こじゃりん通信

ほとんど姪っ子甥っ子日記、たまに自分日記。自由気ままな、のんびりまったりブログです。

ラ・マンチャの男。

2009-05-09 23:56:37 | 舞台・ライブ
今日は、私の大好きな松本幸四郎の舞台『ラ・マンチャの男』を観てきました。

この大きな看板の前で、どうしても記念撮影がしたかったので、ちょいと早乗りして。
(ちなみに、看板に貼り付いてる変なヒトが私…ね。

大阪は10年ぶりとのこと。
…ということは、私が最初にこの舞台を観たのは、もう10年前になります。

10年前、松たか子は、まだ主人公セルバンテス(ドン・キホーテ)の姪っ子のアントニオの役でした。

確か、24時間テレビに親子そろって出て、そこで『見果てぬ夢』を歌っていて。
それを見て、どうしても生で舞台を観たくて、急いでチケットを取って見に行きました。

客席では、ドキドキワクワクの連続。
幸四郎さんの歌を聞いて、鳥肌が立ったのを昨日のことのように思い出します。


あれから10年。

なかなか大阪に来てくれなくて、東京はもちろん、博多や名古屋まで観に行ったこともありましたが、今回は待ちに待った大阪公演

やっぱり、何回観ても、感動するし、面白いし、楽しいし、嬉しいし。
あっという間の2時間でした。

松本幸四郎演じるセルバンテスは、狂人扱いをされて宗教裁判にかけられるのですが、即興劇で申し開きをします。

劇を演じるために、舞台上で、セルバンテスから、ラマンチャの騎士ドン・キホーテに変身するのですが、ココが本当に一番好き!!!!!!!!!!

めちゃくちゃカッコイイんです

舞台のド真ん中で、台詞を言いながら自分で化粧をして、髭をつけて、眉毛をつけて。
一瞬暗くなったかと思うと、次の瞬間には、鎧と兜を付けて、ドン・キホーテになっています。

そして、歌い出すのです
一度見たら、ヤミツキ間違いなしです。

理想ばかりを並べて現実を見ないドン・キホーテは、旅籠屋を“お城”と言い、風車を“大魔王”と言い、床屋の洗面器を“王冠”と言い、あばづれ女を“麗しき姫”と言います。

この、野良猫のようなあばづれ女が、松たか子演じるアルドンサです。
松たか子の迫力は、半端じゃありません。

前々回よりも前回の方が。
そして前回よりも今回の方が、確実に大胆度が増しています。

ハイレグもしかしたらTバックじゃないのという衣装で、唾を吐き、腰を振り、激しく男たちと絡み...

TVでは決して見ることのできない、絶対に、この舞台でしか観れないキャラクターです。


あ~、また観たいなぁ~。
って、実は、来週も、また観に行きまーす


あっ!今日は、カーテンコールで幸四郎さんが、英語版『見果てぬ夢』を歌ってくれました!
毎回のカーテンコールで歌っているわけではなくて、私は人生で2回目の経験でした。
うれしかったなぁ~~~

それと、今日は、松本幸四郎さんの奥様も来られていました。
とっても色が白くて、顔が小さくて、品があって、キレイな方でしたよん。


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4 Comments

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いいな~♪ (papiraki)
2009-05-10 03:34:32
こういう舞台って私まだ、見たことないんです~
だから、見に行けるこじゃりんさんがうらやましぃ
ベビちゃんが大きくなったら、こういう舞台、一度は見に行きたいです!!
映画を見る以上に感動したり、心の中に残りそうです☆
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お松っちゃん♪ (那須パパ)
2009-05-10 06:48:40
那須パパの、オールタイムベストな女性の内の1人

大胆度が増しています...
見たいようで、見たくない...
あぁ、でも見たい

複雑な男心です...
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♪papirakiさんへ♪ (こじゃりん)
2009-05-10 14:26:59
舞台は生もの!
大げさですが、一度観たら、人生観が変わりますよ!

ベビちゃんが大きくなったら、一緒に行けるといいですね!
私も、今じゃ、母と、いろんな劇場に繰り出しています。
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♪那須パパさんへ♪ (こじゃりん)
2009-05-10 14:31:19
那須パパさんも、松たか子、好きなんですね。
私も、大好きです!!

私も最初、あの大胆シーンを見たときは、思わず目を背けてしまいそうになりました。

でも、本当、回を重ねるごとに、素晴らしいアルドンサになってて、もう嬉しくて仕方ないです。
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