてもおかしくない現場」ではなかったという。
社員はビデオカメラに内蔵された「ナイトショット」と呼ばれる赤外線撮影機能を生かし、暗い車内にいる市橋容疑者を撮影しようと試みたとみられる。関係者によると、社員は朝の情報・報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」などの担当ディレクターだったという。
※ただただワロタwww
産経新聞 2009.11.13 12:07
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091113/crm0911131208018-n1.htm
英国人女性、リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=死体遺棄事件で逮捕された市橋達也容疑者(30)の送検中に警察官を突き飛ばし、けがをさせたとして、TBS社員(30)が公務執行妨害の現行犯で逮捕された事件で、TBS広報部は13日、「取材中に起きたことで、今は事実関係を調査中」とした上で、「混乱した中で、報道陣の誰がいつ逮捕されてもおかしくない現場だった」と釈明した。
だが、現場の本紙記者やカメラマンによると、送検現場は警察、報道陣双方とも冷静で、突撃取材をしなければならないような状況ではなかったという。
市橋容疑者は12日午前11時ごろ、千葉県警行徳署裏門に姿を見せた。送検される市橋容疑者は逮捕時と違い、ヨットパーカーのフードをかぶっているものの、ゆっくりワゴン車まで歩き、顔は表情まではっきり確認できた。報道各社は混乱もなく、整然と撮影や取材を続けた。
ところが、市橋容疑者の車が裏門を出て曲がろうとした瞬間、逮捕された社員が車に向かって突進。県警の警察官に取り押さえられると、さらにこれを振り切り、車に向かおうとしたため、現場は混乱を極めた。決して「誰が逮捕されてもおかしくない現場」ではなかったという。
社員はビデオカメラに内蔵された「ナイトショット」と呼ばれる赤外線撮影機能を生かし、暗い車内にいる市橋容疑者を撮影しようと試みたとみられる。関係者によると、社員は朝の情報・報道番組「みのもんたの朝ズバッ!」などの担当ディレクターだったという。
※ただただワロタwww
毎日新聞の記事
『麻生太郎首相が16日の参院予算委員会で、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書による政治資金規正法違反事件について「明らかに違法だったがゆえに逮捕になった」と答弁し、議場は一時騒然とした。』
実際の発言
「今回の話と言うんであれば、明らかに違法であったが故に逮捕と言う事になったんだと、いうように思っております。」
加えて主語等を考えれば問題発言になりようがない
「(検察が)明らかに違法であった(と判断した)が故に逮捕と言う事になったんだと、いうように思っております。」
※うp主さん、まとめありがとうございます。
比較対照の為、複数の記事集めてみました。
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民主・山岡氏にSP、発言に抗議殺到で
民主党の山岡賢次国会対策委員長に10日から警護官(SP)が随行することになった。
与党時代の自民党国対委員長にはSPはついておらず、異例の待遇だ。
山岡氏が先週、永住外国人に地方選挙権を付与する法案を今国会に提出する考えを表明したところ、事務所に抗議の電話が殺到。警視庁が「警護が必要」と判断したという。山岡氏は「発言に対する反発が大きかった」と周囲に語っている。
民主党役員でSPがついているのは、代表の鳩山首相を除けば、小沢幹事長、輿石東参院議員会長だけだった。党内からは「山岡さんも『党内ナンバー3』の座を確立し、まんざらでもないのでは」と冷やかしの声も漏れている。
読売新聞 2009.11.9 19:51
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091109-OYT1T00766.htm
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民主・山岡氏にSP 外国人参政権発言で
民主党の山岡賢次国対委員長に10日から警護官(SP)が随行することが9日、決まった。山岡氏が永住外国人への地方参政権(地方選挙権)付与法案の今国会提出に前向きな発言をした後、同氏の事務所に抗議が殺到したことを受けた措置という。
同党では小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長にSPが付いている。与党の国対委員長にSPが付くのは異例だ。
産経新聞 2009.11.10 00:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911100015001-n1.htm
