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COMBAT PHOTOGRAPHER

まだまだ銀塩写真機に使い続けるブログ

ドイツ空軍 昼間戦闘機章

2008年01月06日 21時38分14秒 | ミリタリー
今日は久しぶりにミリタリーイベントへ行ってきました。
じっくり悩んだ末、一点入手しました。



WW2ドイツ空軍の昼間戦闘機章です。
折角なので布製フリーガーヤッケや制帽と記念撮影。



単独アップで撮影。
この徽章は出撃回数に応じて金・銀・銅の3等級ありました。
こちらは銀賞で、60回の出撃で受賞されました。
100回の出撃で金賞を受賞されましたが、200回以上の出撃からは100単位(200→300)のプレートを徽章に吊り下げるようになります。
この徽章は材質は亜鉛製の為、少し白く粉噴いています。



背面の写真です。
中央の円内が窪んでいるのが分かるかと思います。
かなりしっかりとした作りをしています。



中央部のアローの図案は別パーツで、亜鉛の台座に嵌め込んでいます。
左翼が少し浮き上がっていますが、しっかりと固定されているのでがたつき等はありません。



モールドも、もっさり感は無いです。

ゾナー修理完了

2007年05月28日 15時03分24秒 | ミリタリー
【山崎光学写真レンズ研究所】さんに研磨を依頼していた、ROBOT ROYAL用のZEISS ゾナー50mmF2レンズの修理が完了したとの事でしたので、引き取りに行ってきました。

前玉の無数の拭き傷が無くなって、別物のように綺麗になっていました。
後日、試し撮りをしてみようと思います。
引き取りに行った際に、以前からちょっと気になっていたレンズの診断をお願いしてみました。
それは、コンタックス用のビオゴン35mmF2.8と、ライカLマウントのズマール50mmF2です。

ビオゴン35mmF2.8は戦前型で大きく飛び出した後玉の中央部分が白く曇っています。
恐らく、擦れた傷ではないかと思われます。
何度も使用実績のあるレンズですが、一度も撮影に影響は出ていません。

ズマール50mmF2は前玉に拭き傷が無数にあります。
こちらも使用実績のあるレンズですが、若干フレアを拾います。

山崎さんに見て頂いたところ、ビオゴン35mmF2.8は問題無し、そのままお使い下さいとの事。
ご好意でクリーニングをして頂いたところ、白く曇った部分は無くなってしまいました。
傷が薄くなったか、あるいはカビのようなものだったのかもしれません。

ズマール50mmF2の方もご好意でクリーニングをして頂いたところ、だいぶ綺麗になったとの事でした。
ただし、将来的には修理したほうが良いとの事でした。
いずれ機会があれば、またお願いしようと思います。

今回の入手品

2006年08月16日 21時47分13秒 | ミリタリー
今回のブラックホールで入手した品を軽くご紹介致します。



ドイツの対空監視員のバッジです。
中央の3発の航空機のシルエットを配したデザインで、下部にはハーケンクロイツが描かれています。
このバッジは女性隊員だけではなくて男性隊員も着用しているのですが、女性隊員のイメージが強いアイテムとなっています。



バッジの裏面です。
NSDAPの党員バッジと同じ作りをしています。
「GES.GESCH」と書かれています。



こちらは「Aerial Gunner」の記章ですが、モール刺繍で作られています。
丁寧にしっかりと刺繍されています。

エアリフト

2006年07月27日 14時59分10秒 | ミリタリー
まさかベルリン空輸の映画が存在するとは・・・。

暇つぶしにさくらやのDVDソフトコーナーを歩いていたところ、9月にリリース予定のソフトで【エアリフト】という映画がありました。
ベルリン空輸こと、【ルフトブリュッケ作戦】を描いた作品との事です。

ちょっと期待していたりします、この作品。

チェコ義勇飛行中隊(第310飛行中隊)記念バッジ

2006年06月25日 22時52分52秒 | ミリタリー
今日はチェコ義勇飛行中隊(第310飛行中隊)の記念バッジをご紹介します。
第310飛行中隊はハリケーン装備の中隊で、ロンドン近郊のダックスフォード基地を拠点にしていました。
バトル・オブ・ブリテンに参加して死傷した亡命チェコ人のパイロットは86名(戦死は8名)と言われています。



