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コミュニケーション

2007-05-23 22:26:12 | 仕事
今週に入って、3日連続で上司が体調不良で休まれています。
熱があるとの事ですが、体調不良による連続の休みが今年に入って何度も続いているので、周りは精神的な疲れが原因ではないかと噂しています。たしかに、顔に疲れがあからさまに出ている時が多々あるのは、私も感じていたので、さすがに心配です。
私自身の方は、今週は大きな会議も無かったので、上司不在で困る事も無く淡々と仕事をしています。いつもだったら上司確認が要るような仕事も、責任は重いですが自由に出来るからか気分良好です。これがいい意味での権限の委譲の効果なのでしょうね、自分ひとりしかいないと思うと、いつも以上に深く考えたりもします。いつも上司不在は困りますが、たまに羽を広げる時があっても良いですね。
このまま上司が休み続けたらどうなるかなんて考えずに、明日も淡々と仕事をしようと思います。

今日、部下の一人に新しい仕事の指示をしました。
その部下には、今までは作業として仕事を指示していたのですが、成長を期待して目的に対して何をすれば良いか提案するように指示しました。とは言っても白紙から考えろじゃあ硬直してしまうので、まずは現状把握の進め方の一例を説明しました。仕事の進め方には勉強と違って絶対的な正解は無い(Goal(目的の成就)にさえ辿り着けば途中の道筋からGoalの定義まで何でも好きな様にして良い)ので、あくまで現状把握部分のやり方の一例と言うことです。「xxさんがやったから、こうなったと言う成果を期待しているから、xxさんが思うようにやって良いよ。」と補足して言ったのですが、「仕事をしないと言うのもありですか(笑)?」だって(笑)。こんな事で挫けていては、bvauzuuチームは少しも先に進まないので、即効で、「駄目!」。
この後、細かく進捗をしてしまうと本人の自主性がなくなってし、進捗しないと何ヶ月でも放置するので、逃げられない納期の様なものを準備しなければなりません。書いてて思うのですが、放っておいては育たない大多数の人(自分も含めて)は、過保護なくらい手取り足取りで面倒を見ないと育たないのですが、逆に手をかける事を惜しまなければ、去年QCサークルでリーダーをした部下の様に、ちゃんと育つのです。ただ、これも絶対的な正解は無いので、その時々に場当たり的にならないように、自分が指導される立場に置き換えたりして考えなければならないのでしょうね。今の部署に異動して、部下が育つ(判ってくる)様を見るのは楽しいと言う事が判ったので、これは私にとっては苦ではなくて楽しみです。

ちょうど、内田樹さんの「子供はわかってくれない」を読んでいるのですが、この中の〝呪いのコミュニケーション〟と言う話を読んで、自分が病気になった理由が判った気がしています。前の上司の元では、私も含めて多くの部下が病気になったのですが、今にして思えば、まさにこの〝呪いのコミュニケーション〟に書かれている、本人に悪気は無いのだけれど干渉が多いタイプだったのです。私自身が、部下の成長を楽しみにするのは良いのですが、その事で部下を病気にさせないように心掛けないとなと思わせて頂いたタイムリーな本との出会いでした。
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