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民主国対委員長にSP=外国人参政権で抗議殺到
民主党の山岡賢次国対委員長に10日から警視庁の警護官(SP)が付いた。山岡氏が先に永住外国人に地方参政権を付与する法案の提出検討を表明したことに、右翼団体などから事務所に抗議が殺到、警視庁から警備強化の申し出があった。一時的な措置という。
与党時代の自民党国対委員長にSPは付いておらず、現在の民主党でも警護対象者は小沢一郎幹事長と輿石東参院議員会長だけ。一時的とはいえ異例の待遇に、党内からも「(SPが付く)大臣と『同格』になって、誇らしげに歩いている」(国対幹部)とやゆする声が出ている。
時事通信社 2009.11.10 18:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111000893
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民主党:山岡国対委員長にSP 「異例待遇」
民主党は9日、山岡賢次国対委員長に10日から警視庁の警護官(SP)を随行させることを決めた。山岡氏は先週、臨時国会に永住外国人への地方参政権付与法案を提出する意向を表明し、同氏の事務所などに右翼関係者とみられる人物らからの抗議が殺到したためだ。山岡氏本人も「困った」と漏らし、警視庁側も「警護が必要」と判断した。
民主党でSPがついているのは、代表兼任の鳩山由紀夫首相を除けば、小沢一郎幹事長と輿石東参院議員会長のみ。自民党政権当時の国対委員長にも随行しておらず、異例の待遇となる。
毎日新聞 2009年11月10日東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091110ddm005010025000c.html
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へ~時事通信もかぁ。
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民主・山岡氏にSP、発言に抗議殺到で
民主党の山岡賢次国会対策委員長に10日から警護官(SP)が随行することになった。
与党時代の自民党国対委員長にはSPはついておらず、異例の待遇だ。
山岡氏が先週、永住外国人に地方選挙権を付与する法案を今国会に提出する考えを表明したところ、事務所に抗議の電話が殺到。警視庁が「警護が必要」と判断したという。山岡氏は「発言に対する反発が大きかった」と周囲に語っている。
民主党役員でSPがついているのは、代表の鳩山首相を除けば、小沢幹事長、輿石東参院議員会長だけだった。党内からは「山岡さんも『党内ナンバー3』の座を確立し、まんざらでもないのでは」と冷やかしの声も漏れている。
読売新聞 2009.11.9 19:51
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091109-OYT1T00766.htm
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民主・山岡氏にSP 外国人参政権発言で
民主党の山岡賢次国対委員長に10日から警護官(SP)が随行することが9日、決まった。山岡氏が永住外国人への地方参政権(地方選挙権)付与法案の今国会提出に前向きな発言をした後、同氏の事務所に抗議が殺到したことを受けた措置という。
同党では小沢一郎幹事長、輿石東参院議員会長にSPが付いている。与党の国対委員長にSPが付くのは異例だ。
産経新聞 2009.11.10 00:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911100015001-n1.htm
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民主国対委員長にSP=外国人参政権で抗議殺到
民主党の山岡賢次国対委員長に10日から警視庁の警護官(SP)が付いた。山岡氏が先に永住外国人に地方参政権を付与する法案の提出検討を表明したことに、右翼団体などから事務所に抗議が殺到、警視庁から警備強化の申し出があった。一時的な措置という。
与党時代の自民党国対委員長にSPは付いておらず、現在の民主党でも警護対象者は小沢一郎幹事長と輿石東参院議員会長だけ。一時的とはいえ異例の待遇に、党内からも「(SPが付く)大臣と『同格』になって、誇らしげに歩いている」(国対幹部)とやゆする声が出ている。
時事通信社 2009.11.10 18:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111000893
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民主党:山岡国対委員長にSP 「異例待遇」