こちらがチェコ義勇飛行中隊(第310中隊)の記念バッジです。
残念ながら、このバッジが作られた年代については分かりませんでした。
上蓋裏面に書かれている文字は英語では無いようです。
チェコ語でしょうか?私には読めません・・・。



バッジ裏面です。
スクリューバック式の金具で留めるようになっているようです。



メダル面を拡大。
英国のキングスクラウンに中央にライオンを配しています。
メダル本体には【(CZECHOSLOVAK)SQUADRON 310】【ROYAL AIR FORCE】【WE FIGHT TO REBUILD】の文字がそれぞれ書かれています。

手帳発見

2006年06月13日 14時51分16秒 | ミリタリー
先日の掃除で懐かしい物が多数出てきた話をしましたが、大切な物も出てきました。
それは、一冊の手帳なのですが、調べた事を忘れないように書きとめていた物なのです。
以前書いたビアカンの記事で掲載した南ベトナムの部隊名が分からないと書きましたが、手帳に記入されていましたので記事を修正しておきました。
(部隊名は81th Group Strike Companyでした。)

その他にも必要事項のみ断片的にメモされているので、メモした時の事を思い起こしながらでないと、何を書いているのか分からないのですが、興味深い物をピックアップしてみたいと思います。

南ベトナム軍が部隊章などにトラを多用する理由
・適用力(ジャングルに)ある。
・力強い
・賢い

南ベトナム軍の連隊・大隊番号の表記
 大隊/連隊

ヘリンボン・ツイル(杉綾織)の語源
 鰊の骨状の模様だから

以下、断片的すぎて、解読困難(原文ママ)

1945~57 勲章・バッヂ廃止
57 修正した 鷲・スワチカ・党
ポケット付ける リボンになる
幅40mm 騎士鉄 柏
ボタンホール→廃止→リボン
戦時の勲章は無い
二次戦以降

記憶ですと、二次戦以降の西ドイツでの徽章類の扱いについて書かれた洋書から必要事項のみを書き出した物だったと思います。

記憶のみで解読しますと・・・。

1945年から1957年までの間、西ドイツでは勲章・バッヂ類は着用を禁止されていたが、1957年に一部デザインを修正した徽章類の着用が認められた。
その際に一部の鷲とスワチカは党(NADAP)を表す物としてデザインから廃止され、他のデザイン(オークリーフ等)に置き換えられた。
(この辺りは以前書いた一級鉄十字章の記事で紹介している戦後の一級鉄十字章を参照して下さい。)
これらの徽章類の着用位置は大戦時の徽章と同じくボケットに付けられたが、後にリボンバー(略綬)形状に改められる。
リボン幅は40mmですが、騎士鉄十字章のリボンはそれよりも幅が広かった。
ボタンホールより通すリボンは廃止される。
尚、1957年以降は戦時に授与される勲章は制定されなかった。
これらの徽章は戦中までに授与された者が戦後に着用出来なくなった徽章を代わりに着用する為の物である。

多分、こんな感じだと思いますが、あくまでも記憶を頼りにしているので当てにはしないで下さい。(ちょっとした読み物程度として頂けると有り難いです。)

THE AFRICA STAR

2006年05月08日 01時47分06秒 | ミリタリー
今日は英軍のアフリカスター徽章をご紹介します。
例によって、まずは写真をご覧下さい。



こちらが第2次大戦時の北アフリカキャンペーンに従軍した英軍(及び一部米軍)将兵の為に制定された「THE AFRICA STAR」徽章です。
このアフリカスターは8つあるキャンペーンメダルのうちの1つで、1940年6月10日から1943年5月12日の間に北アフリカまたはマルタ近海で従軍した将兵などに授与されました。



リボンは淡い黄色が基調になっていますが、これは砂漠を表しているとの事です。
中央に太い赤線が、左側には細い濃紺線、右側には細い水色線を配していますが、それぞれ陸軍、海軍、空軍を表しているそうです。



