裸の王様

日常をダラッと垂れ流しております。
時折、マニアックな妄想も垂れ流していますのでご注意下さい。

イタリア旅行4日目 ピサ観光 ピサの斜塔はバナナ型の巻

2008年02月07日 18時31分33秒 | イタリア
今朝も早朝からモーニングコール
スーツケースに荷物を詰めて、朝食へ。
クロワッサン型ブリオッシュとスクランブルエッグとチーズとオレンジジュース。
食べ始めたところに韓国集団登場!!
恐ろしい勢いで朝食のバイキングを集団であさり始めた。
出遅れた同じツアーの人たちはコレに巻き込まれて、食事ままならず。
あな、恐ろしや。

そう言えば昨日夕食のとき、夕食の到着が待ちきれずにパンをかじってるおばちゃんがいたっけ。
そんなに飢えてんですか?

イタリア人は基本働かない感じ。(働いてはいるが、マメじゃない)
なので、朝食の料理の皿がなくなっても次が出てくるのが遅い。
韓国人集団はたぶん一部の人しかスクランブルエッグにありつけなかったっぽい。
あとから出てきたけどね。

本日は朝もやのかかる中、出発です。
コレが本来のイタリアの冬の風景なんだってさ。


午前中はもう、ひたすら高速で移動。
移動移動移動。
バスの中では寝るしかない。
イタリアの高速道路にはSAやPAがない。
と言う事は当然トイレもないのだ。
では、どうするか?
高速を降りてお土産屋でトイレを借りるのだ。
お土産屋なら、お土産を買ってくれることを当て込んでいるので、トイレをただで貸してくれる。
但し、こういったところのトイレには便座がないのが普通なので要注意。
イタリア人は綺麗好きだから便座を持ち歩くとかTVの番組で見たことがあるけど、そうではなく座らずに中腰のままいたすらしい。
流石にそれは真似できないので、便座除菌クリーナーを持ち歩こう。
便座がなくても座れるもんだ。
だが、お子さんの場合は確実に嵌まるので要注意!!

お昼にピサへ到着。
早速昼飯だ。

スパゲッティーボロネーゼと小エビのリボンパスタ。
小エビのパスタほのうが美味しかったよ。

デザートは焼きリンゴのタルト。
ちょっと甘すぎ

ピサには基本斜塔しか観光資源がない。
ゆえに斜塔を斜塔のまま保存したいのだ。
で、日本とアメリカとイタリアの建設会社が1つのプロジェクトでもって、斜塔を現在の傾きのまま100年間維持する工事を行ったそうだ。
むしろまっすぐに立ててしまうほうが楽らしいのだが、斜塔でなくなったら誰も来なくなるもんね。

修復工事のおかげで中に入れるようになったそうだが、予約制の上、人数制限もあるのでツアーではちょっと無理という話。
なので外から見るだけなのだ。
斜塔はそもそもここに建つドゥオモの鐘楼として建てられ始めたものだが、建築中に既に傾き始めたため、上を作っていく段階でちょっとバナナ型に変形しているんだそうだ。


ここピサにあるドゥオモはロマネスク様式の完成形として建てられた美しい建物なのだそうだ。
大理石で作られているのであるが、この大理石たちどこから調達してきたか?
どうもローマ時代の遺跡からパクって来たものを使っているらしい。
外壁の中にはカエサルと刻まれた石が逆さに嵌まっていたりする。
文字の読めない当時の工夫たちが積んだためだろう。
どこかの神殿や遺跡からパクられてきた石達は、様々な模様や文字が刻まれている。
泥棒大聖堂といったところか。
ヨーロッパの歴史は常に取ったり取られたりの繰り返しのようだ。


大聖堂天井

大聖堂内部


大聖堂の隣にはこれまた大きな洗礼堂が聳え立っている。
この洗礼堂の凄いところは、その音響効果!!
たった一人でハモれるほどのそれは本当に凄い。
係員のおねえさんがやって見せてくれたが、すばらしかった。
あそこで思い切り聖歌など歌ったら凄いんだろうな。

ピサの大聖堂前の広場には、アフリカから出稼ぎに来ている物売りがいっぱいいる。
彼らの動くおもちゃは、見れば子供が欲しがるが、買うとそいつは動かない。
不良品をつかまされても、観光客なら二度とここには来ないだろうから、という魂胆だ。
まぁ、怪しげな物売りからものは買わないけどな。

斜塔の観光が済んだら、もうひとっ走りしてフィレンツェへ移動だ。
フィレンツェではミケランジェロの丘を観光予定だったが、事故処理渋滞のため翌日に持ち越された。

フィレンツェでは連泊なので、少しゆっくり出来る。
今宵のホテルはAC FIRENZE。
母体はスペインにあるチェーンホテルだが、このホテルはオープンしたて。
オープンしてから2ヶ月しかたっていない上に、団体客を泊めるのは初めて。
ホテル側も気を使ってくれてサービスはよかった。

今宵のお部屋は205号室。
洗練されたモノトーンのインテリアにスリッパやローブも。

洗面所はガラスで出来ている
バスタブも大きくてお湯のでもよい。
シャワーじゃ満足できない日本人にとっては、この上なくGoodである。

おしゃれ感満載だが、壁が薄いのか音がよく響いてしまうのと、市街地からちょっと離れた位置にあることが玉に瑕である。

今夜もホテルでお夕食。
ホテル側も張り切っているので、お代わりをくれましたよ。

ミネストローネ。
美味しかった。
次は肉だとわかっているのでお代わりを頂く。

ポークグリルとポテト
ポテトはお代わり可だったが、ミネストローネでおなかいっぱいだったので遠慮した。

デザートはプリン。
ちょっとスが入り過ぎているが、ちゃんとオーブンで蒸したプリンだ。

ここの食事は旨かったので朝食も期待できそうだ。


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