Cafe開業への道

長年勤めていた会社を辞めて京都の大徳寺門前で
カフェを開業することにしました
その奮闘の記録を書きとめていきます

毎日が変化??

2011年11月18日 | 報告
またまた、間が空いてしまいました。。。
お店は既に、シーズンに入って、連日バタバタしています

気が付くと今年も残すところ1か月半しかありません
なんて早いんでしょう。

お店もいつの間にか子供たちが3人になり・・・うちの若者男子スタッフのことです

そうです、夏の終わりからまた、若者男子1人増えました。
只今、悪戦苦闘の育成中です・・・・

引き続き育成中の2人も併せて、3人の子供たち?を預かっています
それぞれにいろいろなバックグラウンドがあり(結構複雑)、
性格も環境も全くバラバラですから、そりゃ大変(笑)

若者たちは、仕事を覚えさせるだけではなく、子供を育てるのと同じ(いや他人な分、それ以上)です。
働くことの意味、社会的マナー、言葉づかい・礼儀作法、正しい生活習慣・・・etc.
きちんとした社会人になれるよう、こういったことCAFEでの仕事を通して教えつつ、
人として大切なことや社会の厳しさ、会社の常識・・そんなことを学習していってもらうことが必要です。
マニュアル通り業務をマスターさせることよりも、こいう学びをしてもらうことが結果として
「良い仕事が、主体的に、よく出来るスタッフ」に育てていく近道だと思います。
・・いや、近道じゃないですね、時間かかります
でも、CAFE DU MON ではこのことは最も大切なことだと考えているので、無駄な人件費が生じても
我慢して?頑張ることにしています

そして、彼らがどんどん成長して良くなっていく姿を見ると、サイコーに嬉しくなります
みんながそれぞれにとっても素直に言うことを聞いてくれて頑張ってくれるので、
自分の考えや思いも「無駄になっていないな~」と思え、逆に充実感さえ感じられます。

言葉が悪いですが、CAFE DU MON は更生施設の役目を引き受けているかも、、
なんて思うことも


彼らの成長日記(?)は改めて書くとして
しばらくブログをさぼっていたので、今日はなんやかやと近況報告させていただきます。

ホームページには掲載していますが、お陰様で9月にはオリジナルのNewパッケージが出来ました
もちろん、ロゴをデザインしてくれた若き女性デザイナーがまたまた素晴らしい感性とセンスでもって
素敵なパッケージデザインを考案してくれました

複数のデザイン案をいただき、どれもこれも素敵で本当に迷いましたが、最初にピビッときたデザインで、
「カヌレを入れても、お店に並べても違和感(出しゃばらない)なく、それでいて印象に残るもの」
というコンセプトを鑑みて、当初は赤・黒ベースでデザインしてくれたのですが、
お店のイメージカラーのオリーブグリーンに近い色に修正してもらったところ、
想像以上に“いい感じ”になり、CAFE DU MON のお料理に似た?
“やさしく温か味がありながらセンスの良い”パッケージが出来上がりました
スタッフも気に入ってくれて大喜びです



10月の中旬でしたが、2ヶ月に一度、お昼に来て食事をしてくださる奥さまがいらっしゃいます。
うちでのお食事をとても楽しみにしてくださっています。
実はいつも、ご要望につき、特別スペシャルメニューをしています

今回は「松茸を使った料理にステーキもちよっと食べたい」というご要望でした

★シャトーロインステーキ 赤ワインとベリーのソース  
  ちょっと酸味のあるベリーのソースに赤ワインでコクを出して、霜降りのステーキに
  併せてみました



★世界に一冊の本????
・・・というと大そうですが、開業を目指した頃から書き始めたブログも3年半経ち、
  そのブログを本にするというサービスがあり、“私の本”が出来上がりました。
  大切な人からプレゼントしもらいました
  改めて本になってみると良くこれだけ書いたものだと思い、3年半の奇跡が走馬灯のように
  めぐって、感慨深いものがありました
  お店に置いています






この3年を振り返って、本当にあっという間の3年でした。一方で、毎日いろいろなことがあり、
予想以上のたくさんの人たち、お客様との出会いがあり、別れもあり、再会もあり・・・
失敗も、成功も、途中挫折しそうになることもありました。
やりがい、楽しい事、嬉しいこともたくさんある反面、苦しい事、つらい事・・・
全て放り出して逃げたくなることもありました
気持ちはあっても、身体が疲労困ぱいでフラフラになって仕事場に行くこともありました

でも、いつも「笑顔」は忘れないでいたつもりです。
笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを忘れず、驕ることなく。。。

スタッフの成長を見ていても、周囲の動きを見ていても、
毎日が変化です。
同じ日は2度とありません。
人は偶然ではなく「必然」の中で生かされているのでしょう。きっと・・おそらく

ここ最近で、自分の周辺環境も少し変わりました。
お店も3年やりましたが、未だにお客様の動きはめまぐるしく変化していて読めません

毎日が変化していることを感じています。それは良いことだと思っています。
ただ、変化を「良い変化」に繋げていくこと、変化が成長・進化であることが肝心。
意識をもってすごしていないとできないことですね。

偶然を必然に変えられるのも人の意識かもしれません。

めまぐるしい毎日に追われつつも、日々の変化を敏感に感じ、受け入れて、
「変化」に乗りながらも流されず、自らも変化していけるよう、
そうありたいと思います。

う~ん、、、うまく表現できません
とにかく、これからまだ3週間、紅葉ピークにつき、猛烈に働きます