民主党は9日、山岡賢次国対委員長に10日から警視庁の警護官(SP)を随行させることを決めた。山岡氏は先週、臨時国会に永住外国人への地方参政権付与法案を提出する意向を表明し、同氏の事務所などに右翼関係者とみられる人物らからの抗議が殺到したためだ。山岡氏本人も「困った」と漏らし、警視庁側も「警護が必要」と判断した。
民主党でSPがついているのは、代表兼任の鳩山由紀夫首相を除けば、小沢一郎幹事長と輿石東参院議員会長のみ。自民党政権当時の国対委員長にも随行しておらず、異例の待遇となる。
毎日新聞 2009年11月10日東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091110ddm005010025000c.html
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へ~時事通信もかぁ。
※結婚観に関しては至極まともな発言です。
お題:『少子化が進んでいるのは子供が生まれてからの問題ではなく若者に結婚した後の生活する金がないから結婚せず少子化が進むのではないか?』
回答:『3つめ、○○大学。結婚。えーと、金がねーから結婚できねーという話なんだけど。 そりゃ金がねーで結婚はしないほうがええんで、わかるね? (会場 笑)そりゃ俺もそう思う。そりゃあ迂闊にそんなこたぁしない方がいい。で、金が、俺はないほうじゃなかった。だけど結婚は遅かったから。俺は43まで結婚してないからね。 だから(金が)あるからする、ないからしないってもんでもない。これは人それぞれだと思うから。だからこれは、迂闊にはいえないところだと思うけれども、ある程度生活をしていく、いけるというものがないとやっぱり自信がない。で、女性からみても旦那を見てやっぱり尊敬するところは、やっぱり しっかり働いているってのが尊敬の対象となる。日本では。日本ではね。従って、きちっとした仕事を持って、きちっとした稼ぎをやってる、ということが、やっぱり結婚して女性が生活をずっとしていくに当たって、相手の、男性から女性に対する、女性から男性に対する、両方だよ。両方がやっぱり尊敬の念が持てるか持てないかというのは、すごく大きいと思うね。そいで稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、よほど何かないとなかなか難しいんじゃないかという感じがするんで、稼げるようになった上で結婚した方がいいというのは俺も全くそう思う。』
参考:Yahoo!知恵袋 ★金がないなら結婚するな★の全容
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1329908428
結婚観としては至極まともで正論ですが、Yahoo!知恵袋のコメントにもあるように、確かに「生活する金がないから結婚せず少子化が進むのではないか?」って質問の回答にはなっていない感は否めないwww
でもこんな報道はどうだろう。
「麻生首相が質問に答える形で進められていたが、ビックリ発言はいきなり飛び出した。」
「学生からは賛同の拍手などは一切起こらず、それどころか、会場全体が一瞬、凍りついたような雰囲気。」
麻生首相「金がないなら結婚するな」発言 スポニチ2009年08月24日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/08/24/01.html
質問者の記事読後感想
「全くと言っていいほど筋違いの記事です。」
「静まりかえったとありますがそもそもこのような場でおしゃべりをする方が失礼なのではないでしょうか?」
※質問者の方がどの新聞社の記事を読んでいらっしゃるかは不明。
しかもタイトルが
初期:『麻生首相 「金がないのに結婚はしない方がいい。稼ぎないと結婚相手として尊敬されにくい」…会場、一瞬凍りつく』
から
現在:『麻生首相「金がないなら結婚するな」発言』
に改編されている模様。誰の配慮?www
この件に関する新聞社のネット記事がほとんど検索に引っかからない。
ほとんどというかスポニチしか引っかからないwww自分探せてないだけか?
共同とかも同じような内容の記事配信してた記憶が…。
と思っていたら、魚拓発見。ありがとうございます。
「不況の影響で就職先がなかったりワーキングプア状態にある若者たちに対する 配慮を欠いた発言との批判も呼びそうだ。」
参考サイト:毎日大変・お疲れ様です
http://icchansan.blog.so-net.ne.jp/2009-09-06-7
配慮を欠くも何も、事実だし。完全に陽動してるしwww
産経はどうだったんだ?記憶にございません…。
やっぱニュース記事の魚拓やりたいなぁ。
でも基本小心者なんでwww
人権擁護法案とか可決されてたら右派系ブログとか一発閉鎖だろうな…。
…頑張れ麻生にゃん!断固支持!!
