シンハラ―ジャ森林保護区。
スリランカに居ながら、とても遠い存在だった。
そして、自分が行っていない唯一の世界遺産。
とうとうスリランカのウェサック(仏教行事)4連休を利用して行ってきた。
スリランカは雨季まっただ中。
いけるかどうか微妙ながらとりあえず行ってきた。
当日も雨は降っていたが、シンハラ―ジャ森林保護区に潜入してきた。
この森林保護区には、ここでしかみれない動物が83種類いるそうだ。
K3任地のデニヤーヤから車でボコボコの山道を40分、その後歩いて1時間かけて
シンハラ―ジャの入り口に到着した。
シンハラ―ジャ内はヒルの宝庫で気を抜くとすぐにヒルが足から上がってくる。
そこで足には虫よけ剤を塗りたくる。
その上、ズボンの裾をソックスにインして写真のように(英国風紳士スタイル)する。
これだけすれば、万全だと思われた。
しかし、簡単にヒルにやられた。
きっとソックスの網目から入ってきたのだろう。
反対の足を確かめるとこちらもやられてた。
そして目的の一つでもあるシンハラ―ジャ固有種。
みれなかった。雨なので動物も家にいるそうだ。
だけど、もともと山歩きは好きなので、森の中を歩くだけで楽しかった。
とてもいい旅行でした。
先週の4連休を利用して、同期隊員K3の任地訪問に行ってきた。
K3が活動するのは、スリランカ南部の町ゴールから80kmばかし内陸に入ったデニヤーヤという田舎町。
コロンボからはバスで7,8時間かかる遠い町なので車酔いの激しい自分は、今まで行くことをためらってきた。
だけど、帰国まで1カ月をきり勇気を出して、隊員数名とデニヤーヤに向かった。
今回はバンを借りて行ったので6時間弱で行くことが出来た。
紅茶のプランテーションを抜けて大きなグランドに着いた。
スリランカはウェサックポーヤという大きな祭りイベントを行う連休中にも関わらず、
数名の女の子が練習をしていた。
そこで初めてK3の活動を見てきた。
今まで2年間一緒にスリランカに居ながら、活動をしている姿をみたことがなかったので新鮮な風景だった。
日本のシステムを取り入れた、システマティックな練習。
スリランカでは考えられないくらい、生徒がよく動いているし躾けられている。
スポーツ隊員の活動が少しうらやましくなった。
最後は、練習している少女たちとフレンドシップマッチをした。
日本で言う小学生くらいの女の子相手に。
平均年齢30歳の隊員チームは少女相手に2敗した。
思わず、ムキになって泥の中に飛び込んでもみたりしたけど、ダメだった。
無念・・・。
※K3の活動は先月のJICAが発行する機関紙『JICA’s World』に取り上げられている。
K3ブログ…http://keivb.blog22.fc2.com/blog-entry-287.html
とうとう5月になってしまいましたね。
帰国が近づくと、本当に一日一日が早い。
プライベートでも帰国準備をすすめています。
やり残したこと。
スリランカのまだ行っていない世界遺産へ行くこと。
スリランカには7つの世界遺産があります。
しかし、今までいったことがあったのは
1.アヌラーダプラ
2.シーギリヤ
3.ダンブッラ
4.ゴール
の4か所。
そこで休暇をとり、今回ポロンナルワ・キャンディ旅行へ行ってきました。
ポロンナルワは10から12世紀にシンハラ王朝があった場所。
スリランカに来て、遺跡に興味を持たないことに気付いた自分は
ポロンナルワはいいやって思ってたけど、世界遺産というブランドにひかれて
行ってきました。
興味のない割には、意外によかったです。
そして次はキャンディ仏歯寺。
仏歯寺は仏陀の歯が眠るありがたーい場所なのです。
スリランカに来て、寺に興味を持たないことに気付いた自分は
仏歯寺はいいやって思ってたけど、世界遺産というブランドにひかれて行ってきました。
興味のない割には、意外によかったです。
そんな風に業務的に世界遺産を回るツアーでしたが、とてもいい旅になりました。
残る世界遺産はシンハラ―ジャのみ。。。
P.S.リンクはりはりキャンペーン
もうすぐ終わってしまうこのブログ。
埋もれてしまわないために今のうちブログのリンクをはっておきたいです。
リンクをはってもよいよという方は教えて下さい。
ネパール旅行記が長くなってきたので、他にも観光したけどネパール記は終わりにすることにした。
ネパールから再びタイのバンコクに戻り、その足でプーケットに向かった。
プーケットでは有名なパトンビーチを拠点とした。
プーケットの海は思ったより感動がなかった。
スリランカできれいな海を見慣れているせいか、至って普通であった。
そのため、自分たちは小トリップを企画した。
プーケットの南に位置するラチャヤイ島に向かった。
