桜の花も満開で世間は少しばかり花見に浮かれて。
今日からプロ野球も始まります。
暗い話題ばかりでは…。
本日は早速病院便りを掲載します。
視神経腫瘍とは
聴神経にできる良性脳腫瘍です。
ちなみに聴神経とは脳神経のひとつで、聴覚と平衡感覚を司っています。
症状
片方の難聴、耳鳴り、めまいが現れます。
腫瘍が大きくなると、顔面神経麻痺、頭痛、認知障害、視力低下、歩行障害、嚥下障害・意識障害などの症状が出ることもあります。
診断
・聴力検査
・頭部MRI(CTでは小さな腫瘍は発見できません)
治療
・開頭手術(脳神経外科にて)
・放射線治療(腫瘍が小さい場合のみ)
どうなるの?
放っておいて腫瘍が大きくなった場合、意識障害や呼吸困難など生命にかかわる場合があります。
ちなみに昨年、私の親族にこの病気がみつかりました。
30年来の片方の耳鳴りを放置して(早く私に相談してくれれば良かったのですが…)すでに腫瘍が巨大になってしまっており、開頭手術をしてもらうしかありませんでした(放置しておくと死んでしまいますので)。
しかも腫瘍が大きすぎて広島県内での手術は無理だったので、東京の病院での手術となりました。
なんとか無事に手術は終わり生命は取り留めましたが、半年もの入院(リハビリも含めて)が必要でしたし、未だに後遺症もあります。
ですからこんなことにならないように、耳鳴り(特に片方だけの)などの症状がある場合、精密検査(聴力検査、MRI)をお勧めします。
本日の記事は耳鼻咽喉科部長河野医師でした。
今日からプロ野球も始まります。
暗い話題ばかりでは…。
本日は早速病院便りを掲載します。
視神経腫瘍とは
聴神経にできる良性脳腫瘍です。
ちなみに聴神経とは脳神経のひとつで、聴覚と平衡感覚を司っています。
症状
片方の難聴、耳鳴り、めまいが現れます。
腫瘍が大きくなると、顔面神経麻痺、頭痛、認知障害、視力低下、歩行障害、嚥下障害・意識障害などの症状が出ることもあります。
診断
・聴力検査
・頭部MRI(CTでは小さな腫瘍は発見できません)
治療
・開頭手術(脳神経外科にて)
・放射線治療(腫瘍が小さい場合のみ)
どうなるの?
放っておいて腫瘍が大きくなった場合、意識障害や呼吸困難など生命にかかわる場合があります。
ちなみに昨年、私の親族にこの病気がみつかりました。
30年来の片方の耳鳴りを放置して(早く私に相談してくれれば良かったのですが…)すでに腫瘍が巨大になってしまっており、開頭手術をしてもらうしかありませんでした(放置しておくと死んでしまいますので)。
しかも腫瘍が大きすぎて広島県内での手術は無理だったので、東京の病院での手術となりました。
なんとか無事に手術は終わり生命は取り留めましたが、半年もの入院(リハビリも含めて)が必要でしたし、未だに後遺症もあります。
ですからこんなことにならないように、耳鳴り(特に片方だけの)などの症状がある場合、精密検査(聴力検査、MRI)をお勧めします。
本日の記事は耳鼻咽喉科部長河野医師でした。