第四部【三章・終らない宴～最強鍋と叙々苑のハム…ファッションリーダーそろそろ中央区へ～】

アサリの仕分けを見事に終わらせて…


フライパン一杯のアサリを見つめていたら…


買い出し班が戻ってきました…


買い出し班の車にも、使用した機材や食器がありますのでそちらも洗って片付ける作業に…


そちらと同時に慰労会の準備も行われていきました…


買ってきたお刺身をカットしたり、カセットコンロを準備したりと…


そんな作業の最中、やはりこの大量のアサリをどうやって食べるかに焦点が集まりました…


一応火は通ってますのでこのままでも食べれますが、軽い塩加減しかついてない状態…


しかし公会堂に残っている調味料は、塩や醤油のように、雑煮の味付けに使用した物しかありませんでした…


やはりアサリと言えば、バター炒め…


更にニンニクがあれば文句無し…


しかしまたまた買い出しに行くのも面倒だ…


悩んだ挙げ句に、今晩のオードブルは、華苑さんからなので、YO君からお店のバターとニンニクを持ってきていただくようにお願いしました…同級生の荒武者くんが…


お店を出た後でしたが、また引き返しバターとニンニクを手に、オードブルを配達してきてくださいました…


ありがたい事です…


オードブル以外に、アサリバターも追加できました…


先に始めてましたが…

少し遅れてSクラさんが合流してくださいました…


みんな揃って乾杯…


やっぱりSクラさんの挨拶はしまります…



ここからが本格的な宴のスタートになりました…



宴が始まりしばらくして…


シュン君ママがみぞれ鍋を差し入れしてくださいました…


冷えきった体には温かい鍋物が何よりもありがたい存在になります…


しかも〆のうどんまで一緒に持ってきてくださいました…


何から何まで…


ごちそうさまでした…


また、生ラーメンも用意してありましたので、うどんとラーメンの両方を美味しくいただきました…


最強鍋でした…





飲みながら…


協力してくださった会員さんに慰労会に誘う電話をしていたら…


不意にSクラさんから、

『商工会にK君がいたよ』

と教えていただきました…


日曜日に…


中央区から休日出勤で分水に来ているKさん…


誘わない訳にはいきません…


早速電話をする…



『もう少ししたらおじゃまします』


との事でしたが、そのもう少しが待ってられない状況…


しばらくとは言えない間隔で今度は荒武者君が電話…


すぐにやってきました…


荒武者くん…すごい影響力ですね…


普段はスーツのKさん…


この日は私服でした…


私服はやはりファッションリーダー級の着こなし…


中央区の人は前ボタンを止めないようでした…




Kさんを交えて宴は盛り上がりました…


お歳暮をばらした高級ハムを厚切りにして焼いて食べる素晴らしさ…


すごい贅沢感がありました…


Sさんの…Kさんに言った

『叙々苑のハムだよ』

もそう思えて仕方がなかったです…



時間帯はそんなに遅くはなくても、やはりこの日は早朝でしたから、22時を過ぎる頃にはマブタが重たくなり始め…


長い1日を締める長い宴も終わろうとしていました…





～三章終わり～