4月20日 大竹まこと 阿川佐和子
4月21日 大竹まこと 山本モナ 週刊朝日編集長 山口一臣
うp主様動画説明
次の日に週刊朝日の編集長と大竹まことさんが発言を捻じ曲げて批判をしててドン引きしました。月曜日に中川さんがゲスト、毎週火曜日は週刊朝日の編集長が出ています。もう何もかも段取り通りに中川さんはやられたって感じですね。この番組はなぜか左よりのゲストがたくさんでます。時間がないのでほんの一部だけ比較してアップしました。ポッドキャストで配信されてますので、そちらをちゃんと聞くのをオススメします。
※大竹まこと対話理解能力及び核知識レベル★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※阿川佐和子及び山本モナ国賊レベル★★★★★★★★★★
中川昭一と辛坊治郎発言 鏡
たかじんのそこまで言って委員会 辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
「お父さんも自殺されたし、ああいうことを何回も何回もTVで放送すると、本人はぁ自殺の恐れがあるから、 もうこの辺で止めといたろやないかいという話になるじゃないですか。とんでもない話だと!あんなものはねぇ××××(放送自粛音)だと思いますよ。あ~んだけ国際社会に恥かいてね、お・め・お・め・ねぇ、お・め・お・め・有権者の前にもういっぺん出るなと!あ~んな、ん、もう二度と再び多分出られないと思う。出てきたら必ずあのVTRを流されますからね本当に。その意味ではね世の中にはやっちゃいけない事があぁるんだって。」
「し、辛坊さん、今の放送すんですか?」
「しません。」
※辛坊治郎国賊レベル★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
たかじんのそこまで言って委員会 辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
「お父さんも自殺されたし、ああいうことを何回も何回もTVで放送すると、本人はぁ自殺の恐れがあるから、 もうこの辺で止めといたろやないかいという話になるじゃないですか。とんでもない話だと!あんなものはねぇ××××(放送自粛音)だと思いますよ。あ~んだけ国際社会に恥かいてね、お・め・お・め・ねぇ、お・め・お・め・有権者の前にもういっぺん出るなと!あ~んな、ん、もう二度と再び多分出られないと思う。出てきたら必ずあのVTRを流されますからね本当に。その意味ではね世の中にはやっちゃいけない事があぁるんだって。」
「し、辛坊さん、今の放送すんですか?」
「しません。」
※辛坊治郎国賊レベル★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「総選挙は、世論調査結果や一部メディアの報道を曲解して、ふさわしくない人物を首相にした自民党議員に対する天罰です。」
「麻生首相が不人気であることはだいぶ前から明らかだったし、彼にリーダーの資質がないことは近くにいた自民党の政治家こそよく知っていたはず」
産経新聞 2009.9.6 04:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090906/elc0909060402000-n1.htm
※天罰…。識者の言葉とは思えん。
「麻生首相が不人気であることはだいぶ前から明らかだったし、彼にリーダーの資質がないことは近くにいた自民党の政治家こそよく知っていたはず」
産経新聞 2009.9.6 04:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090906/elc0909060402000-n1.htm
※天罰…。識者の言葉とは思えん。
16日、北海道帯広市の北海道ホテルで行われた中川昭一元財務相(享年56)との「哀惜の会」は、すすり泣きの声が絶えなかった。
