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おぼろ男=おぼろ夜のおぼろ男は朧なり 三佐夫 

小説・エッセー。編著書100余冊、歴史小説『命燃ゆー養珠院お万の方と家康公』(幻冬舎ルネッサンス)好評!重版書店販売。

大河小説の出版社?

2013-12-14 21:12:45 | Weblog
 何しろ、今まで100点余りの編著書がありますが、自費出版はないのです。今度は、あえて他流試合をしようと考えました、


千葉ふるさと文化大学公開講座 

1月11日(土)1時半受付~4時 会場 千葉県教育会館501号室(県庁徒歩5分、)
作者安藤三佐夫が語る大河歴史小説
「命燃ゆー養珠院お万の方と家康公」(幻冬社ルネッサンス)
勝浦市八幡岬には戦国時代の正木氏居城跡があり、水戸黄門の祖母お万の方の銅像が立つ。お万の方は、勝浦正木城に生まれ、家康の側室として、徳川御三家の紀州家と水戸家の藩祖をもうけ、水戸黄門の祖母でもある。
波乱万丈のその生涯は、法華経の慈悲の信仰に生き、女人禁制の七面山に上り、「女人踏み分け」の祖として崇敬され、その登詣の白装束像が山麓に立つ。
作者は、郷土の偉人「お万の方」の業績を広く知らしめる長編小説(約350ページ)を執筆し、3月に刊行予定ですので公開講座を開催致します。
(資料代=1000円、当日受付)
千葉ふるさと文化大学
〒299-5103御宿町新町816-5-616 T/F0470-
62-5995 


酒の仕込みが始まる

2013-12-10 16:33:14 | Weblog
 先日、岩の井の蔵開きに押しかけて、春日神社の井上神官さんと知り合いになりましたぞ。気合の入ったお祓いの儀式に参加して、客人として玉串奉奠もさせてもらいました。
 今年は、3人の杜氏経験者が来たそうで、「船頭多くして~」にならないように願っています。
 20日ごろには、甘酸っぱい醪になるそうで、どぶろくを好む私は、その日が待ち遠しいのであります。
 ついでに10年来の酒米栽培の「若水組」の吟醸元首の注文書も添付しておきましょう。
 ぜひ味わってほしいのであります。
 岩の井の銘酒「小野田若水」予約注文
例年、ご注文いただいております長南町産の酒米「若水」に本年は「玉栄」を加えた純米原酒(精白度55%)の特価予約注文を受けますので、2月12日までに予約下さい。なお、30本以上の注文は特製ラベルも応じますので申し込みを。
                NPO法人ふるさと文化研究会  安藤 操
                〒299-5103 御宿町新町816-5-616
            T/F 0470-52-5995 Mail;furusatobunka@ipone.ne.jp
価格 4合(720L )1,500円   1升(1,8L)3,000円
※送料は、あて先ごとに4合12本、1升6本まで800円
 振込先 00140-0-613587 千葉・ふるさと文化研究会
酒の引き取り日 3月3日(月)千葉駅東口NTT前集合8時30分厳守
☆             ☆予約注文書☆           ☆
4合(  )本=(     )円  1升( )本=(     )円
送料(   )か所=( )円   合計(       )円

酒蔵訪問(3月3日)申し込み  ( )希望する  ( )欠席する
※酒の引き取り日 3月3日(月)千葉駅東口NTT前集合8時30分厳守
氏名(           )
住所(                             )
電話(             ・携帯             )


俳句2句ー平和祈願!

2013-12-08 13:59:49 | Weblog
 はるかの南アフリカを思う
 マンデラ逝く
  ケープゴールド
   血より濃し
    ※ケープゴールド=南アフリカのビンテージワイン名


 わが日本を憂う
 狂い咲く
  霞が関を 
   嘲笑す
  三佐夫 

 ※戦前戦中の特高警察・治安維持法を恐れて

郷土料理「なめろう」と「さんが」

2013-11-23 18:05:52 | Weblog
 房総半島の漁村の料理で、生きのよいイワシやアジの料理に「なめろう」と「さんが」があります。
 鋭利な包丁でうろこを剥ぎ取り、三枚におろして、身をよくたたきます。粘りが出るまで叩いて、味噌・しょうが・紫蘇、ゆずの皮をよく混ぜます。それが「なめろう」です。おそらく、なめるように食べろ!と言う意味なのでしょう。
 白い炊き立てのご飯になめろうをのせて食べると、それはそれは絶佳の美味で、つい食が進んでしまいますぞ。
 このなめろうをホタテガイなどの貝殻や小皿にこするように盛りつけて焼いた物を「さんが」と呼びます。これもまた、実にうまいのです。酒の肴には特別の味わいで、盃を重ねてしまいますよ。
 語源は不明ですが、昔、千葉の寒川(さんが)浜の漁師たちが、よくこれを食べたので、東京湾や南房の漁師が真似をして食べるようになった。それで「さんが」と呼ばれるようになったのではなかろうか、と私は考えています。
 いずれにしても生きのよいイワシやアジが手に入ったらぜひ造ってご賞味あれ!
 房総の浜辺の居酒屋や食堂では、メニューにありますからおいでになったら注文すると良いでしょう。
 私は、今夜も手作りの「なめろう」を賞味しようと考えておりますよ。

