月曜日に小児鍼をしました
お相手はもちろん
道大君。
彼は最近咳がよくでるので、喉と胸部を中心に治療しようと思いました
が、
2歳児の子供がじっとしているはずがありません
最近保育園に行きはじめた彼は
行動力も、語学力も、ワンパクパワーも、体重も、パワーアップ
まともに小児鍼をさせてくれません。
ぱんつ一丁で針灸院を駆けまわり
あたーちゃんの腕をすり抜け
つかまえたと思ったら足も手も出し、頭突きもしてきます。
もちろん嫌がってるわけではないんですよ。
いつも
「みちーろくんも、ちくちくちてー。」
とベットに寝転がるくらいの治療好き。
小児鍼をやって「はい、終わりよ。」と言っても
ここも、あそこも、と、指示が飛ぶほどの治療好き。
それなのに、それなのに!!
全然できない!!
がっしり体をつかんでないとできない!
つかんでも、子供の足や手はちいさくて
折れそうで脱臼しそうで怖くて、つかみきれません
でも、今考えると、痛くつかんで
「あたーちゃんキライ!」が怖かったのかも
時間ばかりかかって
実際は少ない刺激量で終わってしまいました。
ぱんつ一丁でいる道大君を見て、患者さんが
「そんな格好で居たら風邪ひくよ」と、
やさしく言ってくださったんですが
違うんです...風邪ひいたから治療の為に裸なんです...。
これが実際の患者さんだったら、
裸時間が長すぎて、風邪が悪化してしまうかも知れません。
見ているのとやってみるのは
全然違いますね。
子供がこんなにも大変なんて!
大笑いする子も
大泣きする子も
くすぐったがる子も
恐がる子も
やって欲しがる子も
いろんな子がいると知ってはいましたが
体得はしていませんでした。
良い勉強になりました。
春日井家のみなさん、ありがとうございました。
道大君、また練習台になってね。ありがとう