上映会

今日、「世界が食べられなくなる日」（上映会）を見てきました。
日本には、大量の遺伝子組み換え食品が輸入され、私たちは知らないうちにそれらを食べているという現実を
直面しています。映画では、遺伝子組み換え食物を食べたラットに大きな腫瘍ができている。
また、これらを生産している農家の人々の健康被害の実態のみならず、
輸送にも使われた農薬による健康被害が発生しているという。

TPPに日本が参加すればさらに遺伝子組み換え食品を食べる機会は増えると思います。
せめて「遺伝子組み換え食品の表示」を徹底して欲しい。

でも、やはりそれは難しいのだろうな。
遺伝子組み換え作物を食べた牛や豚にも病気が増えているようですが、
「牛肉や豚肉」にまで「餌は遺伝子組み換え作物を使っています」と表示することは
おそらくないでしょう。比較的安い肉にはこれらが
使われていると思って間違いないのでしょう。
なぜなら遺伝子組み換え作物は農薬に強いため、除草に大量の農薬が使われ
大量生産が可能だからです。

中国の農薬や大気汚染も怖いけど、放射能の影響も怖いけど、遺伝子組み換え作物にも
大きな不安を感じます。

人が口にするもの、人が吸う空気。どちらも健康に大きな影響を及ぼします。
更に環境破壊・地球温暖化による異常気象による被害
どれも深刻です。

そう思いながらため息混じりに歩いた帰り道。
夕方、赤く染まった西の空をふと眺めると久しぶりに「富士山」が見えました。
「きれい」思わず佇んでしまいました。