2010年は、年初からお菓子の大仕事を頂きました
成人の日の1月11日に大徳寺の中のあるお寺さんのお茶室を使って、新年の『初釜』を
開かれるとのことで、そこでご招待のお客様に、お土産として、
うちの「大徳寺納豆入りカヌレ」を使っていただけると、
沢山のまとまったご注文をいただいた次第です
ご注文は、大徳寺納豆カヌレと大徳寺納豆チョコカヌレをハーフ&ハーフで、
8ケ入り×90箱
カヌレは全部で720個その半分の360個は、更にチョコカヌレにしなければなりません
さぁ、大変です
今まで、こんな数を一度に作ったことはありません。
もちろん、一度にオーブンでは100個程度は焼けますから、出来ない数ではないのですが・・・
が、なんたってうちは、パティスリーではなく‘Cafe’ですから、お菓子だけを
専属で焼き続けていられるわけではありません。
また、カヌレ生地の仕込から、小さいカヌレに納豆を一つ一つ丸めて入れていく作業も、
更にチョコレートをコーティングする作業も、全て手作業ですから、100個作るにも
かなりの時間がかかります。(その分、やっぱりおいしいのですよ)
日中カフェの営業の合間でカヌレ作りをしなければなりませんから、
お話をいただいたときは、「8個入り90箱も出来るかな??」と一瞬、引きましたが、
「初釜で使っていただけるなんて、こんな有難いお話はない。
何がなんでも、是非、やらせて戴こう」
と、二つ返事で引き受けていました
最初の注文のご連絡が、年末ギリギリだったので、お正月が明けると早々
箱など包材の発注をかけました。
箱が7日頃に届いて、まずはカヌレを入れる箱作り、シール貼りが始まりました。
8日は、お店をしながら夕方からひたすらカヌレ生地の仕込み
夜10時頃までかかって、牛乳10リットル分、約18リットルの生地を仕込みました
商品は、11日(月)の朝一にお渡しなので、前日の10日に箱詰めまで完了して
なくてはなりません
おまけに、一つ一つにリボンも掛けてほしいとおっしゃったので、一工程、作業が
増えます。
9日に半分360個のカヌレを焼いてチョコカヌレを仕上げておく、そして、10日に残り
のカヌレを夕方までに焼き終えて、箱詰め→リボン掛けを完了する。
日中カヌレを焼きつつ冷めるのを待って、一人がひたすらチョコカヌレ作り
幸いにもお店が暇だったので、順調に作業ができて、何とか日付が変わらないうちに、
半分のチョコカヌレと、普段のお店用のカヌレができました。
翌日は、早朝から残り半分のカヌレ焼きをはじめました。
スタッフ総出で、皆がそれぞれの持ち場で、責任もって頑張ってくれたお陰で、
意外と順調にスムースにカヌレづくりは進んで、10日の日暮れ頃には、
ほぼリボンも掛かって、90箱が冷蔵庫を占領していました
ストックしておく場所を準備するだけでも大変でした。
チョコカヌレが入っているので要冷蔵、実家の冷蔵庫も無理やり空けてもらって、
一時ストックしたり・・・
しかしながら、前日には、ご注文の90箱と大徳寺納豆入りビスコッティ15箱が
完成して、見事にショーケースにぎっしり収まっていました。
翌日、11日(月)10時に、無事お渡しして、CAFE DU MON 初めて経験する『初釜カヌレ』
の大仕事を終得ることが出来ました
後日談で、そのお茶人からお伺いしたのですが、手土産にされるお菓子は以前より
いろいろと検討・吟味されたそうで、最初は有名他社のパティスリーのカヌレが
候補だったそうです
偶然にも、CAFE DU MONのカヌレを食べられて、大徳寺納豆を使っていることもあり、
「これがおいしくて一番気に入った」(?)そうで、これに決定いただいたとのこと
単に運が良かっただけかも知れませんが、ご縁をいただけて感動でした
このお仕事を通しても、たくさんの学びと感動を得て、そして感謝の気持ちを感じること
ができました。
一仕事が終わった、11日の夜、まだ行けていない初詣を兼ねて、商売繁盛のえべっさんに
行ってきました。
昨年の笹を返して、また今年一年の繁栄をお願いし、新しい笹を頂いてきました。
今年初のおみくじをひいたら、なんと大吉でした
2010年、さい先の良いスタートです
