東京から喘息の療養に来た絵の好きな青年星郎と浜の少女サユリの交流を素朴な村の子どもたちと、鄙びた漁村の学校を舞台に現代の教育問題にも触れて描きました。
青少年からシニア世代にまで読んでもらえる作品になりました。ジャンルは、児童文学になるでしょうが。
そうそう、「貝の笛」って、どういうものかと言いますと、大きい2枚貝の蝶番の部分の出っ張りを削って穴をあけて、息を吹き込むと音が出るのですよ。ただ、メロディは難しいのですが、そこは小説ですので読者の想像にお任せです。
完成祝いは、サザエの炊き込みご飯にしようと、スーパーへ行ってサザエを買ってきました。親しい生簀養殖の田中さんからサザエを殻ごと炊き込んで、炊き終えたら身を取り出してスライスし、味付けをして、ごはんに混ぜると良いというので、家内にやってもらいます。
珍しい炊き込みご飯になるでしょうが、香りがよいということですぞ!
窓の外は、霧にけぶっていて、白波の中に10人ほどのサーファーがうっすらと見えますから台風はこの浜にはあまり影響がないようです。
強風は、海岸の高層マンションには襲ってこないことを願っております。