夜桜や 夢に紛れて 降る、寝酒・・

観念らの規定性らによる、事象らの成り立ちようらへの解枠にも絡めて、 天下経済系の可能的な成長の度合を増すべき事らを述べる

 プロスタグランジン ☀ ら 、 と、 阻害 ⚡️ 薬ら  :  国賊⚡️ 共犯⚡️ ドクター江部⚡️  

2018-12-28 15:57:01 | 政治・経済
こんばんは。
冬場は、 感冒や、インフルエンザ、 等に罹 カカ る機会が多く、 医療機関に受診すると、結構と安易に、 解熱剤 、が処方されるので、注意が必要です。
処方される解熱剤のほとんどが、
非 ステロイド系 抗炎症薬 ( NSAIDs ) 、 です。

2018年 12月26日 ( 水 ) 、 の記事で
非ステロイド系抗炎症薬 ( NSAIDs ) に関して、
脳症になるリスクがあるので、
インフルエンザに使用してはいけない、
ということを、記事にしました。
より正確には、 ウィルス、細菌、原虫、
などによる、 感染症が存在しての発熱には、
NSAIDs 、は、使用してはいけない、という事です。

また、 この薬は、 プロスタグランジン ≒

三石分子栄養学➕藤川院長系によると、
チーズ、 などの油らとは、 異なり、
マーガリン 、 の、 油は、
その二重結合のありようから、
プロスタグランジン 、 が、 作られる、
元な物質として機能しない、 ので、
摂取しない方が、 善い 、 という 、

という、 物質の産生を抑えるために
腎臓 、 への血液の流れが悪くなり、
『 急性腎不全 』 、 を起こすことがあります。
結構と、 頻度が高く、 薬を飲んだ後に、
『 尿量が減る 』 ようでしたら、 要注意です。

実際に、私の糖尿病のご高齢の患者さんで、
『 帯状疱疹 』 、 になり、
受診した医療機関で、 抗ウィルス薬と共に、
『 ロキソニン 』 、の、 3錠/日、
一日に、 3回を、 食後に、 内服 、
となった方がおられました。
7日分の薬を処方されて、
すでに、 5日間を内服した時点で、
高雄病院を受診されました。
血液検査したら、すでに、
『 クレアチニン値 』 、 が悪化していて、
『 腎不全 』 、 の状態でした。
軽症でしたので、 すぐに、 ロキソニンを中止して、 幸い、 クレアチニン値は、改善しました。

『 プロスタグランジン 』 、は、 全身の、
色々な組織や器官の細胞たちの各々に存在します。

☆ NSAIDs 、は、 単純に、 熱を下げる、
だけではなく、 全身の細胞たちの各々において、
プロスタグランジン 、 という物質への、
生合成 、 を抑制するのです。

『 プロスタグランジン 』 、は、
血圧の低下作用や、 筋肉の収縮作用、
黄体の退行作用、
血管の拡張作用 、 などの、
色々な役割をもつ、 ホルモン 、 です。
NSAIDs 、 は、
プロスタグランジンの生合成を抑制するのですから、
様々な副作用らが出て、 当たり前なのです。

さらに、 痛み、や、 炎症、を、 差し止めたり、
解熱したりする、 目的で、 長期に飲み続けると、
胃炎や胃潰瘍の副作用が起こることがあります。

NSAIDs 、は、 痛み、 への、
元となる物質を作り出す、 タンパク質から成る、
酵素 コウソ
( シクロオキシゲナーゼ: COX: コックス ) 、 の働きを妨げて、
解熱や鎮痛、に、 抗炎症の作用を発揮する薬です。

COX 、 には、 2つの種類があり、
COX-1 、は、 胃粘膜や血管にあって、
生体の恒常性の維持に、
COX-2 、は、 主に、 刺激があった時に作られ、
痛みや炎症に関係しています。

NSAIDs、 は、 COX-2 、 の働きを抑えて、
解熱、鎮痛、抗炎症、 の作用を示しますが、
ほとんどの、 NSAIDs 、は、 COX-2 、 だけでなく、 COX-1 、 の働きも抑えるために、
胃酸の分泌が増えたり、
胃粘膜の血流が悪くなったりして、
胃炎や胃潰瘍を起こす原因になるのです。

胃炎や胃潰瘍が起こると、 胃の痛み、に、
吐き気 、 などの症状らが起こりますが、
ピロリ菌が元凶の、 一般的な胃潰瘍に比べ、
NSAIDsによる潰瘍は、 症状が出にくいのです。
そのために、 何も症状を感じないうちに、
突然に、 胃から出血して、
吐血や下血することがあります。
調査によれば、 リウマチ 、などで、 NSAIDs 、を、
4週間以上を内服している場合には、
胃粘膜への保護剤を内服していても、
6割以上の人で、
胃粘膜障害が認められた、 ということです。

このように考察してくると、
ロキソニン、 ボルタレン、 ポンタール、
インダシン、 アスピリン・・・
これらの、 ごく一般的な、 NSAIDs 、 は、
有害事象が非常に多いので、
使用は、 極めて慎重に、 ということです。

長期投与は、 勿論、 基本的には、 不可 、です。
例えば、 ロキソニン 、の、 3錠 / 日 、 とかは、
長期投与だと、 非常に、副作用リスクが高いです。

ロキソニン 、 の、 1 ~ 2錠 / 日 、 は、
リウマチ 、 などへ、 症例により、
やむをえず、 投与することもあると思います。
私は、生理痛とか、頭痛に頓用でなら、
許容範囲と思って、処方することもあります。

安全に使用できる、解熱剤、鎮痛剤は、
アセトアミノフェン 、だけ、 ということです。
アセトアミノフェンは、 鎮痛・解熱作用を有しており、
NSAIDs 、と同様に、 COX 、 を阻害しますが、
その作用は、弱く、
抗炎症作用は、 ほとんど、 ありません。
そのために、 アセトアミノフェンは、
NSAIDs 、には、 分類されていません。
アセトアミノフェンの作用機序は、
中枢神経における、 COX 、への阻害、
と、 考えられていますが、
詳細な機序は、 未だに、 解明されていません。
商品名は、
カロナール、 コカール、 アンヒバ 、 などです。

発熱には、アセトアミノフェンを、
成人なら、 1回に、 3百 ~ 5百 ~ 6百 mg、
1日に、 2回なら、 安全です。
年齢、症状により、 適宜に、 増減で、
原則として、 1日に、 最大で、 千5百 mg 、です。

腰痛や、生理痛なら、 成人は、
アセトアミノフェンとして、
1回に、 3百 ~ 千 mg 、 を経口服用し、
服用間隔は、 4 ~ 6時間以上とし、
年齢、症状により、 適宜に、 増減しますが、
1日に、 総量として、 4千 mg 、 が限度です。

あと、痛みが強いときは、
トラムセット
( トラマドール+アセトアミノフェン )、
が有効です。
トラマドールは、
非麻薬性 オピオイド 受容体 刺激薬 、 です。
トラムセットには、
NSAIDs 、 のような副作用は、 ありませんが、
吐き気がすることがあります。
それで、 初期の、 1 ~ 2週間は、
吐き気止めと、一緒に、 内服します。

江部康二 医師 。