「先生、早すぎます」。十勝連合後援会の有塚利宣会長の弔辞も涙声だった。
衆院選敗北が8月30日。それから1カ月余の急死は、約3000人の参列者に「青天の霹靂(へきれき)」(有塚氏)の思いと悲嘆や落胆だけではない複雑な感情をもたらした。
■父を追い農政に
十勝地域は「中川王国」と呼ばれてきた。礎を作った先代の中川一郎元農相は、自民党の農水族として頭角を現し、昭和57年11月の党総裁選に出馬したが、最下位に終わり、58年1月に自殺した。57歳だった。
日本興業銀行にいた昭一氏は父を継いで、同年末の衆院選に当選、農水相や経済産業相、党政調会長など、一郎氏よりも政府と党の要職を歴任してきた。
「王国」を支えてきた後援会の中軸は、基幹産業の農業を担う農協の幹部たちだ。農協は、農産物の生産・販売ルートをほぼ独占、農家には関連金融機関を通じて影響力を行使し、農業土木工事を通じ建設業にも影響を持ってきた。
昭一氏は東京生まれの東京育ち。本人は否定していたが、十勝地方で生産が盛んなビートをホウレンソウと間違えたという逸話もある。ただ、政治家になると農政を猛勉強した。「国の農業政策がコメ中心のなか、畑作中心の北海道のため本当に一生懸命やってくれた」(JA道中央会幹部)という。
最近でも、今年3月に完成した清水町のバイオエタノール工場建設(国庫補助28億円)や平成20年度第1次補正予算で計上された肥料価格高騰対策事業(全国総額約84億円)は功績とされる。
■怒鳴り声
一方、昭一氏には、陳情への無愛想な対応や飲酒に絡む失態も出てきた。昨年秋には農協幹部との会合で、自身が主導した品目横断経営安定化策に若手から不満の声があがると「皆が言うからやったんじゃないか。組合長はなんで指導してないんだ」と年長の組合長を怒鳴りつけた。
きまじめで繊細な性格がもたらした「災い」とはいえ、「地元との距離が開いていく」(大西米明士幌町議会副議長)のを地元民は肌で感じるようになった。
全国的な公共事業の削減も影響した。衆院道11区内の公共事業受注額は12年度の1727億円から20年度は746億円(北海道建設業信用保証株式会社調べ)、農道整備などの「農業農村整備事業」の国庫補助金も16年の98億円から20年には42億円(道十勝支庁調べ)といずれも激減した。
個別の農家や建設業者は徐々に昭一氏と距離を置くようになり、「落選させる会」を結成する若手農家も出てきた。今年2月の「もうろう会見」で財務・金融担当相を辞任した後、積極的に11区内を回ったが、後援会幹部が求めた「泣き」や「土下座」などを拒んだことで、「お仕置きしようという空気」(道関係者)も広がってきた。
■「十勝の総意」
2連敗していた民主党の石川知裕氏は、昨年9月下旬の麻生政権誕生直後、ネット業者を使って内々に11区の有権者約500人を対象にしたアンケートを行った。「誰に入れるか」という問いに、昭一氏21・5%、石川氏27・6%。石川陣営はその時点で「勝てる」との自信を得ていた。
さらに、7月に農協職員出身の鉢呂吉雄衆院議員とともに農協に支援を求めて回り、「農協の一部理事クラスが石川氏支持で動いた」(田本憲吾元帯広市長)。鈴木宗男新党大地代表の協力も取り付けた。
9月以降に石川氏が開いた会合には、農協関係者の姿が見られるようになった。民主党十勝も11月2日には農協や商工会など自民党を支持してきた業界団体を招くなど、民主と農協との関係はさらに近づいているようだ。
一方、比例復活当選も果たせなかった昭一氏は、9月14日付のブログで次の一文を残した。
「十勝の総意として、私は否定された」
「お仕置き」は「王国」崩壊につながった。早くも遺族を後継に立てて「弔い合戦」という声もあるが、一方で世襲や野党自民党への冷ややかな目もある。
自民党道11区支部長代行の清水誠一道議は「これからを今、考えられるわけない。聞く方がバカだ」と苦々しげに語った。
◇
自民党はなぜ先の衆院選で歴史的惨敗を喫したのか。日本全国の現場の状況を随時掲載する。
