今日は隊員宿舎について紹介します。
世界各国のJICAには隊員宿舎というものがあります。
スリランカ隊員はホステルと呼んでいます。
ホステルは地方隊員が上コロンボ(上京のコロンボ版)する際に宿泊したり、
隊員総会時の宿泊先になっています。
スリランカホステルは普通の一軒家を借りて、その中で隊員が一時的に生活をしてます。
各部屋には隊員を収容するためたくさんの二段ベッドが収納されています。
台所やリビング、シャワールームなどもあり本当に普通の家です。
この一つ屋根の下で隊員が共同生活するのです。
そしてホステルのいいところは過去の隊員が残していった本や映画がたくさんあることです。本に関しては屋上の倉庫みたいな部屋にびっしりと本が並べられていて、そこから本を借りていくことができます。
社会人のときは、忙しく本を読む時間なんてなかったけど、スリランカに来てからは
本をよく読むようになりました。
本を読んで様々なことを考え、今までになかった新鮮な空気が自分の中に入り込んでくるような感覚になります。
先週末も原爆展(今後ブログで紹介します。)の準備でホステル滞在でした。
今回は21年度1次隊の新隊員さんが、ホステルで生活していました。
一か月弱の研修の後、任地へハンドオーバーされるのです。
ちょうど一年前の今頃を思い出しました。
いつも地図とにらめっこしながら、コロンボを歩いていた覚えがあります。
スリランカ人との会話にドキドキしながら、見るものすべてが新鮮でした。
最近は地図を持ち歩かなくなり、写真もあまりとらなくなってしまいました。
新鮮味がかけてきてるんですね。よくないことです。
そんなことじゃブログネタも干からびてきますね。
そんなホステルで、普段は話せない日本語を隊員と話したり、好きな本を読みながら癒しの時間を送っています。
写真はホステル前の通り。
海がすぐ近くで素敵な道です。