久しぶりの対面&北米デビュー?

2010-06-11 18:23:44 | お知らせ
この絵をご存知の方もいっらしゃるかと思いますが、
このブログで一日一枚 No.100となる絵。
東京から札幌に移って間もない頃に描いた、自分の育った道東の心象風景。
タイトルは『北国の記憶』。

この絵はうちの奥さんもめずらしく気に入って、手放したがらなかったのですが、
どうしてもどうしても!という友人に、そこまで気に入ってくれたならと購入して頂いたのです。


それがなぜ今また我が家にこの絵が来たかというと・・・
今月の初めにとあるギャラリーから一通のメールが届きました。

以下原文
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拝啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて突然ではございますが、先日貴殿ホームページにて小田様の作品『北国の記憶』を拝見し、ご連絡差し上げた次第です。この作品は日本のみならず海外にも広く賞賛され得ると弊廊選考委員会の判断に至りました。しかしながら、弊廊での作品展示サイズ(60cm x 60cm以内 縦横自由)にあてはまるかの確認を取ることができませんでしたので、上記の作品がこの範囲に収まるサイズでございましたら弊廊にて是非展示をさせて頂きたいと考えております。

 弊廊は、創立者であるルーファス・リンのビジョンに従い、カナダのバンクーバーから、まだ海外ではあまり知られていない才能溢れる日本の美術家の北米デビューをサポートすること、また北米に日本美術の良さを紹介していくことを主眼とし、ギャラリーでの展示およびプレスリリース・英語コミュニケーション代行業務を行っております。弊廊は基本的にアートミュージアムであり、つまり絵画の販売を行わず、無料展示のみ、また入場料無料という形で運営している美術館です。これによって日本の芸術の振興に寄与したいという気持ちで全力を尽くしております。費用に関しましても、原則として芸術家の皆様には、往復の送料および管理手数料をご負担頂くのみで弊廊へ展示致しております。

 尚、現在次回展示に向けての絵画を選定中です。展示可能でしたら『北国の記憶』の北米デビューをさせて頂くことをご検討頂けませんでしょうか。その目的は、この逸品を販売するわけではなく、小田様の才能を海外の美術界に紹介し、経歴も強化することです。是非担当者まで、電子メール、国内ファックス、国際電話、郵便等にて作品サイズと展示ご検討の可否のご連絡を頂きたく存じます。またサイズが規定より大きい場合は可能な限り弊廊のほうで対応させていただきます。尚、ご不明な点、ご質問、ご相談などがございましたらお気軽にお問い合わせください。弊廊より発信されたこの最初の作品を基にして、北米に受け入れられ、今後より一層のご発展に貢献できれば幸いです。

小田様からのお返事を心待ちにしております。
                                                          敬具
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ぎょえ~~~~!!

何かの冗談かと思い、サイトを調べてみたり、直接電話してみたところ、
どうやらちゃんとした依頼のようでしたので、まずは購入してくれた横浜の友人にお借りできるかを確認。
すると喜んでお貸ししてくれるとのこと!
直接友人からギャラリーに送ってもらうことも考えたのですが、絵をちゃんと送れるかどうかが心配というので、まずは私に送ってもらうことにしました。

そしたらね・・・

本人が横浜から今朝持ってきました・・・(ノーー)ノ どてっ
しかも旦那さんと2泊の旅行まで計画して!!

いえ、そこまで絵を大事に運んできてくれたのは本当に嬉しかったです!
でもね・・・来るかな・・・普通( ̄.. ̄;)
それどころか話を聞くとバンクーバーに
自分が持って行くとかまで旦那さんに相談したらしい・・・( ̄,. ̄;;)それはいくらなんでも無理でしょ・・・

とまあ、こんな訳でこの絵が久しぶりに我が家に帰ってきた訳です。

順調にいくと来週中にバンクーバーのギャラリーに送り、来月あたりから8週間ほど展示される予定です。

自分でもこの絵はとても気に入ってましたし、まさかこの絵が海を渡って外国で人の目に触れる何て思ってもいなかったので、本当に驚いてるのと、嬉しい気持ち一杯です。
やっぱり絵を描く自体が楽しいのもありますが、その絵が多くの人の目に触れて、何かしらの感動を味わってもらえるとしたら最高ですね!

やっと少しは自分の力も人の目にとまるぐらいになれたのかな・・・なんて思ったりもするのですが、
なにより今もこうやって絵を描いていられるのは、本当に多くの方々のおかげなんですよね^^
この絵はまさにこのブログで一日一枚を始めて、たくさんの方々にコメント頂けたからこそ続けられた訳です。
本当にありがとうございます!!!

これからも楽しみながらですが、絵を描き続けて行こうと思っておりますので、
何卒、よろしくお願いします!



今回のバンクーバーのギャラリーのサイトはこちら
   ↓ ↓ ↓
ルーファス・リン・ギャラリー

こっちもよろしくお願いします♪