【文京区労協】活動レポート

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青年劇場「結の風らぷそでぃ」文京観劇会

2009年09月18日 | 文化行事
百姓は昔から"結”の心たい!
 「ウチは百姓ば継ぐ」と宣言して米作りに挑む結(ゆい)の成長物語。食の安全と安心が問題になっている今、生きる原点である農業のあり方が問われていることと、このお芝居の主人公・米田結役に区労協の各種行事を支えてきた女優の秋山亜紀子さんが抜てきされたことで文京区労協結成50周年の最後を飾る記念文化行事として青年劇場の「結の風らぷそでぃ」文京観劇会が新宿の紀伊国屋サザンシアターで開かれ、文京の地域から初日に110名が観劇、千秋楽までに130名以上の方が観劇しました。これを可能にしたのは、農民の助け合いの精神からきた“結の心”だったのではないでしょうか。


舞台は佐賀県唐津の農家で
当主の米田耕作じいちゃんと、都会に失望し故郷に帰り
農業を継ぐ孫の結(ゆい)の会話を中心に展開していく
結の成長物語です
(写真提供:青年劇場、撮影:宮内勝)


結が生まれる前からの許婚の緒方昌幸兄ちゃんが
東京から帰ってきて将来の夢を語りますが
周りのみんなは昌幸に今までとは違う何かを感じているようです
(写真提供:青年劇場、撮影:宮内勝)


休憩時間、遠藤議長を中心に文京応援団で
秋山さんと出演者に贈ったスタンド花の前で記念写真をとりました
なぜか高田副議長が一番目立つようですが


観劇後の文化交流会には結のおばさん役の上甲まち子さん
有機農法の師匠役の広戸聡さん、それに結さん
日頃は一番目立つ湯本弘美さんは
この日ばかりは秋山さんを立てました


女性の参加も目立ちました
倉橋女性部長を中心に、とてもステキな写真が撮れました


交流会にも30名が参加してくれました
応援団長でもある遠藤区労協議長の挨拶と乾杯!


文化交流会を盛り上げる上甲さん
「女の喜びは結婚たい」と見合い写真を山のようにもってきましたが…


定年退職後、専門学校に通われている
川内前議長は日曜日に観劇され
音楽も、舞台もよかったと褒めちきっておられました 


農業もアメリカの圧力がかかっていますが
20年前、アメリカの出版社で日本から撤退した
リーダーズダイジェストで働いていた仲間が
6名も観劇に来てくれました


今回はチケット普及に貢献できた(?)せいか
「結の風」の打上げに招待され
挨拶までさせていただきました

 8月3日、区労協の常任幹事会で50周年記念行事として決まってから1月半で、よくも130名を超える人たちが区労協の呼びかけに応えて観劇していただいたことに応援団としても驚いています。
 何よりも青年劇場の湯本さん、秋山さんが地域によく根付いていたことと作品そのものの内容が私たちに共感できるすばらしいものをもっていたからだと思います。終りよければすべて良しといわれますが、これからも「結の心」をもって地域の運動が文化と共にさらに発展していくように頑張りたいものです


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