goo blog サービス終了のお知らせ 

こだわり・・・ ばんざーい!!

日々の住まい方に想う事。そして、自分の好きな物に対しての身勝手トーク。

最近の豪雪について思うこと。

2006-01-18 12:31:18 | 住宅
本当に、今年は、雪が凄いですよね!
先日も、沼田市まで行った来ましたが、凄いことになっていました。

テレビや新聞でも、もう何十人の方々がお亡くなりになっていると報じられると
とても、せつない気持ちになってしまいます。

私達が暮らす、群馬県南部、そして、モデルハウスのある埼玉県北部。
運よく、今回は、まったく、雪は降りませんよね。
ありがたいことです。

が、最近の異常気象、いつ、私達のところにも被害が来るか予測がつきませんよね。

今まで、住宅の暖かさと涼しさをお話させていただいてきましたが、こうなってくると、雪についても、考えなければ、と思います。

そもそも、屋根には、雪止めといわれるパーツがあるのですが、きちんと付けている家は、まだまだ少ないような気がします。
これは、積もった雪が、落ちてくるときに、雨どいを壊したりしないようにとか
隣地に入らないようにとか、いきなり落ちて下にいた人が怪我しないようにとか様々に意味があってつけるものですよね。

意味は理解している方がほとんどなんですが、いざ新築となって、見積もり見たら
はずしてしまったり、メーカーのなかには、オプションにして最初の見積もりには入れてなかったり・・・・・・・

屋根の積雪荷重を考慮して、屋根の設計している業者っているのかな?

私達のように、ほとんど雪のことわからない設計者が、頭で考えていい提案するより、雪の多い地域で活躍している設計者がいい作戦を提案する方が良いに決まってますよね。

大事なことは、その設計の方々と私達は交流を持たしていただいて、意見交換することです。
そうすれば、素敵なデザインで、とても、上手く、雪と付き合える家が考えられるかもしれません。

Finlandia House は、名前からして、北欧、フィンランド。
そちらの国には、雪景色が似合う家がたくさんあります。
南仏系も良いですが、どちらかのメーカーの家ではないですが
真っ白な雪の中に、紅赤のサイディングの壁と木製サッシ。

この時期は、北欧デザイン、いいですね!

オープンしました!

2006-01-10 21:11:08 | 住宅
ついに、オープンしました。
みなさん、是非、早く来てくださいね。

連休中にもかかわらず、ご来場いただいた皆様、たいへん、ありがとうございました。
ほんとうに、皆様に気に入っていただいて、スタッフ一同、感激です。

たいへんなこともたくさんありましたが、ほんとうにがんばってよかったと実感しました。

雑貨も好評いただき、皆さんに買っていただいて、コーディネーター、大喜びです。

埼玉県の皆様には、20日に地元深谷市に新聞折り込み致します。

そのあと様子を見ながら、周辺の街に入れてまいります。

ということは、比較的、今度の土日は空いていると思います。

このブログを御覧の方、群馬県の方、お時間ありましたら、是非、ご来店下さい。

営業時間は、11時から20時です。

でも、いつものオープンハウスと違い、お客様とゆっくりお話させていただけるのがいいですね。
オープンハウスはどうしても、短時間でたくさんの方々に見学いただかなければいけないので。

ゆっくり、超高気密、高断熱の空間を体感していただく。
セントラル空調や自然素材の空間、そして、デザインによって変わる、快適の意味。
他のメーカーさんのなかには、性能維持のため窓、ガラスは小さい方がいいといわれているらしいですが、どうでしょうか?
人が暮らしている空間は、明るくて、開放感があったほうが絶対にいいと思いますが。
難しい、データ的なものは、後にして、まず、この真冬の寒い中、体感していただくには、最高の自然条件だと思います。

