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No regret in my life ~光輝く島で~

スリランカでの活動記録
2008年6月25日~
    2010年6月22日

ホステル

2009-06-30 01:24:13 | 生活環境


今日は隊員宿舎について紹介します。
世界各国のJICAには隊員宿舎というものがあります。
スリランカ隊員はホステルと呼んでいます。
ホステルは地方隊員が上コロンボ(上京のコロンボ版)する際に宿泊したり、
隊員総会時の宿泊先になっています。

スリランカホステルは普通の一軒家を借りて、その中で隊員が一時的に生活をしてます。
各部屋には隊員を収容するためたくさんの二段ベッドが収納されています。
台所やリビング、シャワールームなどもあり本当に普通の家です。
この一つ屋根の下で隊員が共同生活するのです。

そしてホステルのいいところは過去の隊員が残していった本や映画がたくさんあることです。本に関しては屋上の倉庫みたいな部屋にびっしりと本が並べられていて、そこから本を借りていくことができます。
社会人のときは、忙しく本を読む時間なんてなかったけど、スリランカに来てからは
本をよく読むようになりました。
本を読んで様々なことを考え、今までになかった新鮮な空気が自分の中に入り込んでくるような感覚になります。

先週末も原爆展(今後ブログで紹介します。)の準備でホステル滞在でした。
今回は21年度1次隊の新隊員さんが、ホステルで生活していました。
一か月弱の研修の後、任地へハンドオーバーされるのです。

ちょうど一年前の今頃を思い出しました。
いつも地図とにらめっこしながら、コロンボを歩いていた覚えがあります。
スリランカ人との会話にドキドキしながら、見るものすべてが新鮮でした。
最近は地図を持ち歩かなくなり、写真もあまりとらなくなってしまいました。
新鮮味がかけてきてるんですね。よくないことです。
そんなことじゃブログネタも干からびてきますね。

そんなホステルで、普段は話せない日本語を隊員と話したり、好きな本を読みながら癒しの時間を送っています。

写真はホステル前の通り。
海がすぐ近くで素敵な道です。

 


折り返し地点

2009-06-23 00:31:41 | 生活環境

日本を発ってちょうど一年たちました。
早かったような長かったような…。
昨日まではカウントアップ、明日からはカウントダウンになります。
といってもまだ365日。

生活では最近、バスに乗っていて不思議な感覚をよく感じます。
全く違う人種の中に自分が普通に混じっていることです。
すべてが日常になってしまった今では、自分もその空気・環境に溶け込んでいます。
ただ、ふと我に帰り日常が非日常になってしまう瞬間があります。
なんで自分ここにおるんやろって。

前に駒ケ根の友達も同じようなことを言っていました。
こんなことを感じるのも生活に慣れたからなのかもしれません。
一年前ならいつもが非日常だったからこんなことを感じることもありませんでした。

そして日本にいるときよりは、辛いことと楽しいことの波が大きかったように思います。
ただ、日本へ帰りたくなるような辛いこともなく順調だったのかと思います。

それも、みんなのおかげだと思います。
ブログを見てくれたり、コメントくれたり、個人的にメールくれたり、手紙くれたり
たくさんの励ましの中でこの一年を送ることが出来ました。

本当にありがとう。

みんなが助けてくれて、自分がいる
そう実感した一年でした。

来年の今日、満足して日本へ帰れるよう、残り365日悔いのないようなスリランカ生活を送りたいと思います。



デング

2009-06-19 02:50:02 | 生活環境



昨日、スリランカでも豚インフルエンザの感染者が発見されました。

しかし、スリランカではデング熱のほうが話題になっているように感じます。
テレビのニュース番組でもデングの話題が頻繁に流れています。
それくらい、スリランカではデングが猛威をふるっているのです。

昨日、同僚の娘さんがデング熱で亡くなったので、今日はお葬式に行ってきました。
スリランカにきて何度かお葬式に出ましたが、小さい子供の死はなんとも言えない
気持ちになります。
言葉がでないくらい悲しくなりました。

