3月31日に渋井真帆さんのセミナーを聴き、ファンになった私。
また聴きたくていろいろ探したところ、近くで開催される日経セミナーを発見!
即、申し込みしました。
今まで、この手のセミナーに応募して外れたことのない、りんりん。
気軽に友人を誘ったところ友人は抽選漏れしてしまったとのことで、
期待させて悪かったな~と反省しながら1人武蔵小杉の会場ホテルへ。
定員300人だったのですが、びっしり満席。さすが、カリスマです
さて、2時間の講演だったのですが。
前回とまったく切り口が違います。だけど考えさせた先の着地点や考え方の軸は同じ。
きれいごとでなく、社会・企業における女性のポジションの現実をシビアに話されるのですが
その先に希望を持たせる=努力をさせるための三段論法が鮮やかです。
ご自身の体験談をもとに話されるので、説得力も満点。
面白すぎて、メモ魔になっていたら、レジュメが真っ黒になってしまいました。
たとえば・・・
物事の捉え方、行動基準は「経営者の視点」で。
ビジネス脳(お金を払ってもらう視点)vs消費者脳(お金を払う視点)どちらで仕事をするか?
それは、もちろん"ビジネス脳"ですよね。
会社(NPOでなく営利企業の場合)では、収益に貢献できる人が求められる。
だから、まずは"会社にお金を払ってもらうには"の視点が大切。
会社にポテンシャルをアピールできなければ、チャンスも与えられないし、評価もされない。
勝ち組になりたければ、会社(社会)が何を求めているか、ビジネスの仕組みを知るべし。
ううむ。
まさに、そのとおりです。
りんりんは転職支援エージェントにいるのですが、相談にいらっしゃる方とお話すると、
「前の会社ではどんなことをされていましたか?(あなたの経験スキルは?)」の問いに対して
「普通の事務をやってました」という回答、結構多いのです。それしか言えない人。
でもね、"普通の事務"ってどんな事務ですか?
どんな会社のどんな部門で、どういう処理を担当していて、それが会社にとってどういう役割を
担っていたのか、そこで得た経験やスキルはどんなものなのか、次に似たような業務を担当する時に
どういう視点で取り組めるのか、どういう役割を持って仕事をしたいのか、何に貢献できるのか・・・
"商品注文電話受付、伝票発行、納品スケジュール管理"などという一文の中に凝縮されている能力を
論理的に説明できる人って本当に少ないのですよ。
だけど、自分がそこ(自分の立ち位置)を明文化して説明できないと、有能なキャリアカウンセラーでも
求職者が100%満足できる仕事を紹介し、かつ、決めることって難しいのです。
自分の魅力を自分がアピールできなければ、他にしてくれる人っていないんですよね。
(PR部隊を個人でお持ちの方は別です・・・そんな芸能人みたいな一般人いないだろうけど)
無料で活用できる転職エージェントはたくさんありますが、うまく利用するには受身はご法度です。
それでは、正しい戦略的キャリアアップの方法とは?
それはつまり、自分がターゲットにするもの(たとえば入りたい会社ややりたい仕事)に対して
自分がどんな付加価値を提供できるか、そのポテンシャルがあるかを分析し、伝達する力と
それを実行する精神力があれば、いますぐ100%完璧にできなくてもチャンスは巡って来るのです。
その、言語を伝達する先が、企業情報・求人マーケット情報を持っているエージェントなのです。
小さなチャンスも無駄にせず諦めずコツコツ頑張っていれば、必ず成功します。継続は力です。
そして、そこで疑問に思う"私のターゲット(目標)って?"
それは、自分の中に必ずあります。
それを見つけるには、自分の気持ちだけを見ていてはダメです。
経済・社会の仕組み、会社・経営の仕組み、家庭・体調などの状況、その他様々な情報の合わせ技で
自分の立ち位置、役割、目指すことが見えてきます。
しかも、目線があがると違う景色や目標が見えてくるので、最初の目標は身近なものでいいのです。
(これって、外部環境と内面の感性(好み)やそのときの事情によって恋愛や結婚をするのと同じ理屈ですよね。)
身近な目標や様々な外部・内部環境の分析が自分1人でできない人のための相談先が、
アセスメントツールやカウンセリングなどで自己分析をお手伝いするエージェントなのです。
目標(目的)と手段を混同せず理解して、(働くこと自体やお金を得る手段でなく、幸せになることが人生の目的だよね)
自分が気持ちよく生きるコツ(目標と戦略)を言葉で認識できれば、もう実現は目の前です。
・・・と、ずいぶん長くなってしまいましたが。
先日のセミナーでもおっしゃっていて、今回のレジュメにも、著書にも書いてある言葉をここで。
「未来の自分」はいつもあなたを信じて待っています!
とにかく一歩を踏み出してみましょう
そう、頑張るのは自分のため。未来の自分をHappyにするため。なんだかお肌のお手入れみたい。
「女性はみんな花咲きたい。しかも咲き続けたい」会場にいた300人の女性全員が頷いてました。
終了後のサイン&握手会はもちろん長蛇の列です。
そして日経新聞のセミナーなのにどうやらキリンビールが協賛?だったらしく
帰り際、新発売のロゼワインのフルボトルを1人1本、試飲用にといただきました。わーい。
そうそう。
名古屋地区のみなさん、来月名古屋でも同じ内容でセミナーがあるみたいですよ。
ぜひ申し込んでみてね。(日経の回し者ではありません)