家を後悔なく、建てるには、様々な疑問もあるでしょう。
私に、的確な答えが出せるかどうかわかりませんが、体感できるところは、
お気軽に試してみてください。

どこまでできるか! モデルハウス建設日記 その10

2006-01-07 10:44:04 | 住宅
いよいよ、明日オープンを迎えることとなりました。

なんとか、カタチになりました。

15パーセントの残し。

オープンしてから、少しずつ、やって行きたいと思います。

思えば、長かったような、あっという間だったような。

本当に、皆さんのご支援でいいものできました。
ありがとうございました。

その1でお話した、「専門店で買うということ」

ご来店いただければ、ご理解頂けると思います。

このタイトルで出す、ブログもこれが最後です。

あまり上手く伝えられなかったかもしれませんが、見守り続けてくれた皆様、
感謝の気持ちで一杯です。

スタッフ一同、心より、ご来店お待ちしておりますので、是非、お気軽に
お越し下さい。

ちなみに、コーディネーターは、基本的には、展示場におりますが、
本社の業務、等ございまして、席を空ける可能性もございます。

できれば、ご来店前に、一度、連絡いただければ、確実に、お話させていただけると思います。

ほんとうに、皆様、ありがとうございました。

そして、これからも、今まで以上に、宜しくお願い致します。

どこまでできるか! モデルハウス建設日記 その9

2005-12-28 20:34:47 | 住宅
今年も残り少なくなってまいりました。
予定通り、モデルハウスも進んでいるのかといえば、
遅れています。残念ながら。

1月8日。この日は、間違いなく、オープンします。
ただ、家具関係が、微妙になってまいりました。

外部、内部、ほぼ、完了しています。
あとは、それぞれの分野の方々の、最後のこだわりのアレンジだけです。

コーディネーターは、最後のチェックと、雑貨の関係に追われています。
その他のスタッフも、残工事やら、オープン準備やら、大忙しです。

今、以前話題になった、スウィートウォールや、ストーン、などなど。
外部廻りを最後、どうアレンジするか、悩んでいます。

当たり前ですが、庭に樹木が入ってくると、景観変わりますよね。

ライトアップも、どうしたらいいか。

傍のファミレスがやけに輝いていて。

看板は、すごく小さなものにすることにしました。

駐車場も、アスファルトにしようと思ったのですが、
悩んだ挙句、茶色の砕石にしました。
なるべく、自然がいいかと思いまして。

全体を見渡して、あれこれチェックしてみると、まだまだやらなければ
ならないことはたくさんありそうです。

大半の会社は、今日で仕事納めでしょう。
私達は、大晦日までの可能性が大ですね。

スタッフ、誰一人、休みのことを口に出す人間はいません。
むしろ、元気?というか最後の気力を振り絞ってやっているように写ります。

みんなの夢、

もうすぐ完成です。

TAC BRAND 6 ってなに ?

2005-12-18 20:26:27 | 住宅
前回も、たいへんたくさんのコメントで励まし頂き、誠にありがとうございました。
雪、降っちゃいましたね!
展示場がオープンしていれば、銀世界のなかに、絵になるかなぁ?なんて思いました。赤い薪ストーブもあるし。

今日みたいに寒い日、フィンランディアにお住まいの方、快適ですか?

さて、本題に入ります。
御質問いただいた、TAC BRAND 6ですが、これはそもそも、仕事を専門、かつ、明確化にしようということで、考案されました。

弊社の仕事は、大きく分けて、
インポートハウス   Finlandia House
ハウス&ショップデザイン   Design Work 「ここまでは、施工部門」
プラン 「設計事務所業務」  TAC Planning
ガーデン         Green + TAC
リフォーム         F & D
生活雑貨        gelee-C

以上の6項目です。
今まで、弊社は、住宅にしても、輸入とモダン、和風を提案させていただいております。
お客様も、例えば、輸入住宅建てようと思っているのに、同じ看板で、一方でモダン住宅しているのでは、双方のお客様も、迷いますし、正直、気分のいいものではないと思います。
そこで、業務を明確に分けようと思ったのです。
その方が、より、専門的に、マニアックになりますから。
そこで、その分野ごとに、専門デザイナーとの交流を充実させようと思ったのです。誰でもいいわけではではありません。
技術、考え方、実力、人間性、趣味性、など、「この方と、話したい!」と本気で思った方々に参加していただいております。

「お前のところみたいな、小さな会社、その程度の建築士で、何、でかいこといってんだ!」って本気で怒っている方がいらっしゃるかもしれませんね!

