No regret in my life ~光輝く島で~

スリランカでの活動記録
2008年6月25日~
    2010年6月22日

大統領選挙

2010-01-27 18:18:20 | 生活環境



お絵かきシリーズ第3段です。
今日の絵はスリランカの大統領『ラージャパクシャ』です。
(何か似てないけど、何かわからず修正できませんでした。
知らない人はネットで調べてみて下さい。かなりペイントマスターしてきました。)

実は、昨日がスリランカの大統領選挙でした。
事実上、現大統領ラージャパクシャと全政府軍参謀長フォンセカの戦いと言われていました。
二人とも、内戦を終わらせた英雄として接戦が予想されていましたが、
先程、ラージャパクシャが大統領に再選したという結果が出たようです。

途上国では選挙がとても大きなイベントで、
上に立つ人が変われば全ての組織が変わると言われています。
それだけ生活に関わる重要なイベントで国民もあつくなっていました。
残念なことに今回の選挙によって何人かの死者もでたようです。

実は先週から自分たちボランティアにも移動制限が出ていました。
昨日、今日は外出禁止制限。とても暇な一週間でした。
そんなこともあり、絵を描き続けてたのです。


日曜日は家から一歩も出ず、800ページ近くある本を一日で読み終えました。
この本はG隊員(※ゴキブリ隊員ではない。)から薦められた本で、なかなかおもしろかった。
いちおう紹介。

昨日も一冊制覇。することがないとハイペースで本がすすみます。

明日は職場。金曜からスリランカは3連休。
海にくり出してきます。


スリランカのG

2010-01-26 06:20:18 | 生活環境



あなたはGと聞いて何を思い浮かべますか?
日本だったら Gians (ジャイアンツ)かもしれません。
理系の人間なら Gravity (重力)を思い浮かべるかもしれませんね。

スリランカの隊員にGって何って聞くと Gokiburi (ゴキブリ)と答えるでしょう。
最近自分も知ったのですが、みんなGと呼んでいるようです。
それくらいスリランカでは、生活に近い存在なのです。

なぜかわかりませんが、1月になってから我が家ではGが大量発生しています。
きっと最近雨が降ってないので、水を求めて我が家に集まってくるのでしょう。

スリランカでは、メジャーなG用殺虫剤 『Mortein』 (キャッチフレーズ:FAST KILL)が主に使用されています。
これは日本のよりはるかに効き目があります。ひとかけでいちころです。
自分も来たときから使用してますが、任期があと5カ月というところでMorteinの残量が10%というところまできてしまいました。
しかし、1年半で90%の使用率だったのに今新しいのを買っても使いきれないという
貧乏根性が働いて最近は考えながら節約してました。

そこでふと前にU隊員がスリランカの洗剤は効くよって話してたので、
洗剤攻撃によりMorteinの使用を控えようと考えました。
台所でGを発見したので、さっそく台所洗剤を垂らす…。
(スリランカのGは日本のより俊敏でないため、洗剤を垂らすことが可能なのだ。)
動かなくなった、効いたのかと思いきやそそくさと走り出した。
負けじと追いかけては垂らした。
無我夢中になって戦った。
ふと我に帰ると洗剤が激減。
台所の床は洗剤だらけ。
そして結局Gは死ななかった。

最近U隊員は、Gチョーク(※チョークで線を引き、その上を通ったGは即死するそうだ。)を買ったそうだ。負けじと自分もそれを昨日購入した。
明日仕掛ける予定だ。

そして、最近悩んでいるのが
Gb(※ゲームボーイではない)=Gokiburi bomb=ゴキブリ爆弾=ゴキブリの卵(通称あずきとも呼ぶらしい。)
至るところにGbが転がっている。
ここ一週間のうちで使ってない靴の中に2回も仕掛けられた。
ほんとに恐ろしい。
ふんずけると、サクッという感じだ。(※経験談)

Gとの果てしない戦い・・・
スリランカにいる限り、終わることはないのだろう。


今日も前回に続いてパソコンに入っていたペイントで力作を仕上げました。
ちょっと使い慣れてきた感があります。
エアブラシとかあって意外にペイントやります。
ちなみに現在スリランカ時間02時50分。何をやっているのでしょうか。


ウソコが自然に帰る摂理

2010-01-24 02:25:14 | 生活環境



昨日、史上最大の失態をおかしてしまいました。

最近、トイレ(水洗トイレ)の調子がおかしかったんです。
そして昨日とうとう水が流れなくなった。
前みたときに、タンクの中のボルトの調整がおかしいのを知っていたのですが、
工具がなかったのでそのままにしてました。

