![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1d/889c52fb4bb1202707ce0dcc3435a3ab.jpg)
そのお店は、
埼玉県入間市の春日町にあります。
※開店時間に
少し早く着いたので
周囲を散策してみると・・・
お店のすぐ裏手に小川が流れ、
北の方向へ200mほど歩けば、
荒川の支流として最長を誇る
一級河川の"入間川"が
悠々と横たわり、
100年前に誕生した"豊水橋"が
向こう岸の狭山市と、こちら側の
入間市とをつないでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a4/a1d435fde5e8fe1f0f8dc16be7765994.jpg)
※橋の中頃には、大正4年に
武蔵野鉄道(※現・西武鉄道)が
開通し、駅が設置されたことで、
地元の豊岡町・水富村が
橋の架設の寄付を募り、
県に請願したこと結果、
全長166間(=300m)の、
初代の木橋が架けられた旨を
物語る看板が置かれています。
・・・・・・・
そんなこんなで、
予想最高気温が40度近くに及ぶ
炎天下の散策を終え、
お店に戻ると、
時計の針はピッタリ11時。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c4/2eb64d68cb843019b1b74aff0c8f2a6e.jpg)
いよいよ始まります。
~山菜川魚料理のフルコース~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/23/44f7aace13bf81d32e9f87a683df1fba.jpg)
1.山菜ときのこの煮しめ
~ハナビラダケ、ニンギョウダケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b0/3c78cdc8f56f67558cb935045270acb3.jpg)
2.山菜のもつ煮
~ウド、コゴミ、ワラビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/70/3ae3cfaaaa1dda8c0ebdb3b8b1f5d938.jpg)
※ここで、現店主さんのお父さんで
釣り業界では知る人ぞ知る
戸門秀雄さんがバケツを抱えて登場
「(サイズが)ちょっと
可愛らしいんだけど・・・」
と前置きされつつ、
水色のバケツの中の
(今朝、釣ってきたばかりの)
アユを見つめるお顔が
あんまりにも幸せそうで、
ついつい僕もニンマリしてしまう。
「あとでお造りでお出しします」
わお!初アユ(のお造り!!)
楽しみだなぁ~
※フライングのチラ見せ!! 笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/32/ffb543710ac3a6f33f65807c487d1306.jpg)
コース料理の順番では・・・
3.天ぷら
~稚鮎、山ウド、イタドリ、
フキ、スイバ、クズノメ、
クズの芽、シシウド、川エビ、など
+女将さんが育てている
オクラ、シシトウ、ミョウガ、など
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1d/889c52fb4bb1202707ce0dcc3435a3ab.jpg)
※女将さん「次は天ぷらですよ~」
天つゆ&お塩が準備され、
期待がグングン高まります(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ce/39a5b84b2399a5775f5cfd4a85558c84.jpg)
それぞれの素材に合わせた
丁寧な衣&揚げの技術が、
”苦味”をはじめとする
1つ1つのタネの個性を
最大限に引き出しています☆
初めて出会う山菜も含む、
豊富な種類もボリュームの加減も
最高の天ぷらです!
※ミニマム3万6千円で、
高級食材のオンパレード&
自画自賛というスパイス(苦笑)
たっぷりの「にい留」さんや、
※こちらもミニマム2万円超の
「成生」さんにも、ぜひ
ご参考いただきたい一皿です。
天ぷらはこうでなくっちゃ!!
※ご参考※
なぜ「にい留&成生」さんを
引き合いに出すかというと、
まず、お値段について、
「ともん」さんの
天ぷら単体の価格は、
(コース料理ではありますが)
これだけの一皿で、おそらく
1,500円にも満たないでしょう。
次に、素材について、
自ら採取/釣るものと
契約先から仕入れたものとの違い。
※どちらが甲か乙か、ではなく、
自給自足のスタイルで、
(いや、だからこそ)
ここまでのクオリティを
提供できる、という感動!!
もっと言いますと、
その姿勢/哲学を尊敬します。
「郷土料理ともん」さん
という存在は、ほんとに奇跡です☆
※話が、またもや
脱線してしまいました(苦笑)
4.お造り
~先ほど、お父様が披露して
くださった鮎さんの登場です!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/52/53e1b082afc4df5f470dda63c1d61a1d.jpg)
※左手前の
「肝」の"ジャリジャリ"が
なんともリアル!笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/32/ffb543710ac3a6f33f65807c487d1306.jpg)
"今ここ"だけの
貴重なお料理に感謝!
5.塩焼き
~なんと!
2種類の産地の食べ比べ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/aa/b60263e3d5c8fd8a41400945a032c48b.jpg)
※南蛮漬け&サワガニ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0b/8143a503e90ba619e814564ee05773c6.jpg)
6.骨せんべい
~先ほどの「お造り」が大変身!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6c/8ab22351e39773a4180a1afbe4b8fce8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d2/5d225a93e0cb6c30a65e5665817123e2.jpg)
※特に、アタマを齧ると、
フレッシュさを
まざまざと体感できます!
