【文京区労協】活動レポート

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第4回やすらぎコンサート

2008年04月01日 | 文化行事
 4月1日の夜、今年も文京区民センターで第4回やすらぎコンサートが開かれ、14名の方々が参加しました。今回は、ギターリスト柳真一郎さんの演奏のみに絞ってみました。でも、演奏の後の宴は大変大事なので、その準備から紹介します。
 午後3時過ぎ、すべては、足の踏み場もないような狭い区労協事務所の中から始まりました。


「こうやればいいのよ」
とわらび座のイナホちゃんに盛りつけの手ほどきする
「盛りつけコーディネーター」の青年劇場・秋山さん


厨房では青年劇場料理人の湯本さんを助手にして
区労協料理長が豚肉を強火で炒めます


会場に運び込み、盛りつけが始まりました
「この崩れたような錦糸卵は私が作ったんじゃありませんからね」
「まあ、いいから、いいから」
会話がはずみます


ギターリストの柳さんも早々到着し、本番前のひとときです
看板を書くヒマがなかったので
イナホちゃんが手書きしてくれました


メインのギター演奏を前に
飾られた遺影に向かって念仏を唱えました
宗派は問いませんが
ここでは南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏


照明も落としてクラッシックギター演奏が始まりました
曲目は
「サクラ、サクラ」
「涙そうそう」
「星に願いを」
「アルハンブラ宮殿の思い出」
「君の影になりたい」
など6曲


前回までは
ウトウトと眠くなっていた土建の親方衆も
4回目となると
「クラシックギター演奏が耳になれてきた」
と惜しみない拍手


演奏後の思い出を語る宴が
いつものように昆さんの司会で始まりました
「まだ、みんなそろっていないが、とりあえず、献杯!」


「美味い美味い」
と手作り料理に舌鼓する参加者のみなさん
本日の献立は
「菜の花ちらし寿司」
「長崎皿うどん」
「スパゲティサラダ」
「お新香盛り合わせ」
「酢の物」
「かわきもの」
「フルーツ」


海苔巻きを頬張りながら
しみじみと半澤さんや栗さんの思い出を語る高田の親分さん


9時近くとなり
共同印刷出身の故近山さんの思い出を語り終わると
「それでは、このへんで、お開き」
区労協の名司会者
昆さんも半年後には定年を迎えます


「ありがとうよ、昆ちゃん」
とでも言ってるような大きな遺影の近山さん
右端は柳さんのスペイン留学中のギターの先生ヌリアモーラーさんの遺影
近山さんの左は伊関さんの奥様邦子さんの遺影


 今年も無事、天空で私たちを見守っている人たちを想い浮かべながら「文京区労協的」法要(?)を営むことができました。4月1日からお年寄りの命を縮めるような「後期高齢者医療制度」がスタートしましたが、私たちは、命ある限り、明日への希望を失わないように前向きに歩み続けたいものです。

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