Cahiers de Fontaine

「メモ帳」代わりに思ったことを書いていきます

恐るべし・・・キタエンコ

2005-08-07 23:34:49 | 観劇
タワーレコードで掘り出しました。¥7,690

これAmazonで見たら2万円超えてた。
・・・すっごい掘り出し物かも。

何年か前の冬にキタエンコのショスタコ13番バービヤールを聴いた。
その時も熱が出ていて体調最悪だった。
が、演奏を聴いている時は全くそんなことを忘れてしまうくらいの
凄まじい演奏だった。
身体(心)の奥底に響いてくるようなそんな音だった。

時々キタエンコのCDを思い出しては探していたが
あまり出ていないのかこれといったものには出会わなかった。
(キタエンコをただのチャイコフスキーコンクールの指揮者と思っちゃいけない)

ハンブルク・バレエの『ニジンスキー』を観てから
ショスタコ11番コレクター(?)になっていて
この間もラザレフの怪演(?)CDを購入した。
今日もそれとなくショスタココーナーを眺めていたら
このBOXが。
おぉっ!?キタエンコじゃないの!
でも即買いではなくて(7千円だし・・元値は知らなかった)
しばらく他のを物色してソ連時代のゲルギエフ指揮のCDとかを見つけたり
で、結局昔13番を聴いたときのことを思い出したりして
購入決定。

帰って来て早速聴いてみた。
勿論11番。
語れるくらい色々聴いているわけじゃないけど
キタエンコのショスタコ11番聴いてて涙止まりません。
なんなんでしょうか。
音が言葉にでもなったかのように語りかけてくる・・そんな演奏。
CDでこれじゃ生で聴いたらどうなっちゃうんでしょうか。

バービヤールはある意味怖くてまだ聴いてません。
後ほどゆっくりと聴こうかと。

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