ネタバレあり。後半部分は見なくていいです
今アニメを一気見してるので感想ぶちまけます。
Twitterによくいる人みたいに感情剥き出しかつ上手な文章で表現したい!!!!!!!!!!
無理だけど。
サイバーパンク:エッジランナーズというアニメです。
原作はゲーム。攻殻機動隊的なSF的世界観!
Netflixで独占配信なのでみんな入ろう!!!!!!
これ観るだけで元が取れすぎる!!!!!!!!!!
事実は以上!
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6話が好きすぎる。この世の全アニメから1話しか見ることができませんって言われたらこれ選ぶ。
死亡者を出しつつも下ネタだったり少しコミカルだった今までとは少し違い、ギャグシーン0で「流れ変わったな」となった6話。特に前回はメインとデイビッドが仲良く会話するシーンが印象的だったのでビビる。思えばあれは完全に死亡フラグの類だった。
冒頭のメインがぶん殴ってからの「サンデヴィスタンで人より速く走れるからってもう一人前面か?」からの最終シーンの頬を軽く叩いて言う「人より早く走れるんだろ?走り抜けろ」の持っていき方がイイ——— どっちのシーンもBGMも声も良すぎる。
冒頭のシーンではメインが感情的に叫んで怒るのではなく、静かに皮肉っぽく怒ってるのが異常さを演出してて良い。
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以下、その他ここすきポイント
まずはコーポ共!
・タナカ「バカが、使い捨てにされるのがオチだぞ」
お前が言うな感 使い捨てにするどころか未成年デイビッドくんを実験台にして廃人にさせる気だっただろ 倫理観がなさすぎる
あれだけボコボコにされておいてまだそれが言えるコーポの強かさがこわい。 コーポの重役であるタナカが死んだ後、息子であるカツオが出てこないと言うことは...ね。
正直カツオのリベンジマッチは見たかったし来ると思ってた。でも来ないのがナイトシティらしさ。
・いつも不利益を与えてくるトラウマチーム
金を積めば救急搬送、戦闘もこなして役にたつはずのトラウマチームくん。
1話では非契約者であるデイビッドと母グロリアを事故現場に置き去りに。
5話では重課金契約者であるJK(ジミー・クロサキ)が深傷を負った事で自動通報機能が機能しややこしい事に。
6話では超課金契約者のタナカが死んだ瞬間に戦闘を切り上げ、即帰還。警察官を置き去りにする。
コーポは基本金以外で動かないですね。シンプル。そして倫理観が終わってる、それ一番言われてるから。
ナイトシティ絶対になりたくない職業
・堂々の第1位は警察!
腐るほど殺されてます。多分1年生き残ったらレアケースでは?と言うレベル。ナイトシティの警察の給料がそう高いようには思えないので、完全に罰ゲームです。犯罪率が異常に高い上に危険な犯罪が多すぎるので、多分常に人手不足。よく機能してるなと感心する。
・警察の中でも異質なMaxTac
サイバーサイコ専用の特殊部隊。1話でも銃撃を正面から受け止めて歩み寄り、至近距離でショットガンをぶちかます強者ムーブを展開したMaxTacくん。噂では元サイバーサイコが構成員だとか。毒をもって毒を制す的な考えだろうか。めちゃ強いのが周知の事実なので、今回戦う事になると聞いたデイビッドくんも呼吸が浅くなって顔に冷や汗を流しまくるレベルの恐怖の象徴となっている。そんなMaxTacも爆死は避けられなかった...残念ですね。
次は主人公のデイビッドくん!
次の7話からはデイビッドさんになってしまうのでデイビッドくんは見納め。
・サイバーサイコ化への焦り
JKに植え付けられた疑念により、自分は特別だからサイバーサイコにはならない、とは言いながらも恐怖感を感じている状況で、自分の目標であるメインがサイバーサイコシスを発症しかけていると言う恐怖。まるで自分が「どう死ぬか」を見せられてるような。でもそれがナイトシティだからしょうがない。
・まだ奪う側には行けないデイビッド
4話でサイバーサイコを撃ったデイビッドだが、殺人鬼ではない、タナカの殺害や特殊部隊であるMaxTacとの戦闘には抵抗がある描写が多い。
自分の母がギャングとコーポの戦闘に巻き込まれて死んだため、民間人を巻き込む事に人一倍抵抗がある。しかしコーポの人間、特にタナカは割とクズなので逝ってヨシ!
その一方でルーシーとの会話でも「俺には言ってくれないんだね ”できる“って」と言ったりモノローグでも「あんたがやれって言えば 俺...」とか早く一人前と認めてほしい、チームのメンバーとしてもっと活躍したいという葛藤がありますね。とてもいい。
・”本当にしたい事“を答えられないデイビッド
今回見てて初めて気づいたんですけど、タナカにしたい事を聞かれた時に言い淀んでいるんです。たしか2話でもルーシーに「他人の夢じゃん」みたいな事を言われてました。デイビッドも「他人の夢で何が悪い」的な事を言ってたけど。
最終話のネタバレとかになりますが、デイビッドは基本的に借り物の夢と借り物の格好で生きています。
「アラサカタワーのてっぺんで働いて欲しい」という母の夢を叶えるために最終話でアラサカタワーのてっぺん(物理)に行ったり、「月に行きたい」ルーシーの願いを叶えるために戦ったり、「走り抜けろ」とメインの遺言通りにエッジを走り抜けたり。
格好は母の遺品であるジャケット、7話からはメインの遺品であるアーム。最終話ではコーポから奪ったサイバースケルトン(試作品のほう)だったり。
〇〇になりたいという夢がなくて、何者かになりたい、と言うのが若者的だ。みたいな事をどこかで書かれてましたね。そうかも。
次はルーシー。
・アラサカへのトラウマとデイビッドの天秤
死ぬほど怖いアラサカに山ほどトラウマがあるのに、デイビッドのために戦おうとするルーシーの主人公力が高すぎる。でもメインを囮にしてデイビッドと2人で逃げようとするのは主人公的にはNGすぎて好き。でもアラサカのヤバさを一番知ってるので正しい判断ではあるか。ナイトシティだし。でもデイビッドを守りたいために隠し事が増えていってすれ違っちゃうのも大好き。かわいいーーーーーーーーー!!!
最後はメイン&ドリオ
・ドリオの死
初見の時、メインがドリオを撃ち殺したと勘違いしました。だから「ドリオがな、死んじまった」のセリフに対してお前がやったんだろ!!!って思ってました。ごめん。
敵まみれ、メインが不調という危機的状況でも背中合わせで戦う2人がいいんですよね。
で、支えであったドリオが死んで完全にサイバーサイコ化する流れ。悲しい。メインが敵の返り血で真っ赤になる所とかもうダメ感の演出が好き。
あとは
・誰もいない後部座席
今まで仕事の後は酒飲んでパーティで騒ぐ描写が多かったのですが、今回はドリオとメインが亡くなった事により完全な無言の車内。キツい。レベッカがいたら結構変わっていたかもしれない。そう言えばなんでレベッカは参加しなかったんだろう。アニキが死んだことでやはり仕事する気分にはなれなかったのだろうか。
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