見ル前ニ跳ベ

バイきんぐ小峠の日記

鬼のドライブ

2008-08-11 14:30:53 | 日常
どうもみなさんこんにちは、あ~大橋巨泉のアナルにうまい棒ぶち込みてぇ!

週末、ザコシさんと野沢とドライブに言ってまいりました。

鬼のドライブでした・・・

とりあえずらーめんを食べようということで横浜へ

どこにしようかと探索していたら、野沢が偶然有名らーめん店を発見

駐車違反公安委員が気になったが、面倒くさかったので路中


らーめんが出てくるとザコシさんは味見もせず、そこら中にある調味料(ニンニク・からし・素etc・・・)をひたひたになるまで入れていた

元の味もなにもあったもんじゃない

野沢は野沢で普段小食のくせにテンションが上がり、自分の胃袋の許容範囲を明らかに超えた大盛りを注文

結果、苦しそうに食べていた


俺が「うまかったですねー」と言うと、ザコシさんは「よく分からねぇ味だった」と答えた。

そらそうやろ、あんだけ色々入れりゃ

野沢も野沢で「ちょっと量が多すぎでしょ!」って、お前が頼んだんやろうと


俺はクルマが気になったので一足先に店を出ると、案の定「駐車違反シール」を貼られていた



それから湘南へ



夜の海

気持ちよかった


この時点で午前3時くらいでしょうか


風呂に行こうということで、24時間風呂を探した

これが厄介やった

全然見つからへん


4時くらいになっていい加減疲れてきたので、どこだか全くわかない路地に入り、民家の前にクルマを止めた

体は汗と潮風によってベタベタして気持ちが悪く、運転疲労も溜まり、意気消沈

頑張って家に帰えりゃーええやんけと思われるかもしれませんが、昼にザコシさんが出演する千葉にある幕張メッセ(サマソニの会場)に送り届けなければいけない為、その選択肢はなかった


本当に何もすることがなく、何もする気が起きない

疲れてるんやけど、車内は狭いし、暑いし、寝れる環境ではない


”路頭に迷う”とはこのことだ


「おい、野沢。これ今からどうなんねん・・・」

「わからないっすね・・・」

「やばくないか、この状況」

「鬼やべーっす」

「これ遊んでんのか?」

「え?」

「今この状況、遊んでるっていえんのか?」

「わかんねーっす」

「俺、今正直つらいわ」

「自分もっす」

「ザコシさんは?」

「寝てます」

「・・・・・」

「・・・・・」

「なんやこれ?」

「えっ?」

「一体何やねんこの状況」

「同感です」

「修行か?」

「ヘタしたら」

「だいたいここ何処やねん!」

「わかんねーっす!」

「バカやろ!」

「バカっす!」


だんだん笑けてきた

俺らこんな所でなにしてんねんて



おもしろくない時やキツイ時に、どれだけその状況を楽しむことができるか

これは結構重要なことやと思う

ここでただ「あーおもしろくない」って思うのか、それとも「おもしろくないけど、このおもんなさ、なんかおもろいな」と思うのとでは雲泥の差がある

後者の方はもはやおもしろくないを通り過ぎて、おもしろくなっているから

後々呑んだりする時、絶対的にこういうつらい状況の時の話のほうが盛り上がる

そやから俺はこういう八方塞がりな状況は

きらいではない

でもそれは一緒におる奴が、この状況を楽しめるという同じ価値観でないと成立せーへんけどね



こんなへんぴな場所におってもしょうがないということで、とりあえず幕張に向かった


疲れては寝て、暑いから目が覚めて、またクルマを走らせるという行動を繰り返しながら、朝9時にようやく幕張メッセに到着


交番で風呂屋を教えてもらい、やっと念願の風呂に入ることができた

死ぬほどホっとした

さすが風呂やわ



風呂を出て、無事ザコシさんを送り届け、俺と野沢はサマソニのタダでアーティストが見れる海沿いのステージで全く知らない女性レゲエシンガーを見た

よかった


サマソニを少しだけ堪能でき、意気揚揚とクルマに戻ろうとしたら、だだっ広い駐車場に信じられないくらいのクルマが止まっていたので完全に自分らのクルマを見失った


炎天下の中、クルマ探し

もう勘弁してくれと本気で思った

もうええやろうと


なんとかクルマを探しあて、そしてのんびりと帰った


やっと帰り着いた


最高潮に疲れた状態でレンタカー屋にクルマを戻すとき、店員に警察から連絡があったと告げられた

例の駐車違反のやつ

罰金15000円

もう勘弁してくれと本気で思った