今回の、姉歯元建築士ではないですが、我々の世界は、縦の関係は、大事にしますが、横のつながりが、ほとんど親密には無い様に思われます。
それは、たぶん、お互いがライバルだからかな?
人の作品を褒めるのが嫌なのかもしれません。
でも、そのくらいのプライド、もっていないと、やってられないのかもしれません。
いずれにしても、私は、いろいろな方と、交流を持たしていただいて、情報交換や
それぞれの分野をもっと勉強させていただきたいと思ったのです。

今話題の例を挙げれば、鉄骨造の工場の増築工事の仕事が来たとします。
私は、意匠専門建築士ですから、構造専門建築士に相談します。そして、データが出たら、私が、それを具体的に図面化していくのです。この構造計算してくれた方、BRAND 6の協力者です。
もうひとつ、例えば、外構工事の依頼を受けたとします。
まず、私、若しくはコーディネーターが、基本イメージを創ります。
それを、例えば、展示場でお世話になった、グリーングラスの山上氏に意見を伺います。そして、第一案の完成。
ここでも、山上氏は、協力者です。

独学で、学んで、他人の意見も聞かず、天才肌で成功を収める方もいらっしゃるかもしれません。
私には、当然、そんな実力ありませんが、仮に、あったとしても、他の方の意見が聞けないなんて、なんて寂しいことでしょう。

お客様は、様々です。
私を、支持して、すべて任せていただける方、
コーディネーターにすべて任せていただける方、
部分的に他のデザイナーとのコラボになにかを期待する方。

すべてのお客様にあった最高のものを提案させていただく。
それが、私達の会社です。

なんか、うまく説明できませんでした。
「もう少し!」という方がいらっしゃいましたら、展示場でお話しましょう!

それから、皆さん、展示場とか、モデルハウスとか、なんか、いいずらくないですか?
「名前」付けようと思うのですが、ここまで、応援していただいている皆さんと考えられたら素敵かなと思うのですか?


なんか、いい名前、ありますか?





どこまでできるか! モデルハウス建設日記 その8

2005-12-14 18:11:48 | 住宅
今年もあと2週間。
仕上がるのか?とすこし不安の中、楽しみながらがんばっています。

んなわけないですよね!
コーディネーター、監督、職人、そして、私、「喜怒哀楽」絶好調です!

先日、ブランド6に参加いただいている、アーティスト、斎藤さんと打ち合わせしました。
この方、以前お話した、ディズニーリゾートとかの施設をアートする方なのですが。

さすがに、二人でいますと、出るは、出るは、すばらしい、アイディア。

「いったい、いくらかかるの?」

たぶん、正面の雰囲気創りは何とかするとして、内部や、小さなオープンテラス
周辺は、だんだんにと言うことになりそうです。

今、私は何が忙しいかといえば、室内に置く、家具やオブジェ選び。


「えっ」  コーディネーターが選ばないの
ってたくさんの声が聞こえてきそうですね。

大丈夫、一緒に、それぞれの立場で選定していますよ。
でも、少しは、私の趣味で選びます。
がっかりしないで下さいね! 「笑」

皆さん、たいへん、お待たせしました!

オープンの広告の出る日が決まりました。
1月5日。配布が始まる、「広告新聞」です。
外部、内部、の写真が、計8枚、掲載されます。
昨日、私が素人ながらに撮影したのですが、正直、まだ仕上がっていないので
部分写真になっています。
でも、雰囲気は、十分伝わりますよ。
コーディネーターが、がんばった、リビング、ダイニング、キッチン、ユーティリティーは、本人の希望もあり、掲載ありません。
是非、足を運んでいただき、生で確認して欲しいとのことです。

このチラシ、群馬県内だけなんです。
他県の方、ごめんなさい。

年が明けて、第三週を考えていますが、深谷市周辺に新聞折り込みいたします。
これは、プロの写真撮影が間に合わないということと、
けして大きな建物ではないので、たくさんの方が来場されますと、ゆっくり見学していただけないと思いまして。駐車場の問題もありますし。

ですから、年内、から、来月中旬までは、今までに建てて頂いたお客様、
現在お話をさせていただいているお客様、そして、このブログを見守っていただいている皆様、
とにかく、現在、弊社、Finlandia Houseを支持していただける方、優先にしていきたいと思います。

皆さんの、コメント、本当にたくさんいただいて、ありがとうございます。
社員一同、大変感謝しております。
よりよいものを創るため、一層の努力で年内突っ走る覚悟です。
是非、皆さん、サポーターとして、応援宜しくお願い致します。

どこまでできるか! モデルハウス建設日記 その7

2005-12-04 19:55:05 | 住宅
ついに、12月突入です。
あと、1ヶ月。正味、25日。
会社スタッフ、業者の方々、ブランド6の協力者の方々。
そして、Finlandiaを期待していただいているお客様の方々。
みんなの、夢乗せて、ラストスパートです!