お葬式の帰りに近くでも女の子のお葬式をやっていました。
何で亡くなったのか聞くと彼女もデング熱で亡くなってしまったとのことでした。
大人はデングに耐えれても、子供だと耐えられないのでしょう。
まだまだ将来のあった命。
本当にかわいそうです。

スリランカ政府もデングに対していろいろとやっているみたいです。
デングの危険を呼び掛ける街宣車はいたるところで走っています。
今日は、煙(薬?)をまき散らす車も走っていました。
保険所の人たちも蚊のたまりそうな所をチェックしながら歩いていました。
昨日のテレビではスリランカ軍がデング対策として蚊の発生しそうなところの草刈りをしている映像が流れていました。

自分の家のまわりも草だらけなので、デングの蚊を何度かみたことがあります。
最近草を刈ってきれいにしていたのですが、草刈りをしていて蚊が集まってくるので
止めたら、最近の雨とで一気に雑草が生えてきました。
実は隣の奥さんは2回もデングにかかったそうです。
隣の家に迷惑かけないように草刈りしないといけないなと思っています。

明日は仕事がなくなりました。
朝から職員全員でデング対策の清掃をすることになりました。
自分はちょうどいいので、庭の草刈りをさせてもらおうと思います。

日本では蚊で死ぬことなんてなかったけど、ここでは蚊に殺されることがあるのです。


コカコーラに対する疑問

2009-06-16 02:16:20 | 生活環境


前からすごく気になっていたことがあります。
スリランカの1.5Lジュースです。
スリランカに来て最初にお店に陳列されているコーラを見て思ったこと。
『少な!』
日本のペットボトルの量を少し忘れてしまいましたが、もっとフルに入っていたように思います。
そこで職場にて実験スタートです。

不審な実験は、自分自身の活動の誤解を招く可能性があるため隠れて実験。

実験レポート
『スリランカのコカコーラは本当に1.5Lあるのか検証する』

●実験方法
さすがにコカコーラを直接メスシリンダーに流し込むのは気が引けるのでコーラの入っていたレベルにマジックで目印を入れる。
その後、水を目印まで充填しメスシリンダーで計測した。

●結果
1.5Lに達しなかったが思った以上にあった。
1L+470mlであった。
 
つまり1.47L。

●考察
実験結果より表記1.5Lから30ml少ないことになる。
実験終了後、大きなミスに気がついた。
通常、ペットボトルのコカコーラは加圧された状態で売られている。
つまりキャップを開けた状態の大気圧下では、ペットボトルのコカコーラレベルは少し上昇するとものと考えられる。
自分が目印を入れたのはキャップをゆるめる前の加圧状態。
これらの考察を含め、スリランカのコカコーラは1.5L充填されているとみなしていいと考えることが出来る。
本来なら、もう一度実験をするべきだが、興味が失せたのでこれにて終了。

日本とはなぜレベルが違うのか疑問だけが残る…
ペットボトルの形が違うのか、日本は量が多いのか・・・



モザイク

2009-06-05 22:59:21 | 生活環境
今週は風邪でダウンしていて、少しブログの更新があいてしまいました。

今日はスリランカのテレビ事情について。
スリランカのテレビを見ているとよく出てくるのがモザイク。
ついついモザイクが出てくるだけで、いやらしい気分になってしまいますが、
モザイクの中身はいつもがいつも、やらしいことではないようです。

目を凝らして見ると、モザイクの中ではお酒を飲むシーンやタバコを吸うシーンに
モザイクがかかっているように見えます。
(※① 自分のモザイク透視偏差値が低いため、不確か)
パーティーのシーンなどがあると長いときは10分くらいモザイクがかかりっぱなしのときもあります。
なぜかそれだけで悶々としてきます。

もちろん性を連想させる映像にもしっかりモザイクがかかっています。
ただのキスシーンでもモザイクが入っているようです。(※①)
モザイクのかかってないキスシーンなら純粋な気持ちで視聴出来ていたのに、モザイクが入るだけで変にやらしい感じに感じてしまいます。
これはチラリズム理論と共通するところがあるのかもしれません。

これはスリランカのお国柄だと思います。
仏教ではお酒、たばこ、性的なことが良しとされていないからです。
日本だったら不適切なシーンは編集してカットとかするんだろうけど、スリランカでは専らモザイクです。