当然、工具もないので水は流れるはずもなく
小便を終わらせた後、そのままにしておくのも嫌なのでとりあえず、
洗濯タライに溜まっていた水を便器に流しました。

タライの水をドバッーと・・・・。
すると一緒に黒い布が流れていった・・・。
しまった!!
俺のパンツじゃねーか。

一瞬、便器の中に手を突っ込んでとろうと思ったが、考える暇もなく
黒い布は便器の中に吸い込まれて行った。

前日、タライの中で洗濯したときにパンツをタライに残していたのだ。
ついてないぜ。
大事なローテーションを組む戦力を一人失ってしまった。
発展途上国でパンツを失うことと、日本で失うこととは意味が全く違うのです。

そしていつ配管が詰まってしまうのだろうか、ドキドキしながら今日も使っています。
ちなみに工具は借りてトイレの水問題は解決しましたが。

今日はちょうどいいので、水洗式便器の簡単な講座をひらきます。
便器の試験は管工事施工管理技士の中でも出てくる重要なテーマの一つです。
現在、多くの家庭で使われている便器はサイホン式(サイホンZ式)というものです。
きっとみなさん、タンクから流れてくる水が便器の中の水と単に押し出されて
入れかわってるだけと思ってませんか?
違うんです。
サイホンの力が働いているんです。
タンクの中から流れてくる勢いのある水によってサイホンが発生し
(便器の下にクネクネになった配管がありますよね、あそこでサイホン現象を
発生させているのです。)汚物は勢いよく配管の中に吸い込まれていくのです。
今回、自分がパンツを救出できなかったのもサイホンの力で配管の中に
持っていかれたからです。
サイホンってすごいんですよ。
動力なしで自然の力によって力を発生させているのですから。

今日は力作の絵があるのですぐに理解できると思います。


スリランカのキョロちゃん

2010-01-20 00:30:53 | 生活環境

スリランカに来て1年半が経ちますが、来たころにとても驚いたことがあります。

 

スリランカの街中にキョロちゃんがたくさんいるんです。
キョロちゃんはワールドワイドな存在だったのです。



さてこのキョロちゃん何だと思いますか?

なんと口ばしが開くんです。



キョロちゃんの中には笑顔のおじさんもいます。
そうこれは、宝くじ売り場なのです。

未だに疑問です。何でキョロちゃん何だろうって。
スリランカ人が宝くじ売り場のために、こんな手の込んだものを作るとは思えません。
きっとどこかの国からいらなくなって輸入したものではないかと思われます。
どこから来たのか非常に気になります。ネットで調べたけどわからず・・・。
まあ、かわいいからそんなことはどうでもいいんですが。

 


上下水道隊員的 5スターホテルの評価 その2

2010-01-15 02:30:43 | 旅行

ボランティアの身分で5スターホテルに宿泊してきました。
でも普通の人間なので、ラグジュアリーな気持ちを味わうことは全く悪くないのです。

第二弾は
HIL○○○ COLOMBO HOTEL です。

※今回はかなり批判的な内容を書くので、実名を書くのは控えました。

以下ヒルという呼称で呼ぶことにします。

それでは5つの項目に分けて厳しめに評価したいと思います。

●部屋 (★★)
 
前回のシナモンより高い部屋だったので期待していきましたが、古い部屋でした。
ホテルというか民宿のような空気を漂わせていました。

●サービス(☆無)
部屋に湯沸かし器があるのですが、それに合うコンセントがないためフロントに電話。マルチプラグを持ってきれくれと。
そうするとフロントは部屋にあるはずだと言い張る。
頭にきたので、おまえが部屋に確認しにこいと伝える。
するとルームサービス係がすぐに持ってきた。

次の日の朝、9時頃ドンドンとドアを叩かれる。
あまりにデリカシーのない叩き方なので、叱ってやろうと思い入口へ向かう。
すると自分がドアにつく前に、マスターキーで勝手に部屋をあけやがった。
きっとチェックアウトしたものだと勘違いしていたのだろう。
最低である。

最後のチェックアウト時に会計を確認すると、使ってないはずのインターネット料が
加算されていた。もちろん引いてもらいましたが、とても不快です。

後日、ホテルから今回の宿泊はどうでしたか?みたいなメールがきた。
いつもこんなメールに返信しないが、今回ばかりはあったことを全部書いた。
すると何の返信メールもこない。
いい根性してるぜ、ヒルさん。

●設備(★★)
見た目も古い感じでした。そのうえ故障しているものもありました。
風呂のファン動かず。
風呂のコンセント電気こず。


●アメニティー(☆無)

チェックインしてすぐに確認。
アメニティー少なっていう感想でしたが、最低限のものはあるだろと思ってました。
夜、風呂に入るため確かめると、コンディショナーがあるのにシャンプーがない。
歯ブラシがない。カミソリがない。ボディーシャンプーがない。
気付きました。前の客の残りだと。
すぐにフロントへ苦情の電話。

●総合(★)
実はここのヒルホテル、前回ランチビュッフェに行ったことがあり
カキを食べて食中毒になり3日寝込んだことがある因縁のホテルでした。
さすが因縁のホテル、今回もやられた感じでいっぱいでした。
きっとここに泊ることは二度とないと思われます。
高い割に最低のヒルホテルでした。5スターホテルとは名ばかりでした。