プーケットの港からスピードボートで30分。
その後、大きなダイビングボートに乗り換えてダイビングスポットにむかった。
この船はダイビング専用船で船の中で酸素の充填が出来るようになっていた。
ダイビングしたのは、自分たちを含めて4人だった。こんなに大きな船で贅沢だった。
いつも見るスリランカの海とは全く違い、透明度も高く魚もたくさんいた。
最近調子が悪かったので潜ろうか迷っていたが、潜ってよかった。
また、いっそうダイビングが好きになった。
そろそろ旅行記を書くのも飽きてきたのでこれくらいにしときます。
P.S. スリランカはまだ正月気分が抜けていません。
今日も職場では正月の油っこいお菓子がたくさん出てきました。
油・油これでもかってくらい油攻めにあい気持ち悪くなりました。
でも、職場ではおいしいと大人の対応して何食わぬ顔で食べています。
下山してカトマンズのホテルに帰ってくるとひょこっと自分の同期ネパール隊員くみっちがホテルに来てくれた。
わざわざ、ポカラからバスに乗って会いに来てくれた。
予定も伝えてなかったので、グッドタイミングで会えた。
そのまま、カトマンズのタメルにあるおしゃれCAFEへ。
そこで急きょ次の日、カカニという夕日の見える丘へいくことになった。
くみっちいわく、朝日のナガルコット、夕日のカカニらしい。
当日、くみっち一行(ネパール隊員女性4名)が車で自分たちの泊まるホテルまで迎えに来てくれた。
少し合コンチックな空気に心躍らせ車に乗り込んだ。
ひたすら山道を登りカカニについた。
このカカニトリップの一番の目的は夕日ではなく、いちご狩りだったのです。
ネパールでも珍しいいちごを食べられるので、みんな楽しみにしていました。
しかーし、いちごは既に前日全て刈り取られていました。
そのため、前日に刈り取られたいちごを食べました。
スリランカでも高級な果物なので大満足でした。
その後カカニでのもう一つの目的でもあったニジマスを食べに行った。
いけすから、魚を網ですくってそれを料理してもらう。
でもせっかくなので、自らいけすに入らせてもらった。
小さいころにアユのつかみ取り経験があったのでボチボチ自信があった。
みんなに囲まれいけすに入り、魚を追った。
意外に難しい。
5分くらいいけすの中で格闘した。
まったくニジマスを捕獲出来ない雰囲気にやや寒い空気が走る。
しかーし
『とったど~』
盛り上がってよかった。
気付けばズボンはビチャビチャ、手からは流血していた。
まあ男の勲章である。
その後、ニジマスフルコースの料理を頂いた。
ネパール隊員のおかげで充実した一日になった。
マウンテンフライトの帰りでそのままトレッキング(ガイドはハイキングと言い切ったが)に向かった。
行き先は、カトマンズから近いナガルコット (標高2100m) という場所。
ナガルコットはヒマラヤを見ながら日の出を拝めるところ。
ガイドを一人つけて、5時間近く歩いた。
その夜、ナガルコットで宿泊した。
当日、宿泊先は停電 (※ネパールでは計画的な停電が頻繁にあるのです。)でろうそくの明かりのみ。
まるで山小屋にいるかのような気分になった。
さしぶりの寒い環境に少し気持ちよさを感じながら、フリースを来て毛布にくるまって夜を明かした。
翌朝、残念ながらヒマラヤ山脈には厚い雲がかかってヒマラヤを拝むことは出来なかった。
そして、下山した。
下山ルートは、高地で生活するネパール人の村をいくつも通りながら降りた。
ネパール人とのからみもこのミニトレッキングの魅力の一つであった。
子どもはやっぱりかわいい。
早く自分も子供が欲しい。そう思った1日だった。
前回のネパール旅行でやり忘れたこと。
マウンテンフライト
ネパールに行ったことのある人が口をそろえて、良かったというマウンテンフライトを
今回のネパール旅行で実現することができました。
当日朝6時30分には、トリブバン国際空港に到着した。
朝早いにも関わらずたくさんの旅行者がマウンテンフライトのためのチェックインで長い行列をなしていた。
飛行機は20人のりくらいの小型機。
窓側シートのみに座れるようになっている。(通路側シートは空席になる。)
フライト中はスチュワーデスさんが一人一人のところを回って、ヒマラヤ山脈の山の名前を丁寧に教えてくれる。
また、めったに入れない機長室にも入ることができる。
機長室の大きな窓から見る世界最高峰のエベレストは最高です。
ヒマラヤ山脈のダイナミックな雪山を真横から見ることができます。
マウンテンフライトの感想はとてもよいです。
今まで見たことのない絶景を見ることが出来て感動します。
高いですが(約1万円)、十分に価値はあります。
ネパールに行った際は、是非是非マウンテンフライトを。
P.S.