産経新聞 2009.10.18 19:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091018/stt0910182006003-n1.htm
「先生、早すぎます」。十勝連合後援会の有塚利宣会長の弔辞も涙声だった。
衆院選敗北が8月30日。それから1カ月余の急死は、約3000人の参列者に「青天の霹靂(へきれき)」(有塚氏)の思いと悲嘆や落胆だけではない複雑な感情をもたらした。
■父を追い農政に
十勝地域は「中川王国」と呼ばれてきた。礎を作った先代の中川一郎元農相は、自民党の農水族として頭角を現し、昭和57年11月の党総裁選に出馬したが、最下位に終わり、58年1月に自殺した。57歳だった。
日本興業銀行にいた昭一氏は父を継いで、同年末の衆院選に当選、農水相や経済産業相、党政調会長など、一郎氏よりも政府と党の要職を歴任してきた。
「王国」を支えてきた後援会の中軸は、基幹産業の農業を担う農協の幹部たちだ。農協は、農産物の生産・販売ルートをほぼ独占、農家には関連金融機関を通じて影響力を行使し、農業土木工事を通じ建設業にも影響を持ってきた。
昭一氏は東京生まれの東京育ち。本人は否定していたが、十勝地方で生産が盛んなビートをホウレンソウと間違えたという逸話もある。ただ、政治家になると農政を猛勉強した。「国の農業政策がコメ中心のなか、畑作中心の北海道のため本当に一生懸命やってくれた」(JA道中央会幹部)という。
最近でも、今年3月に完成した清水町のバイオエタノール工場建設(国庫補助28億円)や平成20年度第1次補正予算で計上された肥料価格高騰対策事業(全国総額約84億円)は功績とされる。
■怒鳴り声
一方、昭一氏には、陳情への無愛想な対応や飲酒に絡む失態も出てきた。昨年秋には農協幹部との会合で、自身が主導した品目横断経営安定化策に若手から不満の声があがると「皆が言うからやったんじゃないか。組合長はなんで指導してないんだ」と年長の組合長を怒鳴りつけた。
きまじめで繊細な性格がもたらした「災い」とはいえ、「地元との距離が開いていく」(大西米明士幌町議会副議長)のを地元民は肌で感じるようになった。
全国的な公共事業の削減も影響した。衆院道11区内の公共事業受注額は12年度の1727億円から20年度は746億円(北海道建設業信用保証株式会社調べ)、農道整備などの「農業農村整備事業」の国庫補助金も16年の98億円から20年には42億円(道十勝支庁調べ)といずれも激減した。
個別の農家や建設業者は徐々に昭一氏と距離を置くようになり、「落選させる会」を結成する若手農家も出てきた。今年2月の「もうろう会見」で財務・金融担当相を辞任した後、積極的に11区内を回ったが、後援会幹部が求めた「泣き」や「土下座」などを拒んだことで、「お仕置きしようという空気」(道関係者)も広がってきた。
■「十勝の総意」
2連敗していた民主党の石川知裕氏は、昨年9月下旬の麻生政権誕生直後、ネット業者を使って内々に11区の有権者約500人を対象にしたアンケートを行った。「誰に入れるか」という問いに、昭一氏21・5%、石川氏27・6%。石川陣営はその時点で「勝てる」との自信を得ていた。
さらに、7月に農協職員出身の鉢呂吉雄衆院議員とともに農協に支援を求めて回り、「農協の一部理事クラスが石川氏支持で動いた」(田本憲吾元帯広市長)。鈴木宗男新党大地代表の協力も取り付けた。
9月以降に石川氏が開いた会合には、農協関係者の姿が見られるようになった。民主党十勝も11月2日には農協や商工会など自民党を支持してきた業界団体を招くなど、民主と農協との関係はさらに近づいているようだ。
一方、比例復活当選も果たせなかった昭一氏は、9月14日付のブログで次の一文を残した。
「十勝の総意として、私は否定された」
「お仕置き」は「王国」崩壊につながった。早くも遺族を後継に立てて「弔い合戦」という声もあるが、一方で世襲や野党自民党への冷ややかな目もある。
自民党道11区支部長代行の清水誠一道議は「これからを今、考えられるわけない。聞く方がバカだ」と苦々しげに語った。