7.甘露煮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/69/34f127e21e9cf1ee82ecc4af76b9a02b.jpg)
これがまた、食感&味わい
どちらも初めての体験☆
8.焼きおにぎり
9.清汁
10.漬物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/92/a11f593d2279f7243208c6580f64f539.jpg)
特に、清汁(おすまし)に感激!
お塩/しょうゆの加減が絶妙☆
~山菜&きのこが
たっぷりで食べ応えあり!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a0/40754c52359b237b5aab6f77269dff33.jpg)
11.デザート
~梅のアイス&ゼリー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/15/8cb3f5370c08ad8f31d7ecb75b7791aa.jpg)
チーズとバターの中間くらいの
豊かなコクと、梅の酸味/風味が
織り成すハーモニー☆
特筆すべきは、
"甘さ"をギリギリのところで
抑えていること。
あくまでも、
お食事の〆としての役割を
まっとうしています。
※デザートの組み立て/
クオリティが、驚くほど
お粗末なカンテサンスさんに、
ぜひご参考いただきたい逸品。
和の果実の良さを
最大限に引き出しつつ、
"甘さは必要最小限な"スイーツ、
お見事でした!
【総評】
丸1日が経過した今も
「郷土料理ともん」さんの
世界に浸っています★
こんなお店が
本当に存在するんだ!
さらに、
山と川の「天然食材」を
提供されるため、
これからも、
季節ごとにまったく異なる
お料理が待ち受けています。
・・・というわけで、
早速、次回の分を
予約しちゃいました☆
さらに、店主・戸門剛さんが
昨年に出版された本を購入し、
サインまでいただいちゃいました!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/3a/febece28fdc6d8b6945c037bd7cb89c1.jpg)
※そしてそして、
皆さんの気になる"お値段"も
本当に驚くほど良心的です。
どうか、戸門さんご家族には、
(特に、山でのお怪我など)お身体を
くれぐれも大切にしていただき、
ぜひ末永くお付き合い
させていただきたいです☆
※食べ手として、
また、一人の書き手として、
"生き方"についても
考えさせられる素敵な体験を
ありがとうございます!!
【付記】
ポケットコンシェルジュさんにも
お世話になっています(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b4/73e69cb23e98d3ff8d43b3d43b435f13.jpg)
#郷土料理 #ともん #埼玉
#入間川 #豊水橋
#武蔵野鉄道 #西武鉄道
#天ぷら #にい留 #成生
#カンテサンス
#ポケットコンシェルジュ
#僕の市場は森と川
#戸門剛 #つり人社
#Tomon #Saitama
#Tempura #Niidome #Naruse
#Quintessence
#Pocket #Concierge
埼玉県入間市の春日町にあります。
※開店時間に
少し早く着いたので
周囲を散策してみると・・・
お店のすぐ裏手に小川が流れ、
北の方向へ200mほど歩けば、
荒川の支流として最長を誇る
一級河川の"入間川"が
悠々と横たわり、
100年前に誕生した"豊水橋"が
向こう岸の狭山市と、こちら側の
入間市とをつないでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a4/a1d435fde5e8fe1f0f8dc16be7765994.jpg)
※橋の中頃には、大正4年に
武蔵野鉄道(※現・西武鉄道)が
開通し、駅が設置されたことで、
地元の豊岡町・水富村が
橋の架設の寄付を募り、
県に請願したこと結果、
全長166間(=300m)の、
初代の木橋が架けられた旨を
物語る看板が置かれています。
・・・・・・・
そんなこんなで、
予想最高気温が40度近くに及ぶ
炎天下の散策を終え、
お店に戻ると、
時計の針はピッタリ11時。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c4/2eb64d68cb843019b1b74aff0c8f2a6e.jpg)
いよいよ始まります。
~山菜川魚料理のフルコース~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/23/44f7aace13bf81d32e9f87a683df1fba.jpg)
1.山菜ときのこの煮しめ
~ハナビラダケ、ニンギョウダケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b0/3c78cdc8f56f67558cb935045270acb3.jpg)
2.山菜のもつ煮
~ウド、コゴミ、ワラビ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/70/3ae3cfaaaa1dda8c0ebdb3b8b1f5d938.jpg)
※ここで、現店主さんのお父さんで
釣り業界では知る人ぞ知る
戸門秀雄さんがバケツを抱えて登場
「(サイズが)ちょっと
可愛らしいんだけど・・・」
と前置きされつつ、
水色のバケツの中の
(今朝、釣ってきたばかりの)
アユを見つめるお顔が
あんまりにも幸せそうで、
ついつい僕もニンマリしてしまう。
「あとでお造りでお出しします」
わお!初アユ(のお造り!!)