実は昨日までスリランカはシンハラ正月で長い休みでした。
今日から仕事初め。
正月定番のケウン(とても脂っこい甘いお菓子)を嫌なほど食べさせられ吐きそうになりました。
タイ・ネパール旅行編をたくさん書きためたので、この先どんどん公開していきます。
タイ空港を経由してネパールのトリブバン国際空港に到着した。
空港からカトマンズ繁華街のタメルに向かうため空港でタクシーを手配した。
ドライバーの横に謎の人が乗り込んできた。
ネパールのタクシーシステムがわからない自分達は、あまり不思議に思わずタクシーに乗り込んだ。
数分後、謎の男はいろんな観光ツアーを紹介し始めた。
この人は怪しい人ではないのかと感じ始めた。
スリランカでこういうことはよくあるので、常に疑いの目を持ってしまう。
きっとこれは観光案内をしたといって後でお金をとるパターンじゃないかと。
彼は常に『リラックス、リラックス』と言って来る。
その言葉が怪しさを助長する。
自分達の彼への受け答えは、明らかに敵意を持った受け答えに変わっていく。
そのたびに彼は『リラックス、リラックス』という。
本気で怪しい。
その中でマウンテンフライトの案内をしてきた。
あらかじめネパール隊員に聞いて、130ドルで行けると聞いていた。
彼は115ドルくらいだと言う。
そのとき自分達は確信した。
自分達をだましているぞと。
そんな不信感を持ったまま、時間が過ぎ彼は自分のオフィスの前で普通に降りていった。
あれっと拍子抜けにあった。
彼はただの『リラックス、リラックス』という陽気なネパール人だったのだ。
少し冷たい受け答えをしたことを悪く感じた。
その後ホテルについた後、彼のオフィスを訪れたのはいうまでもない。
親切丁寧に接客してくれるネパール人はスリランカ人と違った。
事実ネパールではスリランカで感じるような嫌な思いをすることは一切なかった。
スリランカに来て、人を疑うという悪い癖が出来てしまったようだ。
次回に続く。
任国外旅行から帰ってきました。
とてもいい旅行でした。
それでは、ここから旅の報告をしていきたいと思います。
まず初日のタイ入国編です。
タイのスワンナプーム空港に到着。
空港に着いてからは、
『すげー』、『きれい(空港が)』、『かわいい(タイ人女性が)』
『すげー』、『きれい』、『かわいい』
(タイ人女性めちゃかわいいです。おしゃれで色白で。いつのまにこの進化はと思いました。)
を連呼していました。
スリランカから行くタイはあまりにも洗練されており、とても刺激的でした。
そして自分の知っている10年前のタイとは、全く違う近代都市でした。
空港のトイレで恥ずかしい思いをしました。
トイレを済ませ、手を洗おうと思い迷わず上の写真の左のレバーを上に上げる。
しかし上に上がらず。もちろん水は出ず。
次にレバーを右に回してみる。回るが水は出ず。
なるほど左かと思い、左に回す。回るが水は出ず。
しょうがないので、1回転回す。水は出ず。
自分の後に来たヨーロピアンに変な顔で見られる。
自分は平然をよそおい、鏡を見ながら横目でどうやって水を出すか見る。
それでわかった。センサー式だということを。
今思えば、とてもバカみたいで信じられないことだけど、途上国で2年も住んでいると
センサー式などという考えは、微塵もうかばないのです。
ちなみに自分は上下水道隊員ですが。。。
そんなこともありながら旅は始った。
次回に続く。
今日の深夜から任国外旅行に行ってきます。
去年の夏にインド・ネパールに10日間行ってきたので、残り10日間任国外へ行けるのです。
(トータル20日*最近はトータル40日になったようですが。)
これが最後の任国外旅行です。
行き先は、またもやネパール。そしてタイ。
ネパールは本当に、大好きな国になった。
まさか2回も行くことになるとは思わなかった。
そしてタイは大学生のとき以来。
だいぶん都市化が進んだようで、快適タイ・ライフを満喫してきます。
プーケットの海に行くのが楽しみです。
それでは、しばらく。ばーい。
(写真は最近うちの家のマンゴーを食べ荒らすサル親子。帰ってきたらマンゴー
なくなってるんだろうな。)