
さて本州だが、日本海を行くか、瀬戸内を進むかの選択になる。
1.初回なら瀬戸内ルート
初回なら瀬戸内、二度目なら日本海をオススメしたい。瀬戸内は見所が多くて、停まらなくても有名どころを繋いで走れる。通りすがら「見た」といえるルートを繋いでいける。
日本海側は雰囲気が全く違う。静かに自分との対話を楽しみたい向きには日本海側がいい。栄えていないというのが自転車乗りには逆にアドバンテージになる。
初回に通った瀬戸内を辿って見ると・・・
長府の町並みは小ぢんまりとしているけど端整
岩国の錦帯橋
広島で祈りを捧げる
尾道は一番のお気に入り。まるで川のよう。いつか住んでみたい
尾道は坂の街、そして造船と映画の街
倉敷の町並みはしっとり。1回目の日本縦断はこのあと落車して大腿骨を骨折してリタイアした
姫路城は改修工事前だった
明石海峡大橋を見上げる公園は絶好の休憩場所
神戸は坂の上から見下ろすに限る
大阪の淀川は東京の荒川に似て。自転車道が京都へ続く
京都から琵琶湖へ向かう道は上り坂で、いきなり自転車通行止めになるので注意
琵琶湖に出ると走りやすくなる
長濱城を見たいから琵琶湖の東岸を行く
琵琶湖周辺道路は自転車乗りには嬉しい
2.走行ルートは事前にルートラボ等で作成する
ルートラボで事前に走行ルートを作成してGARMINにダウンロードしておく。この作業は必須。道のアップダウンは1日の距離の妥当性と負荷を事前把握して計画的に走るには絶対欠かせない。何度何度も検討を繰り返して1日のルートを決め、走行距離を決め、等高線で覚悟をしておく。下記の例は西本州最終日の神戸から長濱へのルートだが、下記をクリックするとルートラボで標高グラフが現れる。京都から琵琶湖への上りと、琵琶湖の平らさがよく分かる。
ワタシはGARMINを6年使い続けているので、走行時のルート参照はGARMIN以外には考えられないが、いまなら電源確保さえできればスマホでもOKだろう。この電源確保がヒジョーに問題なのだが。重くなるのは絶対イヤなので。
3.さて東本州だが
1級国道にはよくあることだが、道がいきなりバイパスになって自転車通行禁止の標識が現れる。おいおい、ここは通れないのかよと途方にくれる。国道1号線はこれがやたら多い。自転車乗りのカタキのような道路作りだ。だから東海道は好きじゃない。
実家が愛知だから東海道を自転車、オートバイ、車で走る機会が多いので新鮮味が無いから東海道は選ばなかった。交通量も多いので走り辛い。
それに対して日本海側は、このあと現れる若狭の道や、弁慶の安宅関所、古都金沢と続く国道8号線は走りやすい。
本州の西側は瀬戸内を通って、大阪、京都、琵琶湖と北上してきた。この後は、ひたすら日本海を行く。走ったことがある人ならご存知だろうが、すばらしい日本海の景色が目の前に何度も広がる。秋田が待っている。次回は東本州編として一気に北上して行こう。
(次回へ続く)
なんとなく旅している気分になってきた@BE2
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