女性解放運動の闘士たちと御宿町

2013-11-17 12:12:20 | Weblog
 夢二の孫の竹久みなみさんに聞く=先日、我が家にお泊りになられた友人みなみさんに思い出話を伺いましたので、かいつまんで記します。
 御宿町駅前、須賀の旅館上野屋(火災で焼失、空き地)を定宿にしていた伊藤野枝は、与謝野晶子・岡本かの子・神近市子・平塚らいちょう・山川菊枝らの女性解放運動の人たちと親交がった。上野高女の英語教師でアナーキストの辻潤と結婚し、一(まこと、長男)・流二(二男)をもうけるが、大杉栄と不倫関係になり離婚する。栄の愛人神近市子は嫉妬し、栄を刺して重傷を負わせ投獄される。野枝は1男4女を産むが栄と共に甘粕事件で虐殺される。享年28歳。
 ところで、辻潤と野枝の二人の子は竹久不二彦(夢二の二男、みなみさんの父代わりの叔父)の家に青年期、寄宿していたことがあるという。その関係で、野枝と潤の孫、一の長女の野生(ノブ)は、北海道へ入植した不二彦家の養女となり、みなみさんの妹のような関係となる。みなみさんは、叔父の酪農の手伝いに勤しみ、中学・高校も出なかったが、思うところがあって上京し、タイピストなどをやり生活、染色家となる。父は夢二の長男虹之助だが、妻の出奔後は若い女性と暮らし、長女みなみさんは弟の不二彦が養育していた。
 潤と野枝の孫、野生さんは、上智大学スペイン語科でコロンビア国大統領の弟の教授に師事、のちに京都大学造園科に進み結婚、早川姓となる。夫婦でコロンビアにわたり造園業を営むが、夫に死別。娘二人を養いながら画家となる。以後、日本でも個展を開いているが、今年(2025)は、瀬戸内寂聴の支援でかなりの売り上げがあった。寂聴は、1965年4月号よりに「文芸春秋」誌に「美は乱調にあり」を晴美のペンネームで連載しているのでその関係である。
 みなみさんは、大田区山王小学校では、尾崎士郎の娘一枝と5年生まで同級であったが、学童疎開で別れ別れになった。だが、今でも連絡はし合っている。一枝さんは、俳人中村汀女の息子と結婚した。
 この尾崎士郎は、若いころ御宿町妙音寺に住んでいたことがあり、「人生劇場―愛欲篇」には、夜逃げ同然で寺を出たという。このことは、日経新聞昭和34年8月のエッセー「御宿ざんげ」にも書かれていて、当時の和尚は、悪役に描かれている。また、御宿に住んでいた三宅艶子母子と美酒岩の井にも触れられている。
 私は、みなみさんにこの次は、尾崎士郎の娘(と言っても私には年上なのだが)一枝さんもお誘いください、とお話しして駅にお送りしたのである。

 何ともかとも人間関係と愛憎のもつれ合った時代があったものである。だが、それは、人間の根源的な生きざまを象徴していて、直視するべきことであろうと考えさせられる。
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メキシコのダリアとひまわり「3国友好の花園」は20日ごろより見頃!!

2013-11-15 16:06:07 | Weblog
 内山浩さん丹精の皇帝ひまわりと皇帝ダリアが咲き始めた。300本の中の20本ぐらいでしょうか。全部が満開になると見事な花見ができますからそれがとても楽しみなのですよ。背丈は、2~5メートル、花の色は、紫と白がダリアで、ひまわりは黄色です。
 内山さんが始めて3年目。「皇帝ひまわりと交流の会」を6月に結成して、最初の開花です。現在、会員35名ですが、開花を契機に100名ぐらいの賛同者を迎えたいと考えています。
 ぜひご入会を!(3年間の会費は3000円です。連絡先は、御宿駅前シーガル、電話0470-68-3317)
「3国(日本・メキシコ・スペイン)友好の花園」は、来年はさらに山の手の500坪あまりの花園に500~1000本のひまわり・ダリアを植える予定で、すでに畑づくりに取り掛かっています。先日は、イノシシよけの鉄柵を周囲に設置しました。
 いずれにしても観光名所にはなるでしょうから応援ください!
 ダリアは、茎を30センチぐらいに切って日陰においておくと、水もやらないのに芽が出てきますからその生命力には驚嘆させられますよ。