◇
自民党はなぜ先の衆院選で歴史的惨敗を喫したのか。日本全国の現場の状況を随時掲載する。
産経新聞 2009.10.18 19:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091018/stt0910182006003-n1.htm
中川昭一氏は眠るように棺に横たわっていた。2月の“酩酊(めいてい)”会見で財務相を辞め、先の衆院選に落選しただけに悔悟の念に苛まされたのではないか。苦悶の表情を残して逝ってしまったのではないか。そう胸を痛めていたことが恥ずかしくなるほど、その表情は安らかだった。
最後に中川氏と会ったのは衆院選3日後の9月2日だった。午後6時過ぎなのにフラフラの足取りで現れたので、つい声を荒げてしまった。
「酒はやめたんじゃなかったのか。あなたが財務相を辞めた時、麻生太郎首相は泣いていたんですよ」
中川氏はシュンとして「すまん、ホントにすまん」と言いながら半時間ほどで帰っていった。あれが今生の別れとなるとは。なぜもっと励ましてあげられなかったのか。悔やまれてならない。
中川氏は「うわばみ」と思われてきたが、私が知る素顔はまったく違う。恐ろしいほど真面目で礼儀正しく、冷たいお茶を傍らにチビリチビリと酒を飲みながら、政治、外交、環境、文学、そして人生について大いに語らう。興味のある話にはメモを取りながら熱心に聞き入り、つまらないジョークを言ってはバツが悪そうに照れ笑いする。少年がそのまま大きくなったような人だった。
ただ、腰に椎間板ヘルニアという“爆弾”を抱えていた。痛みに耐えきれず、強い鎮痛剤、精神安定剤、そして睡眠薬を飲む。そんな状態で酒をわずかに飲むと意識がぶっ飛ぶ。この悪循環を繰り返していた。例の酩酊会見も「ワインを口に含んだだけ」と言うのは決して偽りではなかっただろう。
「政治家を続けたいなら渡米して手術するべきだ」と迫ったことがある。神妙な表情で聞いていたが、「だって怖いだろ…」と首を縦に振らなかった。
そんな中川氏に政治家の執念を見たことがある。4年前のことだ。
国会近くの事務所で一緒にビールを飲んでいると「これを見てくれよ」と古びた茶封筒を取り出してきた。中を開けると「青嵐会」の血判状だった。昭和48年、父の故中川一郎氏が政界に風穴を開けようと血気盛んな若手・中堅を集めて結成した政策集団。徹底した対中強硬路線が災いしたのか、ジワジワと他派閥の切り崩しを受け、6年後に解散してしまった。
驚いたことに大量の脱会届も同封されていた。血判まで付いた仲間の裏切り。一郎氏の無念の思いをかいま見たような気がした。中川氏は何も言わなかったが、胸中にあったのは保守勢力の結集であり、青嵐会の再興だったに違いない。
実は中川氏が青嵐会の旗揚げを思い立ったことがある。平成19年秋、福田康夫政権発足後まもなくだった。「保守の信条を共有する若手を集めて勉強会を作ろうと思っているんだ」と言うので「次の首相を目指す気がないならば時期尚早ではないか。たった一枚のカードなんだから機が熟すまで大事にとっておくべきだ。」と答えた。中川氏は不満そうな顔をしていたが、結局、その勉強会は「真・保守政策研究会」という 平凡な名称に落ち着いた。
こんなに早く逝ってしまうならば、あの時に「青嵐会にすべきだ。今こそ父の遺志を継ぐべきだ」と言えばよかった。悔やまれて悔やまれてならない。
政治家としては、あまりに純真で、あまりに繊細で、そして不器用な人だった。10月17日からは妻、郁子さんとエジプト旅行を予定し、心待ちにしていた。今ごろ中川氏の魂はピラミッドの上空に広がる蒼穹を飛び回っているのではないか。 (石橋文登)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/310631/
赤字…酒薬弱さのイメージ植え付け
水色…マイナスイメージ植え付け
青字…自己優越YOU&I
緑字…プライバシーの侵害
※10月8日に書く追悼文として適切か?