話は全く変わりますが、中学のときのことを思い出したので少し紹介します。
自分は中学から男子校だったので、こういう話はよくありました。
今でも仲の良いA君の話です。
中学生のA君は雑誌の通販ページで画期的な商品を見つけました。

モザイク除去機』

ドラえもんのアイテムでもない夢のようなアイテムです。
どうしても欲しくなったA君は親に内緒でお年玉を使って2,3万した除去機を購入しました。(中学生レベルで2、3万というのはかなり高額な金額です。)

そして除去機、家に到着。
期待に夢をふくらませ、お気に入りのビデオを用意し、そして配線を接続して意味不明なダイヤルを回し除去に取り掛かりましたが、うんともすんとも言わなかったようです。
結局機械を調べてみたところ中身はスカスカで、簡単に言えばだまされてしまったようです。
中学生にして社会の厳しさを味わったようです。
その後のA君はその悔しさをばねに、モザイク透視偏差値をグングン上げました。
そんなA君も今は立派な社会人として家族を養っています。

写真は今回の話とは関係のないモザイク除去機ですが、こんな感じだと思います。
ネットで検索すると被害者の声がたくさん出てきておもしろいです。


バッタの恩返し

2009-05-25 00:55:35 | 生活環境



昨日の夜、寝ようと思って蚊帳を広げるとバッタがくっついていました。
ほっておくのも何なので摘まんで外に出そうとすると、バッタの足が蚊帳の網目の
中に入っていました。

いろいろ試行錯誤して足を引き抜こうとしたけど、バッタの足が釣り針のような形状で入れることは出来ても抜くことが出来ない状態になっていました。

このままじゃ、自分も睡眠に集中できないので考える。
①バッタの足を切る。
②蚊帳を切る。

苦渋の選択です。
優しい自分は、②を選択。
蚊帳はお金で買えるけどバッタの足はお金で買えない。
そう言い聞かせる。

そしてはさみを探す。細かい作業に向いたはさみ見つからず、
しょうがなく普通のはさみで蚊帳の切開手術に入る。

そして蚊帳の網目をちょきん。
・・・・
やってしまった。
バッタの足も切ってしまった。
結局、蚊帳に穴もあき、バッタの足も切ってしまった。
ごめんさない。

バッタの恩返しどころじゃなかった。

 


今日の出来事

2009-05-22 03:27:57 | 生活環境

今日バスで家に帰るときに、後ろに座ってたおじいさんが急に発作を起こしました。

持っていた買い物袋はバスの床に散らばり、おじさんは口から泡を吹いて、
体は人間の動きじゃないような動きをしていました。

2,3分後体の動きが止まったので、近くの乗客が顔に水をかけました。
するとようやく意識を取り戻したようでしたが、おじさんは放心状態でした。

その後、床に散らばったお米に気づき、おじさんはお米を手でかき集めました。
近くのお客さんは食べないほうがいいよってみんなで説得していたけど、
おじさんは一人、一生懸命お米を集めていました。
おじさんの服はぼろぼろで、きっとそのお米は大事な大事な食べ物だったんだと思います。

すごく心が痛かったです。
そして何も出来なかった自分の無力さを感じました。
こんなに近くに座っていたのに。
せめて一緒にお米を集めてあげればよかった・・・。

この世界、ほんとうに神様はいるのでしょうか。


スリランカのバスを楽しむ (その3)

2009-05-19 02:42:45 | 生活環境



今日のテーマは『無言で行先を告げる』です。 (バス偏差値75)

通常、バスに乗ると定期的にコンドストラ(車掌)が料金の回収にきます。
そこで行先を伝えてお金を払う仕組みになっています。
ただ、スリランカ人の中には行先を告げずにお金だけ渡す乗客もいます。
ツウな雰囲気が漂っています。
正直、憧れました。

