裸の王様

日常をダラッと垂れ流しております。
時折、マニアックな妄想も垂れ流していますのでご注意下さい。

イタリア旅行8日目 ローマ観光 ヴァチカンへ行こうの巻

2008年02月11日 15時53分26秒 | イタリア
朝6:00、モーニングコールに起こされてごそごそ仕度を始めます。
今までのホテルと違い、このホテルは夜寒かったよ。
部屋のエアコンも普通のお宅にあるようなタイプで全館対応のものじゃ無いよ。
窓を開けるとどんよりと暗い空。
TVの天気予報もあまり良くない様子。
我々が訪れたときはミラノはいい天気だったのですが、今日は雪らしい。
晴れてて良かった。

仕度を終えて食事へ。
朝7:00を回っているのに食事処は電気もついていないし、数名の外国人がもそもそ食事を取っている。
もうビュッフェはやっているのだろうか?
良くわからないしいつもなら先に来ている添乗員さんもまだ来ていないので、ちょっと様子見。
暫くたつと従業員がやってきて食堂の電気を点灯したので、早速中へ。
んがしかし、ブッフェの準備はまだ完全に整っておらず、パンと残り少ないスクランブルエッグが並んでいるのみ。
今までの朝食に比べて一番しょぼい感じ。
ACホテルが一番良かったな。
でも、ここには他にはなかったチョコラータマシンがあったよ。
イタリア人の朝は概ね甘ーいお食事なんだね。
本日は、スクランブルエッグとスライスチーズと生オレンジとブリオッシュとマーブルケーキと固いパンとフルーツフレーバーヨーグルトにチョコラータ。
口の中が甘ーい。

食事が済んだら、バスに乗ってバチカンへ。
バチカン美術館の見学には団体客の入り口を通るので、予約済みですから我々はすいすいですが、個人客は朝も早くから凄い長蛇の列。
これ、入館するだけで半日かかるんじゃ!?
バチカンは常に大人気なのな。
どこの美術館もそうですが、セキュリティーチェックは空港より厳しい。

こういったものはテロの標的になりやすいですからね。
特にバチカンはカソリックの総本山だしね。
また、こういった場所では傘(先の尖った物)やリュックサックは持ち込み禁止です。
もし持っていると、荷物預け所(離れているところにあるらしい)に預けてこなきゃならない。
そうならないためにも、イタリアを歩くときはリュックではないバッグを持っていくのが良いね。
バチカン美術館の中は、フラッシュさえ焚かなければ撮影OK。

いろんな彫像やらタペストリーやら絵画やら、たんまり収蔵されすぎてます。

回廊の天井もこの通り。
ゆっくり見て回りたいところですが、ツアーなのでずんずん歩いて目的物を見なければなりません。
午前中だけでローマ市内観光を済ませなければならないので大忙しです。
急ぎ足で所々で説明を聞きつつ、一気にシスティーナ礼拝堂へ。
ミケランジェロの大作、最後の審判と天井画のアダムの創造も見所です。
流石にここは撮影禁止。
でも生の大作は凄い。
修復が終わって、以前より薄く明るい色合いに変貌しているようです。
絵なんだけどまるで彫像のように見える計算しつくされた天井画に圧倒されます。
大作を鑑賞し終えたら、サンピエトロ大聖堂へ。
本日は行事があるらしく、椅子が並んでいて入れない場所もあり、左足に触ると願いが叶うといえ割れている司教の像には近づけませんでした。

遠くから望遠で撮影してみたけど、暗すぎてよくわからないね。

流石にカソリックの総本山。
ゴージャス過ぎるその大聖堂の中の本の一部を撮影してきました。



先々代の大司教のご遺体が展示してありました。

ミケランジェロのピエタ。
ガラス張りの向こう側にあって、人だかりが出来ています。

大聖堂の入り口。
大聖堂をくるっと見学したら、是非バチカンから手紙を出したいというわけで、出口にある郵便局へ。
絵葉書と切手を買って、既に書いてあった一枚に切手を貼ってポストに投函。

バチカンのポストは黄色いんですよ。

バチカンの警備はスイス軍が行っているんです。
その昔、ローマ政府と権力的に拮抗していた法王が、第3勢力に警備をお願いしたのがきっかけで、その後ずーっとそうなのだとか。

大聖堂前の広場。
広場を抜けて道路を渡ってしまうとそこはもうイタリア。
世界一小さい国バチカン市国とはお別れです。
バチカン市国とローマの間にはたった2分ですが時差があるそうです。
(後で調べてみたら1分らしいです。)

バチカン観光が住んだらローマ市内観光へ。


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