最後に中川氏と会ったのは衆院選3日後の9月2日だった。午後6時過ぎなのにフラフラの足取りで現れたので、つい声を荒げてしまった。
「酒はやめたんじゃなかったのか。あなたが財務相を辞めた時、麻生太郎首相は泣いていたんですよ」
中川氏はシュンとして「すまん、ホントにすまん」と言いながら半時間ほどで帰っていった。あれが今生の別れとなるとは。なぜもっと励ましてあげられなかったのか。悔やまれてならない。
中川氏は「うわばみ」と思われてきたが、私が知る素顔はまったく違う。恐ろしいほど真面目で礼儀正しく、冷たいお茶を傍らにチビリチビリと酒を飲みながら、政治、外交、環境、文学、そして人生について大いに語らう。興味のある話にはメモを取りながら熱心に聞き入り、つまらないジョークを言ってはバツが悪そうに照れ笑いする。少年がそのまま大きくなったような人だった。
ただ、腰に椎間板ヘルニアという“爆弾”を抱えていた。痛みに耐えきれず、強い鎮痛剤、精神安定剤、そして睡眠薬を飲む。そんな状態で酒をわずかに飲むと意識がぶっ飛ぶ。この悪循環を繰り返していた。例の酩酊会見も「ワインを口に含んだだけ」と言うのは決して偽りではなかっただろう。
「政治家を続けたいなら渡米して手術するべきだ」と迫ったことがある。神妙な表情で聞いていたが、「だって怖いだろ…」と首を縦に振らなかった。
そんな中川氏に政治家の執念を見たことがある。4年前のことだ。
国会近くの事務所で一緒にビールを飲んでいると「これを見てくれよ」と古びた茶封筒を取り出してきた。中を開けると「青嵐会」の血判状だった。昭和48年、父の故中川一郎氏が政界に風穴を開けようと血気盛んな若手・中堅を集めて結成した政策集団。徹底した対中強硬路線が災いしたのか、ジワジワと他派閥の切り崩しを受け、6年後に解散してしまった。
驚いたことに大量の脱会届も同封されていた。血判まで付いた仲間の裏切り。一郎氏の無念の思いをかいま見たような気がした。中川氏は何も言わなかったが、胸中にあったのは保守勢力の結集であり、青嵐会の再興だったに違いない。
実は中川氏が青嵐会の旗揚げを思い立ったことがある。平成19年秋、福田康夫政権発足後まもなくだった。「保守の信条を共有する若手を集めて勉強会を作ろうと思っているんだ」と言うので「次の首相を目指す気がないならば時期尚早ではないか。たった一枚のカードなんだから機が熟すまで大事にとっておくべきだ。」と答えた。中川氏は不満そうな顔をしていたが、結局、その勉強会は「真・保守政策研究会」という 平凡な名称に落ち着いた。
こんなに早く逝ってしまうならば、あの時に「青嵐会にすべきだ。今こそ父の遺志を継ぐべきだ」と言えばよかった。悔やまれて悔やまれてならない。
政治家としては、あまりに純真で、あまりに繊細で、そして不器用な人だった。10月17日からは妻、郁子さんとエジプト旅行を予定し、心待ちにしていた。今ごろ中川氏の魂はピラミッドの上空に広がる蒼穹を飛び回っているのではないか。 (石橋文登)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/310631/
赤字…酒薬弱さのイメージ植え付け
水色…マイナスイメージ植え付け
青字…自己優越YOU&I
緑字…プライバシーの侵害
※10月8日に書く追悼文として適切か?