今日は、宇都宮まで、ガーデニングの打ち合わせにいってきました。
グリーングラスのオーナーデザイナー 山上さんにアドバイスいただいたのです。
いただいた、プランは、さすがに有名デザイナー、なかなかいいです。
ちなみに、コーディネーターは絶賛でした。

ちょっとまった!

みなさん、ごめんなさい。
私が、ストップかけました。
理由は簡単、予算です。

今日の打ち合わせで、基本コンセプトは、変えずに、予算の範囲内で、プラン練り直しました。

皆さん、おそらく、全計画の80パーセントまでで今回は終了ですが、
たぶん、裏切りませんよ!

かなり、いいと思います!

当然、複数の方の意見をまとめれば、賛否両論ですが。

今回は、建物と同様、「あったら素敵だけど、実際は?」
という感じのガーデン創りです。
主旨からいって、住宅とお店が融合しているわけですから。

これもまた、「専門店で買うということ」
の意味の一つです。

エクステリア工事は、中旬から、晦日にかけて、行われます。
もし、都合がつけば、30日から、オープンまで、
ライトアップしたいですね!

輸入住宅のプラン創りに想う事 その3

2005-11-26 19:15:21 | 住宅
今、ひとつ、プラン創り完了しました。
まだ小さいお子さんが2人いらっしゃる、30代半ばのこ夫婦。
とても、穏やかで、気さくで、お品のあるご家族のプランです。

今手がけているのは、イギリス北部にあるような、煉瓦の家と、明るい日差しが差し込む、とても笑顔が似合うご家族の2世帯住宅。それから・・・・・・・

いつも、最初の打ち合わせに行くときは、とても、楽しみです。
どんなご家族なんだろう?
好きなことは、なにかな?
お休みの日は、何をして楽しい時間を過ごすのかな?
などなど、まるで、これから、初めてのデートに行くような感じです。

大切なことは、機械的、事務的にならず、いかにお客様とお話できるかということ。
予算のこと、好きなこと、子供さんのこと、テレビのこと、おいしいお店のこと、
たくさん、たくさんお話しさせていただいております。
建築のことより、むしろ、このての話が充実すれば、もう、私もお客様も、納得できるプランができたのと一緒です。

とにかく、楽しくお客様とお話させていただくために、引き出しをたくさん持つこと、いろいろなことに興味をもって、広く浅く知識を持つこと。
ずっと、心掛けてきた事です。

最近では、コーディネーターを筆頭に社内でも随分意識が変わり、いい形になってまいりました。

プラン創りは、家のどの部分を考えていても、そのご家族の笑顔が浮かんできます。
「きっと、この中庭、こんな風に飾ってくれるかな?」
「このウッドデッキ、少しデザインしちゃおうかな。きっとあのご夫婦ならこんな椅子置いて、ハープティーして、絵にしちゃうんだろうな?」
なんて、思い浮かべながら、考えています。

生意気かもしれませんが、デザイナーが、住まい手と話をきちんとしないのは、絶対おかしいと思います。
営業担当者が聞いてきて、それをイメージしてプランする。
そして、それが、数千万円の契約になる。

どうしてだろう???

今、千葉の方で、建築士が構造強度の件で騒がれていますが、プラン創りは、これと同じくらい大事な物のはずです。

建築家、建築士、設計士、デザイナー、アーチスト、先生.........
我々の立場は、いろいろ表現されていますが、生活を営むための仕事ですが
、依頼者に信用していただいて、そして、満足いただいて、そして、報酬をいただく。

すべての、建築士は、私を筆頭に、もう一度、しっかり、見つめ直すいい機会だと思います。





どこまでできるか! モデルハウス建設日記 その6

2005-11-14 21:01:12 | 住宅
ついに、足場がはずれて、外観が完全に姿を現しました。
メイン道路に面しているため、道行く人が、かなり気にして見てくれます。
これから、エクステリアプランの最終段階です。
ガーデニングも、正直、本気ですると、相当、費用がかかります。
予算をどのくらいでするか?

TAC BRAND 6 に参加していただいている、ガーデニングデザイナーとお互いの知恵を出し合い、プランを練るのですが......
この方がおっしゃっていました。
「とにかく、草木を愛して、育ててあげること」
これができない人は、いいガーデニングができない。
そのとおりですよね。
展示場とか、お店って、オープン時から、完成していなければならない。
本当にそうなのでしょうか?

