『告白』

朝から見てきました。かなり衝撃的です。
『告白』公式サイト→http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html

最初に足を組んだ体勢で見始めて、終わった瞬間は足が痛くて立てませんでした。エンドロールまで力が入りっぱなしだった証拠です。

数名の登場人物の目線に立ったオムニバス形式になっていましたが、全編にわたって殺人シーン満載。

Ｒ１５、納得。

冒頭の長い長い森口先生（松たか子）の告白で、森口先生は自分の４歳の愛娘を殺害した犯人を「Ａ」「Ｂ」と呼びました。その「Ａ」「Ｂ」は、冒頭シーンで誰の目にも明らかになります。

“犯人は誰か？”の謎を解いていく物語ではなく、犯人ありきで始まって、だんだんと犯人が精神的に追いつめられていく・・・見事としかいいようがない！！

自分の手は一切汚さずに、復讐を成し遂げた森口先生。
しかし一方で、果たして彼女は復讐を成し遂げたといえるのか、世間では賛否両論あるらしいです。

私は迷わず、『成し遂げた』ほうに賛成の一票を投じます。

きっと残ったのは、言いようもない虚しさだけだったはずですが、それは覚悟の上。唯一の幸せを奪われた瞬間に鬼に変わった森口先生の気持ち、なんとなくわかるような気がします。

とにかく、こんな松たか子、見たことないです。（絶賛）


次は、９月公開の『悪人』を見に行きたいと思います。
『悪人』公式サイト→http://www.akunin.jp/#
“なぜ殺したのか。なぜ愛したのか。”（深津絵里、妻夫木聡）
映画館で予告を見ましたが、なんか切ない系っぽかったです。