抗アレルギー点鼻液。

製薬メーカーから製剤見本（いわゆるサンプル品）を頂きました。


早速、家に帰ってお試し中。。。
薬剤師も実際に体験することは大事でございます。


コレ「局所用選択的Ｈ１ブロッカー」って分類名です。
つまり、「鼻の中にシュッと噴霧して、胃酸の働きを抑えたりすることなく、アレルギーの原因であるヒスタミンの働きを抑える」という薬。

使い始めのころは、（やっぱしステロイドの方がキレがいいなぁ～。）って感じていました。
（逆にステロイドってすごい薬だと改めて実感（怖））


でも、２週間以上経過した今は、とってもイイ感じに鼻ムズムズを抑えてくれています。


使いにくい点は、「眠い」「１日４回」というところ。

鼻の中にシュッなので、飲み薬に比べたら眠気はマシですが、でもやっぱし眠い。
（単なる私の寝不足が原因か!?!?!?）

そして、１日４回は、なかなか継続が難しい。
（薬によって、使用回数は異なります。）


あっ
あと、使う前には、ちゃんとキャップをしてよく振りましょう！
うちの母は、キャップを外して思いっきり振って、そこらじゅうに液を飛び散らかしていました・・・・・



～こじゃりんのプチお薬情報～

市販のアレルギー性点鼻液の長期使用は避けましょう。

なぜならば！！血管収縮剤が入ってますので。

（血管収縮剤）
点鼻すると鼻粘膜の血管が収縮。充血が改善して鼻づまりが軽快。
でも長期連用によって逆に鼻粘膜が腫れて効果がなくなり、症状が悪化することもあります。

市販薬は、効果を早く出すために、色んな工夫がされてるのです。

とりあえずの応急処置的に市販薬は利用して、早めに耳鼻科を受診して病院で点鼻液を貰うことをお奨めいたしま～す