スタッフや建物、そして、ガーデン。
皆一緒に、苦楽の中で、成長して行くのが、自然なのでは?
だとしたら、未完成なエクステリアでもいいんじゃないか?
そんなふうにも考えたりして。

ガレージ。悩んだ末、結構、普通になりました。
床は、タイルにしました。
ペンキやさんと、ちょっと、アートしちゃおうかって考えましたが、クルマが主役に見せるためにはと考えると、無難に、テラコッタタイルに。
壁は、あえて質感のある塗り壁に。
ちょっと、スペインぽくしようかなって。
照明も、ブラケットにしました。一部に、スポット付けて、磨きができるように。
イタリア パネライのテーブル時計を、PINE張りした、作り付けのチェアで使おうと思います。
クルマの雑誌、部品、工具、MINI CAR、たちの居場所。
変えタイヤの置き場。そして、特注のポルシェのフラッグ。
そう、レースゼッケンも欲しいな!

奥の少し高い、天井を見上げると、和室が、見えます。
仲間が来て、クルマについていつまでも、話が尽きない。
そんなとき、「上行って、飲もうぜ!あそこから、見下ろすポルシェも、また、格別なんだ。」とかいって、楽しい時間が流れたらいいなぁー。

いちばん、個人的にこだわりたかった部分ですが、正直、不完全燃焼かもしれません。これから、少しずつ、楽しい、空間にして行きたいと思います。


どこまでできるか! モデルハウス建設日記 その5

2005-11-03 11:55:12 | 住宅
もうすぐ、建物本体の、外観は、完成をむかえます。
あとは、ガレージ、玄関、店舗ドアを塗装して。
ウッドデッキを2つ。バスルームと、リビング前に。とくに、リビング前のデッキは、真ん中に、小さな水溜りを創ろうかなって。水の音や、光が水に反射する様や、夜のほのかなライトアップ。せわしい現代人が、共同住宅ではなく、戸建に住まうのだから、これも、癒しの大事なひとつかなと......

このデッキには、あえて、手すりは、つけないようにしました。天気のいい日には、座布団持ってきて、いわゆる、日向ぼっこ。そして、枕にして、寝そべってみる。なんか、和ぽいかもしれないけど、みんな、この気持ちよさ、知ってるはず。
そして、午後teaは、小さなテーブルと、セブンチェアあたりを設置して。
クロスや器も、シンプルだけど、造形美にあふれたもの、個人的には、FINLANDのiittalaがいいかなぁ。

木製トリプルガラスを囲むケーシング。そう、皆さんが大好きなあの木枠。
コーディネーターと悩みました。当初から、最近まで、ブルー系で塗って、なんとなく、フランスぽっくと思っていたのですが、アクセントで使った古城風ストーンを、ダークグレーにしてしまったため、最終的には、こげ茶系にしました。
一般的な色合いですが、周辺が、レストランなどが多いため、現在も、ケーキ屋さんによく間違われるため、今回は、住宅ということを、意識しました。

前回も、話題になった外壁、INAX、スィートウォール。
偽物か、本物かは、別として、私とコーディネーターは、思ったとおりになりました。ただ、ちょっと、色が微妙に違う気もしますが?
一般的に、塗り壁は、アイカのジョリパットや、グラナダという少し厚めの質感のある塗り壁が定番ですが、今回は、あえて、薄く見える、そう、下地で終わってしまったかのような感じにしました。そして、そこに、横に櫛引。それをすこしラフに。それ自体は、十分、和風住宅に使えるものです。

たて張りの外装材+ストーン+塗り壁+木製サッシ+2色の屋根材etc。
海外の建物を大きく真似したり、移築したわけでもない、モデルハウス。
私達、スタッフ全員で、提案させていただく、これからの、カタチ。

素材と素材、色と色、感性と感性。
ミスマッチと思われる部分が、内装にしても、まだまだあるかもしれません。
よく、ファッション界で言う、[はずしのテクニック!]
これを、すこし、意識したのも、事実です。

その1でお話した、「専門店で、買うということ」これもひとつの要素だと思います。私達は、過去の良いものも認め、現代のニーズの意識にも的確に答えなければならない。ここまでは、どちらの建築やさん、なんちゃって建築家の方々でもできるところです。
私達は、専門店である以上、次の、いや、3歩先の住宅のデザイン、素材の提案、快適に暮らす重要性をプランニングしていかなければならないと思っております。
けして、派手なデザイン、変わった間取りということではありません。

次回は、やっと、決まった、ガレージについて、お話します。