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感動的な縄文講座

2013-11-10 18:49:39 | Weblog
 ジャーナリストで「虚妄の三国同盟」(岩波書店)を出版された渡辺延志氏に「加曾利再考ー新しい貝塚の姿」をお話しいただいた。コメントは、岡村道雄(元文化庁主任調査官)・倉田加曾利貝塚博物館長に前もっていただいていますので論点は明確でした。また、県教委文化財課主任研究員の西野正人氏は最後に感想をお話しいただいたので、150人ほどの参加者は熱心に耳を傾けていて、終わると満場の拍手でした。
 私からは、「縄文文化の魅力」(東銀座出版社)を縄文検定のテキストとして刊行しているので、冒頭に概略次のような論点を提示させていただきました。
1、東京オリンピックに来日する諸外国の人たちに我が国の祖先は、1万年以上にわたって「自然との共生によるエコ生活」をしていたことを加曾利貝塚の見学でもって認識していただくこと。
2、そのためには、現在の施設と、交通アクセスでは貧弱に過ぎるので、熊谷市長と市議と市民の力で他県(とくに北東北)に引けを取らないものにしてほしい。
3、縄文人の生活の知恵を採集・漁労・狩猟と特産品の交易からあきらかにすること。
4、地域共同体と大集落・小集落の関係、家族の姿とシャーマニズムの姿を想像したい。
5、貝塚の出土品から漁労、特に貝塚のイボキサゴの貝殻の膨大な集積をどう考えるか。それは、特産品として製造されたと思われるハマグリ・浅利・バカガイなどの干し貝とどうことなるか?
などと言うことを述べさせていただきました。
 それらの多くは渡辺氏が朝日紙千葉版の6回にわたって連載した内容に絡むのですが、かなり理解と問題点が明確になったのでした。
 千葉市では、縄文人のゆるきゃらも募集していますので、これからの活動が楽しみです。加曾利貝塚を中心とする東京湾東岸の縄文貝塚を国の特別史跡指定や、世界文化遺産への登録などと課題はすべてこれからの活動にかかっています。
 そのための一環として、千葉ふるさと文化大学の今回の講座は明確に歩みだしたのであります。ただ、惜しむらくは、千葉県・市民の関心が今1歩の感、無きにしも非ずと言うことです。

生涯学習講座講師を各首長に申請書発送

2013-11-07 19:44:56 | Weblog
 あれやこれやと構想を練りましたが、16年目にもなると、マンネリに陥りがちです。そこで講師陣をまったく今までと変えてみました。それは、テーマもかわるということですが、首長さんと、担当部門の意向次第ですから承諾書をいただくまでは、白紙の状態です。申請書と講座内容を紹介しましょう。

県知事・市町長・教育長様 
         2013年11月10日

NPO法人ふるさと文化研究会 理事長 安藤 操
〒299-5103夷隅郡御宿町新町816-5―616
  T・FAX 0470-62-5995 
Mail-furusatobunka@ipone.ne.jp
http//www.furusatobunka.jp/

             講師推薦・派遣申請書
貴殿には、益々ご清栄のことと存じ上げます。
お蔭様にて私どもの生涯学習講座も来年度は第16期を迎えます。
千葉県の歴史文化観光等の振興にいささかなりとも寄与できればと構想し、房総(千葉)学検定や縄文学検定、房総のふるさと言葉や民話の放送・刊行、県内の社寺・遺跡探訪などと、多様な活動を実施し、参加者数は延べ5万人を超えるものと思われます。
これもひとえに貴殿をはじめとする多くの方々のご支援の賜物と感謝申し上げます。
つきましては、来年度の講座として、以下の計画を立てましたので、ご協力・ご支援をいただきたく、申請致します。
 ※広報の都合がありますので、出来ますれば11月末日までに
  講師のご推薦と派遣許可を送付いただければ幸いです。
会場 千葉県教育会館 501号室
    ※県庁徒歩4分、千葉地裁前
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房総の魅力探訪
―市町村の歴史・文化・観光担当者が語るわが町の魅力―