●試験開始
そこで自分も挑戦。
準備としては、その区間の料金を前もって把握しておかなければいけません。
お釣があっては、この実験は成り立たないからです。
今回はよく乗る路線で挑戦。料金11ルピー。
バスに乗車。
コンドストラすぐに料金の回収に来る。
そして無言で11ルピーを渡す。そしてそっと窓の方をむく。
その瞬間『コヘダバギンナ?』(→どこで降りるのか?)
聞かれてしまった。
失敗。外国人には難しいのかもしれない。

2度目の挑戦。
今回は前回の走り乗りを合わせ、スリランカに長く住んでる雰囲気をかもしだす作戦で挑戦。
バスが来る。
走り乗り成功。まずは、コンドストラに偏差値60をアピールする。
席に座る。
すかさず『マハンシー』(→疲れた)と、そっとつぶやく。
普段使わないシンハラ語をあえてここで使う。スリランカ在住10年をかもし出すために。
きっとスリランカ人はそんなことつぶやかないだろうが、そんなことはどうでもいい。
そしていよいよコンドストラ、料金の回収に来る。
落ち着きはらって無言で11ルピーを渡す。
するとコンドストラ自分を通過。
なんと成功してしまった。

●結論
『無言で行先を告げる』これには、スリランカの全てを熟知している空気をかもし出すことが必須になってくる。その分偏差値も高レベルになる。

※写真
この写真はキリストバス。イエスキリストの絵が張られている。
キリストバスはわりとシンプル。ちなみに仏教バスはもっと華やかです。
一番前に座ってる普通のおじさんがコンドストラです。

だらだら感が否めないので、『スリランカのバスを楽しむ』 これにて(完)


スリランカのバスを楽しむ (その2)

2009-05-18 00:50:04 | 生活環境



前回の記事ではバスの基本的なことを説明しました。(バス偏差値50)

それでは、今日からはバスを楽しむことを考えます。
今日のテーマは『バスに走り乗る』 (バス偏差値60)

バスが停車して乗車、停車して降車。日本では当たり前のことです。
しかし、スリランカでは決して当たり前ではありません。
そう。走ってるバスに乗り、走ってるバスから降りるのです。とは言いつつ、これは特別な場合。
(スリランカのドアは常にOPEN or NOTHINGです。)

通常は止まったバスに乗り、止まったバスから降ります。

しかし、ツウのスリランカ人は走り乗り、走り降りを普通にやってみせます。
少し憧れていました。

それでは、走り乗るためのシュチュエーション、3パターンを説明します。
①停車から出発しようとしているバスに走り乗る。
②バス停でないところから、バスに走り乗る。
③バスを急停車へ導く。

●詳しい説明
①このシュチュエーションは簡単に作れます。バスが発車しようとゆっくり動き
始めるので、自分もそれに合わせ加速し乗車。
ただ、これは死んだ魚を捕まえるような行為。
バス偏差値60には到達できません。

②スリランカでは、バス停でないところでも止まってくれることがあります。
(ACバス90%、ノーマルバス60%的な感じでバスをゲット出来ます。)
しかし、そのときはバスを速度を緩めるのみ(ノーマルバスに限る)で
走り乗るシュチュエーションが生まれます。
※外国人には優しいようで、止まってくれます。

③スリランカではバスを止めるときに、横へ手を出すと止まります。
しかし、手を出さなければ普通に走っていきます。この方法はこの原理を利用。
通常はバスの行先が認識できたら、早めに手を出すのですがこの場合は
通り過ぎるギリギリで手を出します。そうすると、バスがスピードを緩めるので
走りのるシュチュエーションが自然に生まれるのです。

●方法
今回外国人である自分は②のシュチュエーションは作りにくいことがわかったので
③を選択しました。

●試験
バス停には自分一人。最高の環境です。
そしてバスが来る。行先確認。このバスで行ける!
手を出すのを一生懸命、我慢する。
そして自分から3mの地点にきたところでさっと手を出す。
バス減速。自分加速。ここまで完璧。

そしてバスに走り乗った。
出来るじゃんと思った瞬間、勢い抑えきれずバスの入口の壁に『ドンッ』
おもいきりぶつかる。乗り口付近に座っていたランカ人数人に笑われる。
痛さをこらえ、とりあえず自分も笑っておく。

