太陽が見てるから

プロレス話を中心に日々思う事を書き留めます。

ノア9・19大阪「GREAT VOYAGE 2015 in OSAKA」観戦記(4)

2015-09-30 00:05:25 | プロレス生観戦
<第5試合>シェルトン・X・ベンジャミンvs中嶋勝彦

健介オフィスを退団した中嶋はフリーとして引き続きノア参戦。だがBRAVEの一員として、緑のリングに闘う立場。ノアvs鈴木軍、大阪の陣はこの一戦から始まるから先取の行方が注目された。
2人の動きは好調。中嶋の蹴りが冴えた。だがベンジャミンは場外でジャイアント・スイング…鉄柵に中嶋をぶつけていく無法行為。
中嶋も最上段のベンジャミンにデスロール発射!ペイダートを膝蹴りで回避したりしたが、ベンジャミンは高角度のジャーマン投げ捨て!これが鮮やかで、UWFインターのリングであれば”スープレックスポイント”が付くぐらいのもので場内が唸った。
最後はペイダート一閃!ベンジャミン快勝!こうして大阪のリングも鈴木軍先取で対抗戦が始まった…。


<第6試合>丸藤正道vs小峠篤司

良く言えばノア同士で素晴らしい試合を見せて欲しい…というカード。実際は主要カードからあぶれた者同士のシングル戦と思えた。
かつて小峠は大阪プロレス時代に原田と組んで丸藤&青木のGHCジュニアタッグに挑戦した。その試合で丸藤相手に不知火・改を掟破りに放った事がある。その再現を見たかったが…見れず。
小峠も丸藤の頭をなでたり頭突きを見舞うなど位負けせず挑む。だが丸藤を追い込むだけのものはなし。丸藤は虎王をズバッと決めて不知火でフィニッシュ。
思ったことは、小峠は体を大きくしてヘビー戦線に切り込む気はないのかな…と思った。本来ならジュニア戦線で期待をかけるべきなんでしょうが、現状のノアでヘビー級が少ないから、新戦力を見たくなった。丸藤はここから強くなれないと思ったせいもある。小峠に持ったそんな期待は無謀な考えなのでしょうか…。


<第7試合>飯塚高史vsマイバッハ谷口

特別ルールで、リングアウト・反則による裁定がなし、の完全決着ルール。…メインと同じだな。違うわ。
開始前からリングに椅子が積まれていた。従来のノアでは有り得ない試合風景。
出だしから乱戦、力で押す谷口。だが飯塚は覆面剥ぎなどでペースを掴む。素顔が露になってしまう谷口。6月のvs鈴木の時は自ら剥がしたが…今回は劣勢。場外で傷を負い流血。リングで集中する飯塚。血に塗れる谷口の姿がひどい…テレビで放送できるのか!?(←日テレG+、放送した模様)

リングでも荒れる。椅子で殴りあう。

流血を耐え抜いた谷口が反撃!飯塚のアイアンフィンガーはさすまたで防いだ!場外ではテーブル上へのチョークスラムも決めた!

リングに持ち込んだテーブル上に飯塚を載せて、最上段からのマイバッハプレス降下!
カウント3!谷口激勝!
この日、鈴木軍にただ一人勝った谷口。こんなもんで終わって欲しくない。誰が方舟を救うのか!?6月の鈴木戦敗北を忘れぬ悔しさがあるなら、起つのは今だろ!
解散を賭けた戦いの中で”荒ぶる英雄”になってくれ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