4月11日 房総の魅力―歴史・文化・自然と産業解説     クラブ紹介
5月16日 館山市=里見家の興亡と、社寺・観光ガイド    歴史民俗クラブ
6月13日 南房総市=捕鯨史と、特産品・料理ガイド     民謡クラブ
7月11日 鴨川市=社寺・波の伊八紹介と、観光ガイド    美術館クラブ
9月12日 勝浦市=社寺・歴史と、イベント・朝市ガイド   俳句クラブ
10月10日 野田市=歴史と、醤油などの特産品ガイド    水彩クラブ
11月14日 神崎町=醗酵の町の歴史と、街並みガイド    酒と肴クラブ
12月12日 香取市=香取神宮・忠敬記念館と、街並ガイド  漢詩クラブ
1月 9日  銚子市=社寺・歴史紹介と、食べ物ガイド    書道クラブ
2月13日 成田市=成田山新勝寺の歴史と、町並ガイド    そば打ちクラブ
3月13日 佐倉市=堀田家の歴史と、社寺・街並ガイド    感想発表

※時間は、毎月金曜日の午後2時~4時の2時間を予定します。
※ご依頼予定のテーマは、各市町村担当者と協議して決定します。
なお、講師はテーマ・内容ごとの複数にても可。資料は150部持参ください。
主催 NPO法人ふるさと文化研究会
後援 県観光協会・商工会議所 協賛JTB千葉・JR千葉・県酒造組合(依頼中)
※年間3~4回の地域探訪ツアーを企画する

こういう内容ですので、わが町をアッピールしようと、意欲的な首長さんは快諾して下さるでしょう。その善意におすがりいたしましょう!
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地魚・地酒讃歌(再)

2013-11-06 11:28:09 | Weblog
  地酒・地魚 御宿礼賛
 美酒は 岩の井
    魚は 西忠
     寿司は 田中屋
   料理は 中村
 すべて好し
          三佐夫
1年11か月をかけて、
書き続けた大河歴史小説
「命燃ゆー養珠院お万の方と家康公」を
書き終えましたから明日は出版社に送りましょうぞ。
そういうわけで、これから一人で乾杯!
肴は、30センチ物の朝獲りホウボウの刺身と、アラ煮ですぞ。
勿論、酒は岩の井。 
西忠さんの生きのよい魚は、実にうまい!
今までに食べた魚は、キジはた、はた、タイ、石鯛、イセエビ、メバル、カサゴ
ひらめ、アジ、金目鯛、カンパチ、するめいか、地タコ、アワビ などなど
数え上げれば切がないのですよ。

魚好きは、御宿町へ是非ともいらっしゃいませ!
             2013年11月5日 

大河歴史小説「命燃ゆー養珠院お万の方と家康公」font>は、朝一番で出版社へ送りました。約400ページ余りの大冊になるでしょう。ご期待ください!  
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地酒・地魚を讃えて

2013-11-05 18:17:33 | Weblog

 美酒は 岩の井
  魚は 西忠
  寿司は 中村
 すべて好し
     三佐夫

 1年11か月をかけて、書き続けた大河歴史小説「命燃ゆー養珠院お万の方と家康公」を書き終えましたから明日は出版社に送りましょうぞ。

 そういうわけでこれから一人で乾杯!
 肴は、30センチの揚げたてのホウボウの刺身とアラ煮ですぞ。
 勿論、酒は岩の井。
 西忠さんの生きのよい魚は、実にうまいのです。
 今までに食べたのは、キジはた、はた、タイ、石鯛、イセエビ、メバル、カサゴ、アジ、金目鯛、カンパチ、するめいか、地タコ、アワビ などなど数えれば切がないのですよ。
 魚好きは、御宿町へ是非ともいらっしゃいませ!

 小説の主な参考書籍を紹介します。

参考書籍
女心仏心     戸田七郎    (日蓮宗新聞社)
富士川舟運遺聞  望月誠一    (文芸社)
徳川養珠院夫人伝 中村利枝    (私家版)
日蓮       大野達之助   (吉川弘文館)
徳川家康(上下) 山路愛山    (岩波書店)      
光圀伝      冲方丁     (角川書店)
勝浦市史     編纂委員会   (勝浦市)
墨香秘抄     小松茂美    (芸術新聞社)
家康公の時計   落合偉洲    (平凡社)
ドン・ロドリゴの日本見聞録 安藤操(たにぐち書店)
家康公の外交政策 徳川恒孝    (御宿町国際交流協会)

安藤 操(三佐夫)
1936年千葉県市原市に生まれ、小中・大学で教鞭をとる。国語教科書の研究・編集に携わり、千葉文学賞審査委員。文学・詩教育や写真集編集、民話の再話や句集「鋼の星」など編著書100冊余点


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