楽しみだなぁ~
※フライングのチラ見せ!! 笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/32/ffb543710ac3a6f33f65807c487d1306.jpg)
コース料理の順番では・・・
3.天ぷら
~稚鮎、山ウド、イタドリ、
フキ、スイバ、クズノメ、
クズの芽、シシウド、川エビ、など
+女将さんが育てている
オクラ、シシトウ、ミョウガ、など
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1d/889c52fb4bb1202707ce0dcc3435a3ab.jpg)
※女将さん「次は天ぷらですよ~」
天つゆ&お塩が準備され、
期待がグングン高まります(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ce/39a5b84b2399a5775f5cfd4a85558c84.jpg)
それぞれの素材に合わせた
丁寧な衣&揚げの技術が、
”苦味”をはじめとする
1つ1つのタネの個性を
最大限に引き出しています☆
初めて出会う山菜も含む、
豊富な種類もボリュームの加減も
最高の天ぷらです!
※ミニマム3万6千円で、
高級食材のオンパレード&
自画自賛というスパイス(苦笑)
たっぷりの「にい留」さんや、
※こちらもミニマム2万円超の
「成生」さんにも、ぜひ
ご参考いただきたい一皿です。
天ぷらはこうでなくっちゃ!!
※ご参考※
なぜ「にい留&成生」さんを
引き合いに出すかというと、
まず、お値段について、
「ともん」さんの
天ぷら単体の価格は、
(コース料理ではありますが)
これだけの一皿で、おそらく
1,500円にも満たないでしょう。
次に、素材について、
自ら採取/釣るものと
契約先から仕入れたものとの違い。
※どちらが甲か乙か、ではなく、
自給自足のスタイルで、
(いや、だからこそ)
ここまでのクオリティを
提供できる、という感動!!
もっと言いますと、
その姿勢/哲学を尊敬します。
「郷土料理ともん」さん
という存在は、ほんとに奇跡です☆
※話が、またもや
脱線してしまいました(苦笑)
4.お造り
~先ほど、お父様が披露して
くださった鮎さんの登場です!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/52/53e1b082afc4df5f470dda63c1d61a1d.jpg)
※左手前の
「肝」の"ジャリジャリ"が
なんともリアル!笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/32/ffb543710ac3a6f33f65807c487d1306.jpg)
"今ここ"だけの
貴重なお料理に感謝!
5.塩焼き
~なんと!
2種類の産地の食べ比べ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/aa/b60263e3d5c8fd8a41400945a032c48b.jpg)
※南蛮漬け&サワガニ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0b/8143a503e90ba619e814564ee05773c6.jpg)
6.骨せんべい
~先ほどの「お造り」が大変身!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/6c/8ab22351e39773a4180a1afbe4b8fce8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d2/5d225a93e0cb6c30a65e5665817123e2.jpg)
※特に、アタマを齧ると、
フレッシュさを
まざまざと体感できます!
7.甘露煮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/69/34f127e21e9cf1ee82ecc4af76b9a02b.jpg)
これがまた、食感&味わい
どちらも初めての体験☆
8.焼きおにぎり
9.清汁
10.漬物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/92/a11f593d2279f7243208c6580f64f539.jpg)
特に、清汁(おすまし)に感激!
お塩/しょうゆの加減が絶妙☆
~山菜&きのこが
たっぷりで食べ応えあり!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a0/40754c52359b237b5aab6f77269dff33.jpg)
11.デザート
~梅のアイス&ゼリー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/15/8cb3f5370c08ad8f31d7ecb75b7791aa.jpg)
チーズとバターの中間くらいの
豊かなコクと、梅の酸味/風味が
織り成すハーモニー☆
特筆すべきは、
"甘さ"をギリギリのところで
抑えていること。
あくまでも、
お食事の〆としての役割を
まっとうしています。
※デザートの組み立て/
クオリティが、驚くほど
お粗末なカンテサンスさんに、
ぜひご参考いただきたい逸品。
和の果実の良さを
最大限に引き出しつつ、
"甘さは必要最小限な"スイーツ、
お見事でした!
【総評】
丸1日が経過した今も
「郷土料理ともん」さんの
世界に浸っています★
こんなお店が
本当に存在するんだ!
さらに、
山と川の「天然食材」を
提供されるため、
これからも、
季節ごとにまったく異なる
お料理が待ち受けています。
・・・というわけで、
早速、次回の分を
予約しちゃいました☆
さらに、店主・戸門剛さんが
昨年に出版された本を購入し、
サインまでいただいちゃいました!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/3a/febece28fdc6d8b6945c037bd7cb89c1.jpg)
※そしてそして、
皆さんの気になる"お値段"も
本当に驚くほど良心的です。
どうか、戸門さんご家族には、
(特に、山でのお怪我など)お身体を
くれぐれも大切にしていただき、
ぜひ末永くお付き合い
させていただきたいです☆
※食べ手として、
また、一人の書き手として、
"生き方"についても
考えさせられる素敵な体験を
ありがとうございます!!
【付記】
ポケットコンシェルジュさんにも
お世話になっています(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/b4/73e69cb23e98d3ff8d43b3d43b435f13.jpg)
#郷土料理 #ともん #埼玉
#入間川 #豊水橋
#武蔵野鉄道 #西武鉄道
#天ぷら #にい留 #成生
#カンテサンス
#ポケットコンシェルジュ
#僕の市場は森と川
#戸門剛 #つり人社
#Tomon #Saitama
#Tempura #Niidome #Naruse
#Quintessence
#Pocket #Concierge