空気を読め

今日は社内の研修日でした。
同じ職場の数十人が数単位集まった３００人くらいが集まる研修なので、私も同じ職場の人達と参加しました。私のチームから参加した１人と机を並べての１日でした。
研修自体は、それなりでしたが、その中の出来事で自分自身が変われてきているなと実感する出来事があったのです。１日の始まりにマネージメントから１時間程度の説明があった後、隣の人と何を感じたか話し合いなさいと言う宿題が出ました。隣は部下なので、いつものように自分で考えてもらうため私からはコメントせずに「どう思った？」と聞きながら、それに私の考えを応える形で話（雑談？）をしていました。１０分後、講師役のマネージメントから、４人を指名して何を話したか紹介しなさいと指示があったのですが、まんまと私も指名されていました。４人と言うところがミソで、３００人は４つの組織から構成されていたので、その組織ごとに代表を指名されたのです。なので、私を除く３人の方は、指名されるとなれば、おそらく部門を代表して自分だろうと予測されていたようで、マネージメントの期待するポジティブな発言をされていました。とは言え、私は最後に指名されたので、先に話した３人のコメントを参考に、より優等生的なことも話せたのですが、それは止めました。せっかく部下と話をしたのに、それを無視するかのように、その部下の話を聞くときには発言しなかった私の考えを話したのでは部下は嬉しくないだろうと思ったので、部下が話していたマネージメントの説明内容に対する違和感をそのまま発言しました。部門を代表する４人の発言には、１日の始まりにポジティブな考えを会場にいる全員で共有して！と言う期待を込められていたのでしょうが、見事に期待を裏切ってしまいました（笑）。
マネージメントは苦笑いしてましたが、部下は嬉しそうでした。以前の人目を気にする私であれば、とても大観衆の中で、そんな空気を読まない発言は出来なかったでしょう。そして、以前の私は部下の気持ちが読めなかった（読んでいても汲み取れなかった）のです。
今日は、それが出来ただけで二重丸です。
またしても、変なところで名前を売ってしまいました（笑）。