ヴァリアンテ / Variante

2020-02-29 | イタリア料理 / Italian cuisine
「イタリア料理の魅力は
 "見通しの良さ"」
by 當麻シェフ(※ただけんメモ)

フランス料理が、
ソースやバター等を用いて
すべての素材を渾然一体と描く

「油彩画」であるならば、

イタリア料理は、
3~4種類ほどの素材の味を映す
「水彩画」である、と。

※解釈を間違えておりましたら
 ごめんなさーい!!
(慎んで訂正いたします!)

そんな當麻シェフが、
びっくりするような常連の
お客様たちのご支持のもと、

やりたいことを"前のめり"に
どこまでも追求する、

それが、向ヶ丘遊園の
イタリア郷土料理レストラン
「Variante / ヴァリアンテ」




昨夜は(年に一度の贅沢!!)
「お任せ、ペアリングコース」
(25,000円+税)

・アペリティーボ(※食前酒)
・ストゥッツィーノ(スープ)
・アンティパスト(前菜3種)
・プリモ ピアット
(お肉、魚、パスタ2種)
・"サプライズ"!!(笑)
・セコンド ピアット(お肉)
・ドルチェ(ティラミス、小菓子)

上記10皿の郷土料理
(※當麻シェフスペシャル)中でも
僕が最も感動したのはパスタ。

1皿目は、有田焼
(アリタポーセリンラボ
のうつわ)を

赤・緑・黄色が彩る
ホタルイカの「タリオリーニ」。




思わず、ため息の出る光景に、
「やっぱりビジュアルも
大切ですね!」と、

シェフへ報告していた僕。苦笑

卵入りの練り粉をのばし
幅2mmほどに切り分けられた
繊細な「タリオリーニ」が、

ホタルイカや魚醤、トマトなどと
素敵なハーモニーを奏でます♪
(※ビジュアル部門、第一位!!)

2皿目は、
ルビー/ストロベリーレッドの
うつわの中に眠る「ラビオリ」




和の伝統工芸と
洋のビジュアルの魅力が折衷した
うつわの蓋を持ち上げると、

"丹波黒どり"の馥郁とした香りが
ふわ~っと、口元から頭部へと
立ち上がり、

口に含めば、滋味深く
味わい深い出汁の旨みが
じわ~っと広がる。

最初の印象は、上質/純粋な
"鶏白湯 / パイタンスープに
小麦の香りが寄り添うラーメン!

そこで、ラビオリを噛みしめると、
中から詰め物の濃い目な味わいが
飛び出し、第二の味わいを楽しめる。

※こんな料理/パスタ、
 食べたことない!!

・・・そして、土着の葡萄
「フミン / Fumin」に
フォーカスした驚きのペアリング!


※當麻シェフは、
このお店ならではの趣向として、

(僕も含めて皆さん大好きな)
"どんピシャ"系/掛け算の
ペアリングを敢えて外します。

そうなのです、
(グレードを抑えたボトルを活用し)
敢えて外し続けるので、

僕の中で、
モヤモヤが溜まっていきます。
(かなり。笑)

こうして迎えた7皿目の、
(メインの前の)料理で、
"どんピシャ"ペアリングを解禁!!

それが、今まで飲んだことのない
イタリア土着の葡萄(フミン)での
演出なので、もう完全にKO。笑

※そして、メイン料理
(セコンド・ピアット)では、
やはり"どんピシャ"ではなく、

「料理に、ワインを足す」
スタイルにカムバック!

※この辺りの経緯は、もちろん
 すべて僕の空想/妄想です。
(違ってたら恥ずかしい~)

・・・・・・・・

例によって、
好き勝手、書いて参りましたが、
最後に、御礼を述べたいと思います。

【當麻シェフ&マダムへ】
先日の手打ちパスタの会の際に
「まもなく閉店される」とお聞きし、

そこをなんとか~と
無理やりなお願いをご快諾いただき、
ありがとうございます!

お料理もそうですが、食後の
お2人との2時間近い!?
丸秘トークにいつも大満足です!

【素敵なご夫婦様】
いつも至福のひとときを
共有していただき、大感謝です!

※誰と食卓を共にするかで
その食事の感動が本当に変わること、
つくづく実感しています。
 
※来月のお食事会も
とっても楽しみにしております!

【付記】
當麻シェフの新店舗は、
7月頃、向ヶ丘遊園の北口に
オープンする予定です。

※レセプション行きたいなぁ(笑)

【付記②】
あーーー!!!!! 3皿目の
「うさぎのブルスケッタ」
(フリウリ風) 撮り忘れた~!涙

※当日のお写真はコチラ
(サービングされた順番に)

・プロセッコ


・1皿目




・2皿目






・3皿目
「うさぎのブルスケッタ」
(フリウリ風)をご想像下さい。笑


・4皿目




※個人的にペアリング(苦笑)


・5皿目(サプライズ!!)




・6皿目






※「アリタポーセリンラボ」の
 うつわ、欲しい~!!




・7皿目






・8皿目




・9、10皿目










※7本のワインたち


ご馳走さまです!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラ・ピヨッシュ / La Pioche | トップ | 酒粕のブレンド / SAKE lees »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イタリア料理 / Italian cuisine」カテゴリの最新記事