※今回は最低すぎて上下水道的な評価をするに至りませんでした。

第3弾も更新していく予定です。


上下水道隊員的 5スターホテルの評価 その1

2010-01-12 04:09:36 | 旅行

ボランティアの身分で5スターホテルに宿泊してきました。
でも普通の人間なので、ラグジュアリーな気持ちを味わうことは全く悪くないのです。

まず第一弾は
CINNAMON LAKESIDE COLOMBO です。


ここは以前Trans Asiaというホテルでしたが、昨年Cinnamon Hotel として生まれ変わりました。

それでは5つの項目に分けて厳しめに評価したいと思います。
●部屋 (★★★★)
内装は近代的な感じでまだ改装が終わってまもないということもあって、とてもきれいな部屋でした。
部屋には上の写真のようにシンボルのシナモンの木が飾ってありました。
 

●サービス(★★★)
いつも泊まっている安宿とは違い受付のカウンターで格式を感じることができます。ここで楽しみにしていたのが、日本食の朝食サービス。
前夜に注文しておけば、指定した時間に日本食のルームサービスを持ってきてくれます。
食べてみての感想は、がっかりな感じです。
まずご飯が日本米ではなく、匂いのあるタイ米のようなお米でした。
そして全体的になんとなく日本食風という感じで日本食ではありませんでした。
5スターホテルなのでもう少しがんばれるはず。


それと夜に電話がかかってきて、クラブサンドイッチを2つ頼みましたかと電話があり、寝ていたためとっさに日本語がでてしまい「いや」と言ってしまい、「Yeah」と勘違いしたらしくその後しゃべろうとしたらThank youと言われ即効で電話がきれました。
すぐに訂正の電話をしましたが…。
起こされたことがとても不満でした。

●設備(★★★★)
お風呂はきれいでした。テレビも薄型のテレビが完備されていました。
ベッドも大きく、布団や枕もラグジュアリーな感じで、熟睡できました。


●アメニティ(★★★★★)
写真のようにきっちりとアメニティーグッズがセットされていました。


●総合(★★★★)
5スターというほどのレベルではありませんでしたが、スリランカレベルでは最上級のホテルだと思われます。

ここで全く上下水道隊員的視点から何も述べてないことに気付いたので
一応書いておきます。
シナモンレイクサイドに供給されている水は我がアンバタレー浄水場で処理された
ケラニ川の水でした。
お風呂に水をためると、若干の鉄錆びがそこに溜まっていました。
きっとホテル内の配管から出たものだと思われます。
また、浴室のパイプラインはTrans Asia時代の配管と思われ若干劣化していました。
浴室がきれいなだけにパイプの汚さが目立ちました。

以上シナモン レイクサイド ホテルのレポートでした。

次回に続く。


2010 スリランカ

2010-01-07 01:23:59 | 生活環境


あけましておめでとうございます。

とうとう SRI LANKA YEAR 最後の年がやってきました。
ここで今年の目標を書くのが普通ですが、今回は日本に帰ってしたいことランキングを書きます。

①コンビニで大人買い。
②居酒屋でバカ飲み。
③山登り。
④素敵な家に住む。
⑤仕事に就くまで、旅をする。
⑥デパ地下で大人買い。
⑦実家の猫とじゃれる。
⑧バイク購入。
⑨四季を味わう。
⑩彼女のいる幸せな生活。

それでは解説に入ります。
①、②は日本に帰ったらすぐに実行されると思います。
コンビニのある日本はすごいんです。無くなって初めて重要さを感じることが出来ます。
③山の頂上ですがすがしい気持ちになりたい。
④大学時代住んでいた横浜か社会人時代住んでいた東京で住むところを探す
予定。東横線沿いなんか素敵です。
⑤日本か海外かわからんけど、せっかくの空白期間なのでゆっくり旅をしたい。
温泉なんかも素敵。
⑥デパチカは日本にいるときから好きだった場所。お惣菜もおいしいし、
甘いものもたくさんあって見てるだけど幸せになれる場所。
⑦実家の猫をギュッとしたくなります。
⑧来る前に売ってきたDUCATIをもう一度買いたい。
⑨四季って本当にいいんです。四季を感じて思い出を作りたい。
⑩とても重要なことです。
そんな願望を持っています。


そして話は全く変わりますが、
昨日は19年度3次隊の先輩たちが日本へ帰っていきました。
この写真は、帰国の際にJICAホステルで行う儀式です。
ホステルに貼ってある隊次紹介の写真と個人の在籍写真を燃やして帰るのです。
気付けば、先輩も19年度4次隊のみとなり自分たちも上から2番目になりました。
半年後には自分たちも同じことをして、日本へ帰るのです。

楽しみだった帰国もあれを見ると寂しいような気もしてしまいます。
残り半年、納得して気持ちよく帰れるように活動をがんばりたいと思います。