★初釜カヌレの作業風景
成人の日の1月11日に大徳寺の中のあるお寺さんのお茶室を使って、新年の『初釜』を
開かれるとのことで、そこでご招待のお客様に、お土産として、
うちの「大徳寺納豆入りカヌレ」を使っていただけると、
沢山のまとまったご注文をいただいた次第です
ご注文は、大徳寺納豆カヌレと大徳寺納豆チョコカヌレをハーフ&ハーフで、
8ケ入り×90箱
カヌレは全部で720個その半分の360個は、更にチョコカヌレにしなければなりません
さぁ、大変です
今まで、こんな数を一度に作ったことはありません。
もちろん、一度にオーブンでは100個程度は焼けますから、出来ない数ではないのですが・・・
が、なんたってうちは、パティスリーではなく‘Cafe’ですから、お菓子だけを
専属で焼き続けていられるわけではありません。
また、カヌレ生地の仕込から、小さいカヌレに納豆を一つ一つ丸めて入れていく作業も、
更にチョコレートをコーティングする作業も、全て手作業ですから、100個作るにも
かなりの時間がかかります。(その分、やっぱりおいしいのですよ)
日中カフェの営業の合間でカヌレ作りをしなければなりませんから、
お話をいただいたときは、「8個入り90箱も出来るかな??」と一瞬、引きましたが、
「初釜で使っていただけるなんて、こんな有難いお話はない。
何がなんでも、是非、やらせて戴こう」
と、二つ返事で引き受けていました
最初の注文のご連絡が、年末ギリギリだったので、お正月が明けると早々
箱など包材の発注をかけました。
箱が7日頃に届いて、まずはカヌレを入れる箱作り、シール貼りが始まりました。
8日は、お店をしながら夕方からひたすらカヌレ生地の仕込み
夜10時頃までかかって、牛乳10リットル分、約18リットルの生地を仕込みました
商品は、11日(月)の朝一にお渡しなので、前日の10日に箱詰めまで完了して
なくてはなりません
おまけに、一つ一つにリボンも掛けてほしいとおっしゃったので、一工程、作業が
増えます。
9日に半分360個のカヌレを焼いてチョコカヌレを仕上げておく、そして、10日に残り
のカヌレを夕方までに焼き終えて、箱詰め→リボン掛けを完了する。
日中カヌレを焼きつつ冷めるのを待って、一人がひたすらチョコカヌレ作り
幸いにもお店が暇だったので、順調に作業ができて、何とか日付が変わらないうちに、
半分のチョコカヌレと、普段のお店用のカヌレができました。
翌日は、早朝から残り半分のカヌレ焼きをはじめました。
スタッフ総出で、皆がそれぞれの持ち場で、責任もって頑張ってくれたお陰で、
意外と順調にスムースにカヌレづくりは進んで、10日の日暮れ頃には、
ほぼリボンも掛かって、90箱が冷蔵庫を占領していました
ストックしておく場所を準備するだけでも大変でした。
チョコカヌレが入っているので要冷蔵、実家の冷蔵庫も無理やり空けてもらって、
一時ストックしたり・・・
しかしながら、前日には、ご注文の90箱と大徳寺納豆入りビスコッティ15箱が
完成して、見事にショーケースにぎっしり収まっていました。
翌日、11日(月)10時に、無事お渡しして、CAFE DU MON 初めて経験する『初釜カヌレ』
の大仕事を終得ることが出来ました
後日談で、そのお茶人からお伺いしたのですが、手土産にされるお菓子は以前より
いろいろと検討・吟味されたそうで、最初は有名他社のパティスリーのカヌレが
候補だったそうです
偶然にも、CAFE DU MONのカヌレを食べられて、大徳寺納豆を使っていることもあり、
「これがおいしくて一番気に入った」(?)そうで、これに決定いただいたとのこと
単に運が良かっただけかも知れませんが、ご縁をいただけて感動でした
このお仕事を通しても、たくさんの学びと感動を得て、そして感謝の気持ちを感じること
ができました。
一仕事が終わった、11日の夜、まだ行けていない初詣を兼ねて、商売繁盛のえべっさんに
行ってきました。
昨年の笹を返して、また今年一年の繁栄をお願いし、新しい笹を頂いてきました。
今年初のおみくじをひいたら、なんと大吉でした
2010年、さい先の良いスタートです
★初釜カヌレの作業風景