メダルには「THE AFRICA STAR」と書かれています。
中央の「GRJ VI」はキングジョージ6世の事です。

お出かけ & 本日の入手品

2006年04月18日 23時30分17秒 | ミリタリー
今日はレコレクショヌールさんに行ってきました。
ドイツ出張から帰ったばかりなのにお伺いして申し訳ありませんでしたが、楽しんでまいりました。
本日も興味深い物を見つけてきましたのでご紹介致します。



こちらはフィンランド軍の将校用の帽章です。
以前入手したフィンランド軍の将校用の略帽に付いている帽章よりも丁寧で古めの作りをしています。
七宝の赤色も暗めで、ライオンの造形もシャープです。



裏面の写真です。
表面の凹凸が裏面にも出ています。
元々凹凸を作ってからその上に七宝を張っている事が分かります。
割りピンは太めでしっかりとした作りをしています。



こちらはフィンランド軍の「第1次ソ・芬戦争」の従軍章です。
黒地に赤い2本線のリボンにメダルが付けられています。
メダル本体は艶のある黒っぽい色で、軽い素材で作られていますが強度はそこそこあります。



メダル本体表面の拡大です。
中央に小銃を構えた兵士の横顔が描かれており、その周りを盾に描かれた紋章のようなものが描かれています。
上部には十字の模様と王冠、マンネルヘイム十字章にも描かれている剣を持ち、振り上げた2本の腕を配しています。
下部には第1次ソ・芬戦争が勃発した「1939」から「1940」の年号が記されています。



裏面です。
ご覧のとおり「KUNNIA」「ISA¨NMAA」と書かれています。



こちらが以前ご紹介したソ連海軍の技能章です。
以前ご紹介したとおりなのですが、再掲しますと・・・。
「金属製でスクリュバックのバッチでした。
デザインは軍艦を側面から見た形で、中央部に赤星が配してありました。
興味深いのが、裏のスクリューバックの止め具にロシア語で【レニングラード造幣局】という刻印がされていました。」



裏面の写真です。
ご覧の通り、ソ連軍によくある服に穴を開けて留めるスクリューバック式です。



スクリューバックに留め具です。
見えにくいですが、前掲のとおり「レニングラード造幣局」と書かれています。

人道的行動章

2006年04月16日 21時40分09秒 | ミリタリー
今日は米軍の「人道的行動章」をご紹介します。
まずは「人道的行動章」について軽くご紹介致します。
「人道的行動章」はベルリン空輸に参加した空軍パイロット等の将兵に授与されたメダルで、1949年に制定されました。



こちらが「人道的行動章」の略綬です。
結構古い物だそうです。
表面には防水用にビニールが貼られています。



こちらが本章です。
略綬と同配色のリボンに同色のメダルが付きます。
メダル本体の拡大写真は後ほど・・・。



略綬と本章で色合いが違いますが、経年によるものと思われます。
略綬のテカりは防水ビニールの為です。



本章メダルの拡大写真です。
4発の航空機が描かれています。
下部中央には王冠とライオンが描かれた盾も見えます。



本章メダルの裏面の拡大写真です。
メダルに書かれた文字は下記のとおり。
「FOR HUMANE ACTION」
「TO SUPPLY NECESSITIES OF LIFE TO THE PEOPLE OF BERLIN GERMANY」

英軍戦車兵用帽章

2006年04月13日 22時37分52秒 | ミリタリー
今日はWW2時の英軍戦車兵用の帽章をご紹介します。
まずは写真をご覧下さい。



戦車兵の黒ベレーに付けられている写真をご覧になった方もおられると思いますが、こちらがWW2時の英軍戦車兵用(RTR ロイヤル・タンク。レジメント)の帽章です。
銀色の金属製で軽量ですが硬くしっかりとした作りをしています。
複製はぐにゃぐにゃと柔らかい金属を使っている事が多いので目安くらいにはなります。
デザインはキングス・クラウンに側面を向けた菱型戦車、「FEAR NAUGHT」と書かれたリボンが描かれています。
尚、これとは別に師団ごと(近衛戦車師団等)の部隊章も存在したりします。



こちらはおまけです。
「TANK CORPS」の帽章です。
バーナード・モントゴメリー将軍のベレーに付けられている帽章はこの「TANK CORPS」の帽章と元帥の帽章の2つです。