芸術点があれば、最低ランクかもしれませんが偏差値60はクリアしました。

●注意
危ないのでマネをしないようにしましょう。


スリランカのバスを楽しむ(その3)へ続く


スリランカのバスを楽しむ (その1)

2009-05-14 00:57:45 | 生活環境



スリランカでの移動にはバスが欠かせません。
今日(その1)は、そんなスリランカのバスを紹介します。
●種類
2種類あります。上の写真がノーマルバスと言われるバスです。ノーマルバスは
生活の必需品です。ほとんど毎日のように乗っています。
さらにノーマルバスは2種類に分別され赤いバスが国のバス。
その他が個人経営のバスです。
そしてもう一つがACバスです。ACバスとはエアコンの効いたバスで主に長距離バス
になっています。ACバスはカーテンで遮光され、初めて乗ったときは不気味な雰囲気を感じました。

●料金
ノーマルバスは大体1キロ=1ルピー(≒1円)で、ACバスはその2倍くらいの料金に
なります。スリランカでよく見かけるスリーウィルとは値段が違い格段に安いです。

●特別シート
特別シートとはお坊さん用のシートです。
だいたいドライバーの後ろが特別シートです。
どんなに混雑していてもお坊さんは特別な存在なので、お坊さんが乗ってくれば
特別シートに座っている人が譲らないといけません。これは暗黙のルールです。

●宗教
バスには宗教柄が出ています。スリランカでは、ほとんどが仏教バスです。
仏教バスのほとんどが、バスの中に仏様が何体か飾られています。そして仏陀の
絵なども張られています。
自分の地域ではキリスト教バスもよく目にします。キリスト教バスではイエスキリストの絵が張られています。残念ながらイスラムやヒンズーのバスはみたことがありません。
いつも気になるのが、キリストバスにお坊さんが乗ったらどうなるのか不思議に思いますが、この光景は見たことがありません。外からなにかわかるのかもしれません。

●乞食
ノーマルバスに乗っていると、乞食の人たちがよく乗ってきます。
まず、最初に前でスピーチ。約1~2分。
内容はよくわかりませんが、働けない体でお腹が減ったとか、薬を買うお金がないとか、子供に食べさせるものがないとか、言っているのだと思います。
その後、それぞれの乗客のところを回り寄付を募る形です。

●楽器
ノーマルバスに乗っていると、演奏者がよく乗ってきます。
軽くスピーチ。約30秒。その後演奏。
今までにみた楽器はタンバリン、アコーディオン、ギター、手作り楽器、生歌などです。
その後、乗客から寄付を募ります。

●性
ACバスでは、若者の性活動がさかんです。スリランカは性に対してとても厳しい国です。ただ、ACバスの中は異空間です。
主に後部座席はラブシートと呼んでいます。(自分だけ)
キスなどはあたりまえ、見るのも恥ずかしいようなことが行われています。
暗くて、涼しくて、長距離、最高の環境なんだと思います。
ひどいときは、後部座席だけでなくあちらこちらでチュッチュしてます。
そんなとき独り者の自分は、さみしくとても切ない気持ちにおちいってしまいます。

●ツーマン
スリランカのバスは日本のバスと違ってワンマンバスではありません。
運転手、車掌(コンドストラ)がいます。このコンドストラがすごいんです。
お客さんの乗った場所を記憶していて、お客さんが降りるところを告げると
頭の中の値段表でぴぴっと値段を教えてくれます。
ひどいときは、日本の朝の通勤ラッシュのときのようにバスがぎゅうぎゅうになりますが、着実にお金を回収していきます。かなりの働きものです。

●和み
スリランカでは、老人や子供連れのお母さんに席を譲るのは当然です。
誰かがすぐにたち、無言で席を譲ります。でもお互い無言なんです。
譲られたほうもありがとうはなしです。それだけ普通のことなんですね。
重い荷物を持って立っていると、座っている人が持ってあげるのも暗黙のルールな
感じです。よく自分もリュックサックを持ってもらいます。

●安心
スリランカには、外国人とわかると高額なお金をふっかけてくることがよくありますが、バスではそんな心配もありません。明朗会計で、安心して乗れます。


スリランカのバスを楽しむ(その2)へ続く