【文京区労協】活動レポート

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07国民春闘トヨタ総行動

2007年02月12日 | 東京大気
 今年で4回目の参加になるトヨタ総行動。昨年9月に東京大気裁判に対して東京高裁が画期的な和解勧告を行い、東京都も医療費救済制度について提案し、国も解決に向けた動きを見せるなど、2002年10月の第一次訴訟判決以来の運動が、一気に急展開を見せ始めた中での総行動という事もあって、大気文京連絡会と西応援団も総力を挙げ、大挙13名で参加しました。
 その気合いの入った総行動参加記を拡大版でお送りします!(参加者が参加者だけに、かなり「おっさん臭」の強いレポートになっています)


2月11日午後9時
出発前の事前学習会が東京地評5階会議室で行われました
が、今ひとつ文京連絡会の集まりが悪かったのは
某事務局長殿が「午後10時で良いですよぉ」
と連絡回したっぽかったからみたいです


それはさておき、とりあえず学習会終了
文京連絡会も集結を終わり
バスに乗車します

このバスがこの後、エライ事になります


バスの後部座席を占拠して
さっそく宴会モードに突入する
文京連絡会&西応援団の面々
気分はもう遠足です


途中、休憩で立ち寄ったサービスエリアで
ご当地名物を発見
「妖怪汁」「おやじ汁」などもありましたが
文京民商の竹田さんは「おやじじゃない」と言い張って
「ねずみ男汁」をゲット


かくいうワタクシは
「うなぎアイス」をゲット
うなぎの粉末が入ってるみたいです
しかも山椒の粉をふりかけて食べます


取り敢えず、文京連絡会会長の伊関さんに
人体実験、、、もとい試食してもらいました
思ったよりは美味しかったです


そうこうしている内に
毎年恒例の旅館「松風」に到着
今年はどういう吹き回しか
各自に2枚、毛布が支給されました


部屋に着くなり、欲も得もなく眠り込む文京連絡会の皆さん
気分はもう難民キャンプです


それでも朝はやってきました
有り難い事に晴天です


2年前みたいく、工場前でのビラまきがないので
のんびり朝食が摂れます
カメラを向けると、一斉に面白い顔をしてくれる
お茶目な文京連絡会のみなさん


さて、朝食のあと
意気揚々名古屋に向けて出発した訳ですが
ここで大アクシデント!!
なんと、バスが故障して立ち往生してしまいました


バスから放り出されて
路頭に迷う文京連絡会の面々


結局、地下鉄で名古屋駅まで向かう事にしました


名古屋駅で、当日朝に東京を発った
大気原告団と感動の合流


午前10時、名古屋駅の両方の出口に分かれて
宣伝行動を開始します


こちらはトヨタ本社がある方の出口


東京土建文京支部の菅原さん
ガンを飛ばしてるのではなく
天気が良くてまぶしいのです
(そのはずです!)


去年もそうでしたが
駅前を行く人々の関心はそれなりに高く
結構ビラの受け取りが良いです


駅の反対側では
名古屋名物の広い道路を行き交う自動車に
横断幕でアピール


名古屋の空に天高く
トヨタの高層ビル
その中に鎮座する人々に私たちの声は届いたでしょうか?


駅前宣伝行動の締めくくりは
参加者全員で団結ガンバロウ!


文京連絡会も大気裁判の原告団と一緒に
気勢を上げます


さて、朝食がまだ充分消化し切れてないうちにお昼
昨年の苦い体験から
「きしめん食いたーい」「みそかつ食いたーい」
と強力に意見具申したのですが
「ラーメンが一番のごちそう」
との伊関会長の断固たる鶴の一声で
去年の同じところで和歌山ラーメンを頂きました


名古屋の思い出がたっぷり詰まった昼食のあと
山之手公園に愛知のバスで直行
すでに集会が始まっていました


今年のイロモノ戦隊は
2年連続出撃だった護憲ライダーに代わって
「セイネンジャー」
ダンスパワー充填で格差社会を打ち破るみたいです


「・・・・・・・・・・・・」
あまりのパワーに今年も度肝をぬかれる
大気裁判原告団のみなさん


それはともかく集会は進行します
1600人もの参加者を前に
エライ人達の挨拶が続きます


決意表明の筆頭として
東京大気裁判原告団が勢揃い


カムバックした西さんが
火を噴く様な熱い決意表明を披露
傍らの少年は原告団最年少の小林太朗君


集会の締めくくり
1600名参加者とともに、団結ガンバロウ!


集会後、恒例となった
トヨタ本社に向けた“無人の街”デモ行進に出発します


そして、今年も歩道橋の上を歩かされました
所轄警察の扱いも異常と思いますが
こうした待遇に甘んじ続けるのも如何なものでしょうか?


薬を服用しつつ行進をつづける患者原告
こうした息も絶え絶えのか弱い患者たちのたたかいが
今、国、都、メーカーを突き動かそうとしています


今回のデモ中
自転車に乗った親子連れが
「トヨタは儲けをはき出せ」のシュプレヒコールに
「そうだそうだ」と笑顔で相づちを打ちながら
走り去っていきました
生身の人を間近に見たのも
地元の人がデモに同調したのも
4年間の総行動の中では画期的な事です


本来ならトヨタ本社工場前でデモは終了ですが
東京の部隊はトヨタ本社に「立ち寄り」
独自に抗議要請行動を行いました


参加者有志のアコーディオンとハーモニカの演奏で
全員で大合唱
「♪青い空は青いままで 子供らに伝えたい~」
参加者から嗚咽が漏れました


最後に
トヨタ本社に向けて、団結ガンバロウ!


行動終了直後
デモを警備していた警察から
「この集会は聞いてない」と文句が
でも、止めようと思えばもっと早く止めれたはずで
行動が終わるまで待ってくれていた様な気がしました
(ちなみに「集会」は許可が要りますが、「行動」は要りません)


これで本当に総行動は終了
みなさん、お疲れさまでしたー!
ところが、ここで衝撃の事実が!
なんと、今朝壊れたバスの代車がまだ届いてないとの事
患者さん達は到着していたバスや新幹線で先に帰って貰い
元気で精鋭な30数名がバスの到着を待つ事になりました


実は、伊関さんがバスで先に帰ってくれたら
新幹線でズラかってやろうと思っていたのですが
「みんなと一緒にバスで帰る」と残られたので
自分らだけがズラかる訳には行かず
バスの到着までトヨタ本社工場前で
無届け無制限座り込み宴会行動に突入する事になりました
幸い、トヨタから文句言われる事もなく
警察に通報される事もなく
あまつさえ、トヨタ本社工場内のトイレまで親切に借りれて
無届け座り込み行動を遂行する事が出来ました


午後4時すぎに到着するはずのバスは
結局午後5時半ころに到着
自己紹介とか余興は無届け座り込み行動でやってしまい
文句言う元気もなくなっていたので
皆さんしずかに家路につきました


東京に帰還したのは午前0時頃
いやはや皆さん、本当にお疲れさんでありました
辛い経験はあとできっと良い思い出になりますよ!

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